梅雨時と台風時は金曜日の天気が気になります真顔
平日の出勤時の天気よりも気になりますうーん
何故なら、金曜日が傘だと捕獲出来なくなるからゲラゲラ

16日(金)は予報よりも回復し、なかなか良い感じ。
と言っても仕事があるので主に金曜夜中から土曜朝の捕獲です。

以前、三桁の数をTNRや保護した団地の方から”妊娠中の猫が居る”とTPさんに連絡があったそうです。
最近、現れたとの事ですが、出来れば妊娠する前に連絡を。
または妊娠中なら一日でも早く自分達でTNRして頂けたらな…と思います。
捕獲器の貸し出しのご相談には乗ります。

餌遣りさんと朝、待ち合わせしたとTPさんですが、前日のうちに捕獲。
お腹パンパンのサビちゃん。
なかなか入らなくてドロップトラップ必要かとも話が出たのですが、無事捕獲。

 

   

♀ 風邪でコンベニア 堕胎

 

このサビちゃん、車で搬送中、後部座席からブスゥ~ブスブスゥ~タラー という鼻の音。
可哀想にね。

真夜中過ぎに、少し前から相談を受けている所へ行くもののターゲット現れず。
明るくなってから、先週の続きの場所へ。
待ち合わせ(はしていないけど)時間は4時半ゲラゲラ
早朝、猫を捕獲するアラフィフおばさん二人笑い泣き
因みにアラフィフ(よりちょい上)おじさんの世界のあっちゃんは前日、トライしていたけど成果無し。
早朝から外出予定との事で、寝坊しなかったですかねぇ…。(特に心配していないけどね笑い泣き

既に到着して先日の茶トラ子猫の兄弟黒猫を探すTPさん
でも、見付からないそう。
餌遣りの話の最後に見た日から考えると、もう生きていないだろうなと判断。
母猫は今日、捕獲しようという事に。

その他にも恐らく妊娠中の茶トラと皆の?お父さんだとの噂の茶トラ。

↑この2匹ですね。
TPさんが入らない、首伸ばして(踏まない)、誤作動、入った と逐一LINEしてくる間、私はと言うと…
その300m手前程で、先週見掛けた茶白がまた居たので捕獲しようとセッティング。
ところが、先週は1匹だったのが似たようなのが2匹。
どうも、道路脇に座って餌待ち中の様子。

捕獲器を置くと、逃げるけど遠くへは行かない。
人から餌を貰う事に慣れているよね、これ。


最初に居た方とは別の茶白が早々に入ってくれました。
その後、もう1匹が戻って来なくなったので、ではTPさんの元へ…と思ったら、また別の雉白が現れる。
此方、置いて2分で捕獲グッ
どう見ても♂だなぁ…この2匹を連れて向かう。

餌遣りさんから”大ちゃん”と呼ばれているアメショチックな茶トラの♂
確かに捕獲器に入らない。
だけど、傍まで寄ってくる。
そして、何と言っても面倒なのが、既に手術済の慣れたちびっこ達(去年生まれ)。

どれだけ慣れているのかというと、こんな具合ぼけー
確かにこんなだと、餌やりさんが里親さん探してあげたいというのは分かる。
でも、保護する場所がもう無いんだよ…。

時間ばかり経過するので、もうドロップトラップにしようとなりTPさんが取りに帰ってくれました。

その間、私はひたすらターゲットの大ちゃんが何処かに行かないよう、引き付けておく。
(まぁ、色々と捕獲器を工夫してトライしましたが、やはり入らず。)

最終的には二人がかりでドロップトラップにて捕獲。

そして、木曜保護のジェリー君(茶トラ子猫)の母猫が1匹でずっと日向ぼっこをしていたので、黒子猫は居ないと判断。
捕獲しました。

総勢6匹を連れて越谷へ。

  
♀BCS2 堕胎       ♀右目白濁 ジェリー君母   ♂


♂ 
大ちゃん、歩き方がヨロヨロするっていうので、手術時に診てもらいました。
左股関節がズレている、恐らく以前、骨折しているのでしょうとの話。
田舎道だけれど、妙な”猫””ネコ”看板を設置するくらい、よく轢かれているそう。
細い一本道。
抜け道にする人も多く、すれ違わないうちに通り過ぎたい為、皆さん割と飛ばす。
(気持ちは解ります…)
”猫”に気を付けろ!と言うより、外に猫が居なければ…轢かれる事もないのですけどね。

そして、1匹。
私が最初に捕獲した茶白。
茶白なので♂かなと思っていたら♀で妊娠中。
しかも、運悪く横隔膜ヘルニアと診断され。

 

以前、横隔膜ヘルニアと診断された猫はそれ程、酷くないので整復せずにリターンとなりましたが、今回は整復手術が必要と。
先生から”痩せてるし、そんなに若くもないし堕胎だし、これ結構、大変。”と言われ。

私はそれよりも、え…となると、すぐリターンは出来ないって事よね。
って事が気になってアセアセ
1週間養生で良い?と思っていたら、

”2~3日は入院で様子見て、良かったら連れ帰ってもらって。”
”最低でも抜糸まで2週間くらいは養生してもらって。”
との話で、ギャーーーー何処で、何処で養生させられるのよーーーーアセアセ
と慌てて、世界のあっちゃんTPさんとのグループLINEに連絡。
有難い事に”●●さんち、OKだよ!”との返事を貰って、一安心ラブ

”何とか養生先、見付かりました~”と伝えるついでに手術中の茶白を見る。
何度か見ているのですが、横ヘルの手術…
”よくそんなに出した物(臓器)、上手く戻せますね…”って思います。

先生から”かなり、酷いですねぇ…ほら、肝臓がこんなに委縮しちゃって~。本来なら肝臓は~。”と説明されるのですが。
先生…私、猫の本来の肝臓なんて見た事ありませんからぼけー
(人間のも見た事ないです)

”ボクの命、削ってますよ~”
なんて先生が言うくらい、普段の手術に比べて結構な長さ(1時間半くらいでしたか。録画されていて、その録画時間が1時間半近かったかと)。
無事に終わりましたって事で、入院用ケージに移動。
治療と養生先の事を考えて、ウィルス検査に検便、爪切りも。
状態悪いのでワクチンは見送りぐすん


名前が無いとお世話しにくいという事で、スタッフの方が”八千代ちゃん”と名付けてくれました。
抜管して、もぞもぞと動いていました。
手術の終わりかけは”イイ感じ”と言われていました。
2~3日後に迎えに来るのはヨノさんが大変だろうから、来週の土曜に退院で~
って事は私、来週もTNRしなきゃなんですか笑い泣き
なんて軽口叩いて、病院を後にしました。

翌朝、6時半過ぎに気付いたら病院から着信履歴あり。
あ、これは良くない知らせだろうな…と。
状態急変したとか、もう厳しいって事かなと折り返し、留守電だったのでまた連絡を待つ。

八千代ちゃん、亡くなりました。
そんなに若くはなかった事、思った以上に横ヘルの症状が酷かった事、そして堕胎だった事。
悪条件が重なった…としか言えないのかな。

いつお迎えに来れますか?清算もあるんで…って言葉で我に返る。
飼い猫の通院もあるので、早くても午後になると伝え。
そこから、他の5匹のリターンと、捕獲器5台洗浄と片付け。
飼い猫の通院。
12時過ぎに出発して昨日と同じ道を越谷へ。

成猫なのに2.7㎏しかない八千代ちゃん。
タオルに包まれ、上にちょびっとお花を飾られて。
昨日は生きていたのにねぇ…。
病院の募金をかなり使って下さったので、皆さんへのお礼の一言をお願いしますと言われ。
お礼…お礼の一言。
有難いんです、本当に有難いのだけど…助からなかったという現実があって。
先生も八千代ちゃんも頑張ってくれたし、募金して下さった方々へも感謝しているんだけど。
何て書けば良いのか…言葉が見つからない。

悩んでいたら、八千代ちゃんの身体の上をノミがモゾモゾモゾ…
嗚呼、本当に死んじゃったんだなぁ…と実感。
前も見たよな…これ…
死んでしまって、体温が下がった為離れて来るノミ。
ノミにも見捨てられたか…なんて、卑屈になっちゃうんだよねぇ…。

死なせようとなんて誰も思っていない。
でも私に見つからずに、捕獲されなかったら少なくとも今は生きていただろうなぁ。
だけど先生たちが言ったように”これだけ(横ヘルが)酷かったら、ずっと苦しかったと思います。”とか”出産時に死んだかもしれない。”とかも一理ある。
もしかしたら産んでも育てられなかったかも。
タラレバを言いだしたら切りがない。
だけど考えてしまう。

妊娠する前に不妊手術と横ヘルの手術だけだったら、死なずに済んだのでは?
今、手術しないで、保護して産ませてから不妊と横ヘルの手術をしていたら?
私達みたいにTNRメインではなく、保護メインの人に保護されていたら?
今も生きていたのではないかなぁ…

八千代ちゃんも同じ場所でリターンした雉白も術後の吐き戻しで、カラフルなドライフードを大量に吐いた。
私が捕獲時に使った餌とは別。
という事は、誰かが餌やりをしているって事。
餌遣りしていた人が、もっと早く手術してくれていたら…

因みに猫の横隔膜ヘルニアは殆どが後天的な物との事です。
恐らく、交通事故によるものではないですかねって。
先天性の物だったら、ここまで成長出来ていないと思いますと先生。
交通事故と言えば、ほぼ同じ場所に居る茶トラ大ちゃんも、多分、事故での股関節骨折疑い。

車を運転する人に猫に注意しろ!よりも注意しなきゃいけない猫が外に居なくなる日が来て欲しいね。

生きている時の八千代ちゃんです。



ごめんね。




 

    

元々は此方で預かりだったマルガリータ。

トライアル決定おめでとう!

有難うございます。


そして此方のおこわの為に、有難うございます。


追って、私どもでも募金お願いの記事、アップ致します。


6月第一週目の金~土は大雨傘
搬送を頼まれていた保護済の母猫2匹の不妊手術予定でしたが、一週間待って頂く事に。
何やら、某病院も水がついて大変だったようですので、行かなくて正解二重丸

土曜の午後には雨も上がっていたので、数年前に何10頭かのTNRとちょっとの保護をした場所へ。
終わったつもりでも、新入りが居たりしますから。
定期的に見ておかないとね。
餌やりと出くわしたので、増えていないかと聞くと、ここは増えてはいないけど、知り合いのところで~と。

その”知り合いのところ”ってのが、何年か前に夜中に車で通ったら、この看板が出て来て急ハンドル切りそうになった場所近辺。

  

”猫”って漢字、微妙に間違ってる…ウシシ
というのは良いのですが、知る人ぞ知る場所なんです。
全く違う場所で、この看板を話題にされた事があります。
”アレは何なのですか?猫を売っているって看板??
”猫を探している?猫が出て来るっていう意味??
恐らく、猫が多く居て出て来るから、轢かないようにという意味なのでしょうね。
でも、いきなり暗闇でこれが光ると、逆に私はビビッて事故りそうになりましたよアセアセ

そのお知り合いの方の場所をきちんと聞いた訳ではなかったのですが、見える範囲に餌入れが点在。
すぐに此処だなと判明グッ
人影が見えたので、声を掛ける。

狭い地域なので、トラブル防止の為に詳細は書きません。
まぁ、よくある田舎の話。
問題の餌やりが居て猫が増えた。
声を掛けた方々も、問題に思って、世話をしながらも捕まえられる猫は不妊去勢や、具合の悪い猫は病院へ。
自宅にも数匹連れ帰って、飼っている。
だけど捕まらない(捕まえられる猫は手術した)。
人に慣れているのも居るので、出来れば、譲渡会などで里親探しをしたい(して欲しい)。
既に生まれてしまっている子猫も居る。

という事で、早速、翌週である10日の早朝、捕獲して参りました。
此方で5匹。

    
♀BCS2 血尿        ♀BCS2 抜歯6~7本     ♀BCS2(写真撮り忘れ…)

  
♂BCS2           ♂BCS2

此方の皆さん揃って、BCS2で輸液。
コンベニアが必要なかったのは茶トラくんだけ。
餌を貰えていても、十分ではなかったり。
寄生虫や風邪で、野良猫って思ったより痩せている場合が多いです。
餌遣りさんに、状態を話したところ”状態悪いとか痩せていると言われても、野良猫ってこんなもんでしょ。”と。
う~ん…そう言われてしまうと、そうなのかもだけど。
やはり、猫は完全室内飼いの”ねこはうち”に限りますよね。

抜歯6~7本さんは、確かに口が痛そうだったとの事タラー

根元がボロボロの歯。

この日、ターゲットの一匹であった妊娠中であろう茶トラと、殆どの子猫の父さんだという茶トラくんは見掛けずで…

  
この2匹です。

次回、持ち越し~

この5頭以外にも前日から世界のあっちゃんTPさんと捕獲器を貸していた餌やりさんとで、市内で更に5匹の捕獲。

    

♂BCS2           ♂BCS2            ♂BCS2 抜歯3本

  
♂              ♂BCS2

此方も痩せ過ぎではないのはオッドアイの白猫くんのみ。
抜歯3本の雉虎くん、かなり口が痛かったと思われます。
ガタイが良いのに、3.75㎏しかなくてぼけー

そして、翌日曜日のリターン時。
私と世界のあっちゃんとで行ったのですが…この時期のリターンあるある。

  
猫を返しに行って、猫を連れて帰る!
最初の写真1枚目の鼻ブチ三毛が母猫だろうとの事でした。
母猫、血尿が酷くて風邪もひいていてコンベニアしかやってやれずごめん。

で、他にも子猫を連れている母猫が居るそうで。
そっちの母猫もTNRと思っていたのですが、子育て中だからまだやめて欲しいと言われるタラー
まぁ、まだ小さいなら…と。
でも出来る事なら、その小さい子猫を早めに保護してそして母猫の手術をしたいなぁ…と思っていたら。

6/15(木)にTPさんに連絡が入り、子猫1匹を捕まえたので、保護して欲しい。
費用はお支払いしますとの事。
ちょうど、飼い猫の具合が悪く、早退して通院から戻ってきたところの私。
迎えに行くよ~と。
事前にいつものスーパーベテランボラさんに預かりOKを貰っていました。


こんなちっちゃい(300g)の茶トラくん。
既に風邪で目が土偶状態ぐすん
運んでいる最中も鼻がブブブブブ…ズズズズズ…と音を立てている。
母猫はやっぱり、風邪で片目が濁ってしまっている三毛猫。
触ると親と一緒に居た割には身体も冷たいので、6月だけど、キャリーの下にカイロ
暫くすると、温まったのかモゾモゾと動き出したので一安心。
”このコにミルクでも買ってやって”と頂いたお金はそのままスーパーベテランボラさんに。
もう1匹、黒い兄弟が居るとの事。

引き続き探しておくと餌やりさん。
残念ながら、今日現在、見付かったとは聞きません。
餌遣りさんも”前回、来て貰った時に子猫探して渡せば良かった…”って。

”小さいうちに母猫から引き離すな、母猫による子育ても大事”ってのも解ります。
でも、外に居る限り、いつ亡くなるか分からないのが野良猫です。
それは母猫であっても子猫であっても。
性別も年齢も関係なく、外に居る限り、数分後には死んでいても全く不思議ではない…それが野良猫、外に存在するって事。

そういう外に暮らさざるを得ない猫を1匹でも減らしたいんですよね。

茶トラくん、仮名が”ジェリーくん”になったそうです。
鼻が利かないようで、自分から食べないらしく抵抗するのでミルクに。
折角、兄弟も見つかったらどうぞと言われていたのに…兄弟の分も頑張れ!



    
 

先週は大雨でTNRをお休みしましたので、これは良い機会とばかりに久々に保護している猫たちの事を。

3月中旬にいつもお世話になっているベテランスーパーボラさんの元に入った相談案件のお手伝いでやって来た長毛種たち。
子猫と言っても既に生後半年だという(それも本来は大型になる種)のに1キロ後半台。
どれも酷い毛玉と風邪と痩せ過ぎぼけー
成猫たちも、毛玉のオバケおばけだったり、鼻水、涙目、下痢とまぁ。
でも、今までの環境が悪かっただけ。
手をかければすぐに里親募集が出来るだろうと思っていました。
だって、野良猫と違って、ノミもマダニも回虫も(マンソンも)居ないチョキ
FIVもFeLVも一匹も出てこないグッ

私(達)は甘かったですえーん

いつまで経っても増えない体重ブー
そりゃそうだ、下痢・軟便が良くならない。
だけど何度検便をしても、何も出ない。
消化器系の療法食は何種類も試し、腸内環境を整える為のサプリも使用。

ちょっと良くなったかと思うと、また下痢・軟便。
長毛なので毛にうんちがつくと大変ガーン

暫くすると、同じ現場から他のボランティアさんの所へ行った猫たちから、

ジアルジアが出たー

トリコモナスが出たー
カンピロバクターが出たー

との話が幾つも出て来て、これは此方の猫たちもそうなんじゃ!
と簡易検査キットだけでは信用ならず。
高額になるけれど、下痢パネル検査(PCR)をお願いすると、マルガリータからジアルジア魂
簡易検査キットでジアルジア調べて陰性だったのに~アセアセ
そして、腸コロナも陽性タラー

4匹達もおもち君がカンピロバクター。
あとの3匹おかゆちゃん、おこめ君、おこわ君はトリコモナス陽性、腸コロナも陽性タラー
別の預かりさん宅に居る成猫のふわり君もずっと、軟便が治らないとの話。

トリコモナスに良く効く薬薬ってのが、海外から輸入しないと入手出来ないとやらで。
実際、3匹達は日本でも流通している薬では下痢が治らず。
別の病院でその輸入品の薬を用意して頂き、投薬開始!
薬が効いたのか3匹中おかゆちゃんとおこめ君は便が固まってきたラブ
ところが、おこわ君だけがどうも調子上がらず。
それどころか、ふらつきがある、食欲がないとの話。


薬の副作用の所為かねぇ…となり、投薬後1週間で様子を話、残り更に1週間のお薬を貰うって時におこわ君だけ受診。
そこで、門脈シャントの疑いも…と。
更なる詳しい検査の予約をし、その日は絶食で病院預かりで~となっていたら症状悪化。
即入院となり、ICUへぐすん

診察や検査やらで、疑われるのは門脈シャントかFIP。
チェック項目を潰していくと、FIPドライでほぼ間違いないだろうという事に。
腸コロナも陽性ですしね…。

さぁ、ここからどうする。

FIPと言えば、昔は治らない病気と言われました。
近年では日本未承認の薬と言うかサプリと言うか…アレとかソレで100万超えの治療で寛解を目指す方が増えましたね。
たまたま、市内で別のボラさんが昨年保護した猫がFIPと分かり、モルヌピラビルで治療を始め快方に向かっていると聞いたところでした。
人間のコロナ治療にも使われるモルヌピラビル。
その薬だとかなり費用を押さえられるそう。

幸い、おこわ君が入院した先の病院でも同じようにモルヌピラビルを使用しての治療が出来る(勧められました)。
でも…費用はどうする?
出せない訳ではない。
皆様からの昔からのご支援金はまだ残っている。
だけど、このお金は本来、飼い主の居ない外で暮らす猫の為のものではなかったっけ?
TNRで関わった猫達、中には保護になるケースもあり、その保護猫達には使ってきました。
でも、今回の長毛たちは野良猫ではありません。
酷い環境に居ましたが、飼い猫でした。
その元飼い主が一銭も払わない猫達に、外で暮らす猫達を思って頂いたご寄付から何十万も使って良いの??
既に、この長毛たちを預かる前は95万くらいあった残高、今日現在で58万程ぐすん
預かって下さっている方の一人は、その方の元でかかった医療費を一銭も請求せずにいてくれています。
成猫数匹が譲渡され、医療費の一部やご寄付も頂きました。
それでもざっと計算すると、この長毛たちに488,333円かかってますアセアセ
今までこんなにかかった野良の保護猫は居ないです。
正直言って、野良猫の方が健康!(かも)と思えるくらいです。


かかった費用全てを里親募集時に請求できるわけでもない。
おこわ君、1匹にかかる費用で野良猫何匹、手術出来る?
それに治療したからと言って、必ずしも良くなるとは限らない。
良くなったとしても、里親希望の方が現れるとも限らない。
後遺症が残る可能性も示唆されています。
緩和ケアで看取りも有りなんじゃ…

でもね、緊急入院してICUに入れてもらい、治療を開始したら1日でかなり状態持ち上がったそうなのです。
目にも力が戻ってきたって。
足に管つけていても、自分からエリカラを物ともせずゴハン食べてるって。

↑入院中のおこわ君

先生に目安として幾らくらいかかるのかをお聞きしました。
概算で、治療が効果出たとして25万くらいとの事。
その金額プラス5万くらいをおこわ君に掛けられる上限にしようと3ババ(モカさんTPさん、ヨノ2)で決めました。
先生には此方の事情をお話し、無制限に費用をかけてやる事が出来ないとお伝えしました。
削れるところは削って(決して値切るのではないですよ)治療を続ける事にしました。


↑診療明細の一部です。(詳細金額は病院に何かご迷惑をお掛けすると困るので伏せます)

幸い、今は退院してきてモカさん宅で投薬治療と通院を続けています。
元気はあるようですが、やはり軟便も続いています。
実はおこわ君、里親希望のお話がありました。
一昨年、私達の元から野良猫出身の子猫(と言っても結構、大きかったけどw)を迎えて下さったご家族。
2匹目をとの事で、4匹の長毛たちからおこわ君を希望して下さいました。
が、とてもじゃないけど、この状態のコをお願いは出来ないので、事情をお話し、お断りしました。

ところが…代わりにというか、おかゆちゃんをと仰って頂きラブ
おかゆちゃん、昨晩からトライアル中ですっ!

↑おかゆちゃん

おかゆちゃんもトリコモナスは落ちたけれど、やっぱりお腹が緩くなったり何かと手がかかると思います。
里親希望者さん、どうか無理せず。
それでも上手く行ってくれると嬉しいなぁ…。

おもち君はトライアル予定が入っています。
おこわ君は治療中。
近いうちにおこめ君の募集をかけたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたしますラブ

 
↑おこめ君です。ボール遊びが大好きだそうです。やっと3㎏超えました!
まだ、未掲載ですが、ご興味のある方はコメント下さると有難いです。


↑ちょっと前のおこめ君
ん??似合わないベッドの中に居るのは???


カンパチ君(おっさん)も里親募集中!!
子猫達の面倒もみてくれる(一緒になって遊んでいるだけかも)素敵なオジサマです。
お忘れなくーーーー



 

前回のTNRから少し間が空いてしまいました。
サボっていた訳ではなく、天候やら私の家の事情やらで最終週にまで持ち越しに。
その間、TNRはしていなくても、下見だったり子猫捜索はしていまして。
あと、私は出向いていませんが、世界のあっちゃんTPさんとは夜中に子猫保護のSOSを受けていたり。
(因みに夜遅いので、ヨノ2は寝ているだろうと遠慮して連絡を控えたそうですが、家で独り吞み生ビール日本酒カクテルして起きていましたゲラゲラ


♂ 夜中に大きな道路の側道の側溝?にて鳴いていたとの事。
お顔にニンニクが有る(チ●▲が有る!と言ったのは私です…ウシシ)黒白くん。
保護された直後はフーシャーで威嚇していたそうですが、翌日の病院ではゴロゴロ言っていたとの話。
ウィルス検査も陰性だったそうです。

5/26(金)は家の用事で早退。
用事を済ませて、数年前にTNRと保護のお手伝いをした市内の某所へ。
新たに1匹、未去勢の猫が現れたのでTNRをとのご相談を受けていました。
当時、何匹も居た猫は今は2匹のみらしく。
そこに新顔が出てきたというのです。
折角、減らしていってるところにまた増やす訳にはいかないです。

喜んで~とお邪魔したものの、ターゲットは居なくて(居ると聞いてすぐ駆け付けたのですけど)。
その後、捕獲器を設置して相談者さんにお任せしてきたのですが、手術済が入ってしまったり、捕獲器の横で入りたそうにしているとかで…。
結局、真夜中に撤収してきました。

結局、前日から世界のあっちゃんTPさんとで捕獲に行っていた某所で6匹捕獲。
    
♀              ♀BCS2            ♀BCS1.5

この3匹は全て産後1か月ぼけー
痩せ過ぎの2匹は輸液200ml。

   
♂             ♂5㎏超え          ♂BCS2

5㎏超え君は首下に怪我と風邪っ引きなのでコンベニア注射。
BCS2君は輸液200ml。
いつものことながら、皆様のお蔭で不妊去勢以外の医療もお願い出来ています。
有難うございます。

この6匹、黒白君だけはほんのちょっと違う場所。
あとの5匹は同じ場所で捕獲されました。
それなのに、餌やりしている方は雉白君だけをそこの敷地でリターンするなと仰ったそうです。
この雉白君が、他の猫にあげている餌を取っていく。
この猫が来ると他の猫が逃げる。
それが理由だそうです。
でも言ってはなんですが…アナタが置く餌でこの雉白君も同じ場所で捕獲されたんですよ。
アナタが餌やりしている猫です。
TNRは捕獲した場所でリターンしなければなりません。
過去に私もリターンは他所でやって欲しいと言われた事が何度か。
その都度、
 

”TNRは捕獲した場所でリターンしないといけません。”
”他所でやると私が遺棄罪に問われ犯罪者になってしまいます。”
”犯罪者になりたくないので、他所で放せと言うなら、私は捕まえません=手術しません。”

 

と言ってきましたウシシ
渋々の方も居ましたけれど、まぁ了承してくれましたねぇ。
何で、他の人が増やした猫の事で私が罪に問われなきゃならないんだって話ですよ。
そこまでする義理はありませんからねー。
(”アナタも私に他所で放せと言ったのですから共犯で捕まるかもしれませんよ”くらい言っても良いのかもw)

土曜日、私が猫を運んで病院で手伝いをしている時にまた子猫が出たと連絡が。
世界のあっちゃんと別のボラさんとで、親子5匹を保護してくれました。
その際に聞いた話なのですが、餌やりはこの場所でTNRをしていた私達の事も知っている。
TPさんの連絡先も知っていて、子猫が生まれたら連絡して引き取ってもらおうと思っていたとかムキーッ
いや、ちょっと、せめて妊娠中と分かった時に言ってよね。
母猫も人馴れしているとの話。
その上、子猫達を保護したら”1匹だけ置いていって”と言ったそう。

は?何ですかそれ。
ふざけるなって話ですよ。
何の為に置いていかなきゃならないんですか?
アナタが餌をやって、癒しにしたいから?
病気になったら?怪我したら?そしたら私達に連絡しようと思っているんですか?
バカも休み休みに…じゃない、バカな発言は一言も言うなムキーッ

そして、同じ場所にもう一組親子猫が居るそうなのですが、こっちの親子については”見た事がない”と言うそう。
断定はしませんが、恐らく、この親子まで連れて行かれると、餌をやる対象が居なくなるから言わないのではないかとの事。

で、翌週早々、また別の場所でも親子で保護。
此方も親猫が人馴れしているそうで、そして餌やりは餌をやっている事は認めない。
親猫、飼いたいなら飼っても良いですよなんて言い方をするので、手術代など払ってくれますかと言ったら、

”だったら飼わなくて良いです”と言ったそう。
要はたかだか数千円を払いたくないんですよね。
そのくせ、飼っても(連れて行っても)良いですよって。
保護するには最低でも手術代、検便代、駆虫代、ワクチン代、ウィルス検査代がかかるんですよ。
それら無しに保護なんて出来ないの。

こんな人がいちいち”お猫様は此方です”なんて言ってるんですってー。
”お猫様”ですよ”お猫様”
控えめに言って…ふ・

運良く、この二組の親子を預かって里親さんまで繋げて下さるボラさんがいらっしゃいましたので、お猫様達ゲラゲラはお返ししません。
母猫2匹は次回のTNR時に保護猫として、不妊手術を済ませてきます。
既に駆虫やウィルス検査済です。

  
6匹中2匹が♀
1匹だけ置いていってと言われた場所にもし、♀を置いていったとしたら。
TNRも保護もほぼ意味がありません。

猫を愛でたいのなら、責任持って自宅で飼養し、自宅で幾らでも愛でて下さいな。