FCバルセロナvsスポルティング・ヒホン
リーガエスパニョーラ第22節、カンプノウで行われたFCバルセロナvsスポルティング・ヒホンの一戦。
前節、マルケス、ピケの退場とダニのイエロー累積によってDF陣が不安視されていたバルサでしたが、
蓋を開けてみれば以下の通り、そんなにヤバめのメンバーでもなかったので一安心・・・。
ダニはイエロー取り消しの上訴が認められたし、プジョルは鉄人だし(笑)
スポルティング戦のスタメン
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB マルティン・カセレス
CB カルレス・プジョル
RSB ダニ・アウベス
DMF セルジ・ブスケッツ
CMF チャビ・エルナンデス
CMF アンドレス・イニエスタ
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWG レオ・メッシ
ところで、ブスケッツ&今回出場できないピケがスペインA代表に選出されましたな。
正直、少しびっくりした!


さて試合ですが、試合前のスポルティング側のコメントでは、「今のバルサ相手に退いてしまっては必ず点を取られてしまう。彼らに勝つためには攻めることが重要だ。」と言っていたらしいですが、結局のところリップサービスだったのか、攻められなかっただけか分かりませんが終始バルサがボールをキープして試合を進めておりました。
前半15,6分でボールポゼッション率81%って…(笑)
バルサ最初のビッグチャンスは前半11分、イニエスタが右サイドのダニへすばらしいサイドチェンジのボールを入れると、それをダニがヘディングで折り返し、カセレスが浮かせたボールを中央のアンリがヘディングシュート!
残念ながらこれはGKラフエンテが懸命のセーブで弾き出しました。
その後の23分、スポルティングのCKを跳ね返したバルサは、カウンターアタックでイニエスタが自陣からドリブルで長い距離を駆け上がり、左サイドに開いたアンリへ。
そのアンリは左足のダイレクトパスで中央に折り返すと、そこに飛び込んだエトーがこれまたダイレクトで合わせて今季20ゴール目となるゴールをGET!!



因みにこの得点は、今シーズンの通算100号となるゴールだったそうです。
さらに中盤でのパスカットから右に展開したシーンでは、メッシが中央へボールを運びながらクロスに走り込んだエトーにスルーパスを通すと、ペナルティーエリア内でボールを受けたエトーがシュートと見せかけて切り替えし、相手のスライディングをかわすと、持ち直して振り抜いたシュートは、逆サイドのゴール左に突き刺さりました!!!
後半に入り、さすがに攻めに転じたスポルティングでしたが、バルサの前に仕掛けるパスワークに、すぐに自陣に押し返されてしまいます。
そして後半20分、相手陣内でパスをカットしたダニが前方のメッシに当て、それを再び走り込んで受けると、角度無い位置から豪快にゴール上に叩き込みました!!!
なんでそんな前にいるの?あんたサイドバックでしょうに…(笑)
観客は総立ちでダニを祝福。
ダニのはしゃぎようはすごかったっス。



しかし、後半22分、スポルティングの右からのフリーキックのこぼれ球をキケ・マテオがバルサゴールに押し込み、1点を返されてしまいました…。
最近無失点が無いのが気になりますね…。
ただ、あの時歓声がほとんど聞こえなかったのは、なんか悲しかったな(いろんな意味で…)。
最終的にまたしてもセットプレーからの失点があったものの、バルサが勝利をものにし、リーガ10連勝を達成しました。
カセレスも今日はいいプレイが多かったですねw
時節はベティス戦です。
ダービーを制し、勢いに乗っている相手だけに、気は抜けないです…。
どーでもいいけど明日、免許の更新に行こうと思ったら、土曜、休日、閉庁日ってどーゆーこと!?
いつになったら更新できるんじゃ!
ちょっとおもしろかったんで…

<おまけ>アンリさん、空手チョップ?
ではまた。
【FCバルセロナ3-1スポルティング・ヒホン】
1-0 エトー(23分)
2-0 エトー(40分)
3-0 アウベス(65分)
3-1 キケ・マテオ(67分)
★スポルティング・ヒホン戦後のグアルディオラのコメント

【優勝は堅い!?】
「まだ多くの試合が残されている。確かに、残り16試合を前に、我々が最も良い位置に就けているのは間違いない。しかし、まだまだ何が起こるか分からない。シーズン終盤、我々がリーガを落としているかもしれない」
【閃きを取り戻した】
「私はチームの戦いぶりに非常に満足している。特に、後半のチームの戦う姿勢は良かったと思っている。我々はゴールチャンスを何度も構築したし、逆に相手に殆どチャンスを与えなかった。今日の試合の印象としては、試合の主導権は終始我々の手にあった。それに、今日、チームは、ここ数試合で陰を潜めていたリズム、プレーの閃きを取り戻していた」
【賞賛】
「アンリは今日、彼の素質、これまで彼が成して来た経歴の全てをピッチ上で示してくれた。彼のプレーに臨む姿勢、チームの為の献身的な働きは輝きを放っていた。
アウベスは疲れを知らない男だ。彼は、ピッチ上はもちろん、ロッカールーム内でもチームに大きな影響をもたらしている。その1つが、情熱だ。
エトーは、そのゴールと、自己犠牲の精神によってチームに多くのものをもたらしてくれる選手だ。今のチームが好調である理由は様々だが、間違いなくその1つが彼だ。
カセレスは今日の満足の1つだ。彼には少し負い目を感じていたのだが、見事今日、期待に応えてくれた。今夜の彼のプレーぶり、戦う姿勢に対し、私は落ち着いて見る事が出来た」
【中盤の3人衆】
「今日は中盤にチャビ、イニエスタ、ブスケッツの3選手を並べた。彼らは非常に秀でたテクニックの持ち主で、ポジショニングも非常に優れている。ディフェンスラインからのボールを受け、組み立てて行く上で問題を抱えることのないよう、このメンバーにした」
【カウンターアタック】
「普段、我々はあまりカウンターアタックのチャンスを手にしない。しかし、我々はそれを実現する為に非常に優れたフォワードが揃っている。我々は後方でがっちり引いたディフェンス相手に攻めることも出来るし、カウンターアタックを仕掛けることも出来る。様々な攻撃パターンがあって良い」
【まだ多くの試合が残っている】
「レアル・マドリードが7連勝をしても我々になかなか追い付けず、落胆を誘っていると取るか、彼らは7連勝によって虎視眈々と我々に追い付く事を狙っていると取るかは自由だ。いずれにせよ、我々はこれまでと同様に戦い続けるだけだ。毎週、1試合ずつ消化している。しかし、まだ多くの試合が残っている」
★スポルティング・ヒホン戦後の選手達のコメント
【サムエル・エトー】

「これでまた1つの節を負え、そして勝ち点3を加えることが出来た。出来る限りこの勢いを続けて行きたいね。今僕らは自分達のプレーを楽しんでいる。このまま何処まで行けるか、楽しみだよ。重要なのは気を抜く事無く続けていくこと。もし僕らが集中力を落としたら、どんなチームも僕らに勝つ事が出来てしまうだろう。
3冠!?物理上は可能な立場にいるけど、僕らは目の前の一試合一試合を着実に見据えていかなければいけない。疲れ!?勝っている時は全く感じないね」
【ダニ・アウベス】
「勝ち点3を加えることが出来た事に満足しているよ。僕らは今の気持ちを保って戦い続けなければいけない。このチームにとっては勝ち点3以外は何の価値も見出さないからね。
僕のゴールは良かったね。蹴った瞬間、良い感触が得られたから、入ると思ったね。シュートのコースもGKが予期していなかった所に飛んで行ったんじゃないかな。今日、観客もチームと共に爆発していたね」
【アンドレス・イニエスタ】

「カウンターアタックのチャンスが来たら、それを活かさなきゃね。多くのチームはカンプノウに来ると、後方で守ってスペースを消してくる。なかなか攻撃のスペースを見出せない時は、敢えて相手を自陣に誘い込んでカウンターを仕掛けるというのも手かもね。
これでまた1つの節を乗り越えた。この調子で続けたいね。チームは1試合1試合を乗り越えることをモチベーションにしているんだ。僕の本来のポジションは中盤だ。ここの方がずっとやり易いよ」
【ビクトール・バルデス】
「勝ち続ける事は重要だ。レアル・マドリードもなかなかしくじらないからね。勝ち点差12を維持して行きたいね。とにかく、相手よりも何よりも、自分達がこのペースで戦い続けることが重要だ」
FCBarcerona HomePage より
前節、マルケス、ピケの退場とダニのイエロー累積によってDF陣が不安視されていたバルサでしたが、
蓋を開けてみれば以下の通り、そんなにヤバめのメンバーでもなかったので一安心・・・。
ダニはイエロー取り消しの上訴が認められたし、プジョルは鉄人だし(笑)
スポルティング戦のスタメン
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB マルティン・カセレス
CB カルレス・プジョル
RSB ダニ・アウベス
DMF セルジ・ブスケッツ
CMF チャビ・エルナンデス
CMF アンドレス・イニエスタ
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWG レオ・メッシ
ところで、ブスケッツ&今回出場できないピケがスペインA代表に選出されましたな。
正直、少しびっくりした!


さて試合ですが、試合前のスポルティング側のコメントでは、「今のバルサ相手に退いてしまっては必ず点を取られてしまう。彼らに勝つためには攻めることが重要だ。」と言っていたらしいですが、結局のところリップサービスだったのか、攻められなかっただけか分かりませんが終始バルサがボールをキープして試合を進めておりました。
前半15,6分でボールポゼッション率81%って…(笑)
バルサ最初のビッグチャンスは前半11分、イニエスタが右サイドのダニへすばらしいサイドチェンジのボールを入れると、それをダニがヘディングで折り返し、カセレスが浮かせたボールを中央のアンリがヘディングシュート!
残念ながらこれはGKラフエンテが懸命のセーブで弾き出しました。
その後の23分、スポルティングのCKを跳ね返したバルサは、カウンターアタックでイニエスタが自陣からドリブルで長い距離を駆け上がり、左サイドに開いたアンリへ。
そのアンリは左足のダイレクトパスで中央に折り返すと、そこに飛び込んだエトーがこれまたダイレクトで合わせて今季20ゴール目となるゴールをGET!!



因みにこの得点は、今シーズンの通算100号となるゴールだったそうです。
さらに中盤でのパスカットから右に展開したシーンでは、メッシが中央へボールを運びながらクロスに走り込んだエトーにスルーパスを通すと、ペナルティーエリア内でボールを受けたエトーがシュートと見せかけて切り替えし、相手のスライディングをかわすと、持ち直して振り抜いたシュートは、逆サイドのゴール左に突き刺さりました!!!
後半に入り、さすがに攻めに転じたスポルティングでしたが、バルサの前に仕掛けるパスワークに、すぐに自陣に押し返されてしまいます。
そして後半20分、相手陣内でパスをカットしたダニが前方のメッシに当て、それを再び走り込んで受けると、角度無い位置から豪快にゴール上に叩き込みました!!!
なんでそんな前にいるの?あんたサイドバックでしょうに…(笑)
観客は総立ちでダニを祝福。
ダニのはしゃぎようはすごかったっス。



しかし、後半22分、スポルティングの右からのフリーキックのこぼれ球をキケ・マテオがバルサゴールに押し込み、1点を返されてしまいました…。
最近無失点が無いのが気になりますね…。
ただ、あの時歓声がほとんど聞こえなかったのは、なんか悲しかったな(いろんな意味で…)。
最終的にまたしてもセットプレーからの失点があったものの、バルサが勝利をものにし、リーガ10連勝を達成しました。
カセレスも今日はいいプレイが多かったですねw
時節はベティス戦です。
ダービーを制し、勢いに乗っている相手だけに、気は抜けないです…。
どーでもいいけど明日、免許の更新に行こうと思ったら、土曜、休日、閉庁日ってどーゆーこと!?
いつになったら更新できるんじゃ!
ちょっとおもしろかったんで…

<おまけ>アンリさん、空手チョップ?
ではまた。
【FCバルセロナ3-1スポルティング・ヒホン】
1-0 エトー(23分)
2-0 エトー(40分)
3-0 アウベス(65分)
3-1 キケ・マテオ(67分)
★スポルティング・ヒホン戦後のグアルディオラのコメント

【優勝は堅い!?】
「まだ多くの試合が残されている。確かに、残り16試合を前に、我々が最も良い位置に就けているのは間違いない。しかし、まだまだ何が起こるか分からない。シーズン終盤、我々がリーガを落としているかもしれない」
【閃きを取り戻した】
「私はチームの戦いぶりに非常に満足している。特に、後半のチームの戦う姿勢は良かったと思っている。我々はゴールチャンスを何度も構築したし、逆に相手に殆どチャンスを与えなかった。今日の試合の印象としては、試合の主導権は終始我々の手にあった。それに、今日、チームは、ここ数試合で陰を潜めていたリズム、プレーの閃きを取り戻していた」
【賞賛】
「アンリは今日、彼の素質、これまで彼が成して来た経歴の全てをピッチ上で示してくれた。彼のプレーに臨む姿勢、チームの為の献身的な働きは輝きを放っていた。
アウベスは疲れを知らない男だ。彼は、ピッチ上はもちろん、ロッカールーム内でもチームに大きな影響をもたらしている。その1つが、情熱だ。
エトーは、そのゴールと、自己犠牲の精神によってチームに多くのものをもたらしてくれる選手だ。今のチームが好調である理由は様々だが、間違いなくその1つが彼だ。
カセレスは今日の満足の1つだ。彼には少し負い目を感じていたのだが、見事今日、期待に応えてくれた。今夜の彼のプレーぶり、戦う姿勢に対し、私は落ち着いて見る事が出来た」
【中盤の3人衆】
「今日は中盤にチャビ、イニエスタ、ブスケッツの3選手を並べた。彼らは非常に秀でたテクニックの持ち主で、ポジショニングも非常に優れている。ディフェンスラインからのボールを受け、組み立てて行く上で問題を抱えることのないよう、このメンバーにした」
【カウンターアタック】
「普段、我々はあまりカウンターアタックのチャンスを手にしない。しかし、我々はそれを実現する為に非常に優れたフォワードが揃っている。我々は後方でがっちり引いたディフェンス相手に攻めることも出来るし、カウンターアタックを仕掛けることも出来る。様々な攻撃パターンがあって良い」
【まだ多くの試合が残っている】
「レアル・マドリードが7連勝をしても我々になかなか追い付けず、落胆を誘っていると取るか、彼らは7連勝によって虎視眈々と我々に追い付く事を狙っていると取るかは自由だ。いずれにせよ、我々はこれまでと同様に戦い続けるだけだ。毎週、1試合ずつ消化している。しかし、まだ多くの試合が残っている」
★スポルティング・ヒホン戦後の選手達のコメント
【サムエル・エトー】

「これでまた1つの節を負え、そして勝ち点3を加えることが出来た。出来る限りこの勢いを続けて行きたいね。今僕らは自分達のプレーを楽しんでいる。このまま何処まで行けるか、楽しみだよ。重要なのは気を抜く事無く続けていくこと。もし僕らが集中力を落としたら、どんなチームも僕らに勝つ事が出来てしまうだろう。
3冠!?物理上は可能な立場にいるけど、僕らは目の前の一試合一試合を着実に見据えていかなければいけない。疲れ!?勝っている時は全く感じないね」
【ダニ・アウベス】
「勝ち点3を加えることが出来た事に満足しているよ。僕らは今の気持ちを保って戦い続けなければいけない。このチームにとっては勝ち点3以外は何の価値も見出さないからね。
僕のゴールは良かったね。蹴った瞬間、良い感触が得られたから、入ると思ったね。シュートのコースもGKが予期していなかった所に飛んで行ったんじゃないかな。今日、観客もチームと共に爆発していたね」
【アンドレス・イニエスタ】

「カウンターアタックのチャンスが来たら、それを活かさなきゃね。多くのチームはカンプノウに来ると、後方で守ってスペースを消してくる。なかなか攻撃のスペースを見出せない時は、敢えて相手を自陣に誘い込んでカウンターを仕掛けるというのも手かもね。
これでまた1つの節を乗り越えた。この調子で続けたいね。チームは1試合1試合を乗り越えることをモチベーションにしているんだ。僕の本来のポジションは中盤だ。ここの方がずっとやり易いよ」
【ビクトール・バルデス】
「勝ち続ける事は重要だ。レアル・マドリードもなかなかしくじらないからね。勝ち点差12を維持して行きたいね。とにかく、相手よりも何よりも、自分達がこのペースで戦い続けることが重要だ」
FCBarcerona HomePage より
FCバルセロナvsラシン・サンタンデール
本日2/2、リーガ第21節、対ラシン・サンタンデール戦が雨の中、ラシン・サンタンデールの本拠・ヌエヴォ・サルディネロにて行われました。
スタメンは以下のとおり。
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB ジェラール・ピケ
CB ラファ・マルケス
RSB ダニエウ・アウベス
DMF トゥーレ・ヤヤ
CMF セルジ・ブスケッツ
CMF チャビ・エルナンデス
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWG アンドレス・イニエスタ
国王杯・準々決勝のエスパニョール戦、フル出場のメッシはベンチスタートで、右にはイニエスタ。
また、同じ国王杯で左足に違和感を訴え、60分に途中交代したプジョルは左足の筋肉損傷により、約10日間の戦線離脱となることが判明し、今日はその前のエスパニョール戦・1stLegで怪我をしていたマルケスがドクターのOKを得て参戦となりました。
因みにキャプテンマークはチャビ。
リーガ前半戦ではメッシのPKの後、同点に追いつかれ引き分けに終わったラシンとの再戦です。
試合は前半開始こそバルサのペースかと思われましたが、時間が経つにつれて徐々にラシンに圧されるようになっていきました。
マルケス、ピケの両CBはラシンのFWジョナタン・ペレイラのスピードについて行くことができず、前半11分には、左サイドを突破され、あわや1点というシーンも!
これはバルデスがかろうじてセーブしますが、プジョルの穴はこの試合、大きくバルサDF陣に圧し掛かりました。
攻撃面では中盤からの縦のボールがなかなか入らず、エトーが存在感を示すことができません。
前半、少なからずあったアンリの左サイドからのクロスも、ことごとく相手DFの足に阻まれていました。
メッシの変わりにトップへ入ったイニエスタは右に左にとポジションを変えながら、要所要所でドリブル突破を仕掛けますが、これもファウルで止められ、いい位置で得たFKもダニ、マルケス、チャビとことごとく決めることができません…。
特に悪い意味で目を引いてしまっていたのがブスケッツでした。
ボールをもらった後の球離れが悪く、バルサの身上であるダイレクト・パスで試合を組み立てていくということができていませんでした。

途中、トゥーレがラシンの選手との小競り合いでイエロー、それに抗議したピケもイエロー…。
はっきり言って非常に散々な前半となってしまいました。
後半、選手を代えてくるかともおもいましたが、後半開始時のメンバーチェンジはなし。
そして後半11分でした。
マルケスがジョナタン・ペレイラに追いつくことができず、ペナルティエリア内で後ろからタックル!
このプレーによって、イエローとPKの両方をもらうことになってしまいます。
このPKをニコラ・ジギッチにきっちりと決められ、とうとう先制されてしまいました…。。(´д`lll)
暗雲立ち込めるヌエヴォ・サルディネロ。
しかし!
またしてもこの男がピッチに光をもたらします!!
そう!我らがリオネル・メッシ、その人です(笑)!!!
ブスケッツと交代してピッチに姿を現してすぐの後半20分、アンリからのクロスをチャビが頭でそらしたボールはバーに当たってメッシの下へ!
ピケがオーバーラップしていたこともあり、DFがつききれず、フリーでゴール前に走りこみ、そのまま右足でダイレクトシュート!!
早々に同点としてしまいます!!!(笑)
さらに同36分、再びメッシが、相手DFに当たった浮き球を空中で胸トラップしてディフェンスラインの裏へ!
空中でボールをコントロールしている最中、DFに足を引っ掛けられるも、抜群のボディバランスで、倒れずにまたしても右足でボレー!!

GKは懸命に手を伸ばしますが届かず、ボールはゴール左のサイドネットに!!!
クラブのリーグ戦通算5000点目となるメモリアルゴールによって、とうとう逆転に成功します。




しかし、諸手を挙げて喜んでばかりはいられませんでした…。
メッシによる逆転劇の前に、ダニがペナルティエリアで倒されるシーンがありましたが、これはシミュレーションをとられ(PKとは言わないですが、どう見てもシミュレーションじゃない!)、通算5枚目のイエローをもらってしまいました。
さらに試合終了間際、マルケス、ピケがそれぞれ2枚目のイエローをもらい、退場…。
次の試合、プジョル、マルケス、ピケ、ダニとDFが4人も出られないという事態に!
いったいどうしろと…?
ベップも頭痛いだろ~な。(><;)
結局試合自体は2-1での逆転勝利となりましたが、あまりに大きい代償を得た今節となってしまいました…。
頑張れ!ベップ!!p(^-^)q
ではまた。
【FCバルセロナ2-1ラシン・サンタンデール】
1-0 ジギッチ (56分)
2-0 メッシ (65分)
2-1 メッシ (81分)
★ラシン・サンタンデール戦後のグアルディオラのコメント

【総評】
「チームは非常に良い戦いをしたと思う。最初から最後までボールを保持し、試合をコントロールした。しかし、チャンスの数が足りなかった。もっとゴールに直結するプレー、シュートを狙うべきだった。いずれにせよ、歴史的にバルサが苦しんで来たスタジアムで、苦しみながらも勝ち点3を手にしたことの意義は大きい。まだまだ先は長いが、重要な一歩を踏みしめたことは間違いない」
【チームの飢え】
「逆転勝利!?今のチームには勝利への飢えがある。それこそが今のチームの重要な武器だ。メンタルの部分で、今のチームは非常に逞しい。何よりもポジティブなのはその点だ」
【レオ・メッシ】
「レオを投入したのは、1点リードされた展開でより得点に直結する攻撃をチームが必要としていたからだ。レオは偉大な選手。10分や15分あれば、相手守備陣を切り裂くことが出来る。今日の特に2点目は“ゴラッソ”だ。しかし、今日は彼だけじゃない。選手達の全力で戦った姿勢こそが、最後に勝利を手繰り寄せることに繋がった」
【多くのディフェンダーの不在】
ラシン戦でマルケスとピケが退場となり、アウベスが5枚目のイエローカードを受け、それぞれ次節のスポルティング・ヒホン戦で出場停止となることが決定した。現在はミリートとプジョルが故障で戦線を離脱しており、プレー可能なディフェンダーはカセレス、アビダル、シウビーニョの3選手しかいない。
「全く心配していない。来週どういう布陣で臨むかはその時に分かるだろう。我々はプレー可能な布陣を構築するだけだ。カンテラ(下部組織)の選手もいる。プジョルは間に合う可能性もあるが、次の試合に急がせて無理をさせるつもりは無い」
★ラシン・サンタンデール戦後の選手達のコメント

【ジェラール・ピケ】
「僕らは最後まで諦めずに戦った。確かに多くの試合で先制点を奪われることが多いけど、重要なのは、攻撃して、攻撃して、そして最後に勝利することだ。今のバルサは誰がプレーしてもチームとして機能することを証明している。スポルティング・ヒホン戦で僕やラファ、アウベスが出場出来ないけど、きっとチームは上手くやってくれるはず。メッシがチームにいるということは大きな喜びだ。彼を形容する為の言葉はもう使い果たしたよ」
【レオ・メッシ】
「5,000ゴールのボールは記念にもらって来たよ。でもこれはクラブに、博物館に捧げるつもりだ。僕らは常にゴールを目指して戦っているけど、5,000ゴールなんて想像もしていなかったね。
逆転のシーンは、ルーズボールが僕の方に飛んで来たので、マイボールにしようと飛び込んだ。上手くコントロール出来たので、シュートまで持って行けたね。今日、自分としては全て上手く行ったね。勝ててとても嬉しいよ。この勝利はとても重要だ。難しいスタジアムで勝ち取ったものだからね。昨日、マドリードが勝っていたし、僕らは負けている苦しい展開だっただけに、余計重要な勝ち点3となるね」
【ラファ・マルケス】
「今日は難しい試合だった。PKのシーンは殆ど相手のFWと接触していない。あれをPKに取られちゃきついね。今日は相手DFの裏を突く攻撃が不足して、攻撃にバリエーションが持てなかった。レオが入ったことにより、攻撃陣が活性化され、そして勝利を手にすることが出来た。レオは僕らにとって欠かすことの出来ない存在だ」
FCBarcelona HomePageより
スタメンは以下のとおり。
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB ジェラール・ピケ
CB ラファ・マルケス
RSB ダニエウ・アウベス
DMF トゥーレ・ヤヤ
CMF セルジ・ブスケッツ
CMF チャビ・エルナンデス
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWG アンドレス・イニエスタ
国王杯・準々決勝のエスパニョール戦、フル出場のメッシはベンチスタートで、右にはイニエスタ。
また、同じ国王杯で左足に違和感を訴え、60分に途中交代したプジョルは左足の筋肉損傷により、約10日間の戦線離脱となることが判明し、今日はその前のエスパニョール戦・1stLegで怪我をしていたマルケスがドクターのOKを得て参戦となりました。
因みにキャプテンマークはチャビ。
リーガ前半戦ではメッシのPKの後、同点に追いつかれ引き分けに終わったラシンとの再戦です。
試合は前半開始こそバルサのペースかと思われましたが、時間が経つにつれて徐々にラシンに圧されるようになっていきました。
マルケス、ピケの両CBはラシンのFWジョナタン・ペレイラのスピードについて行くことができず、前半11分には、左サイドを突破され、あわや1点というシーンも!
これはバルデスがかろうじてセーブしますが、プジョルの穴はこの試合、大きくバルサDF陣に圧し掛かりました。
攻撃面では中盤からの縦のボールがなかなか入らず、エトーが存在感を示すことができません。
前半、少なからずあったアンリの左サイドからのクロスも、ことごとく相手DFの足に阻まれていました。
メッシの変わりにトップへ入ったイニエスタは右に左にとポジションを変えながら、要所要所でドリブル突破を仕掛けますが、これもファウルで止められ、いい位置で得たFKもダニ、マルケス、チャビとことごとく決めることができません…。
特に悪い意味で目を引いてしまっていたのがブスケッツでした。
ボールをもらった後の球離れが悪く、バルサの身上であるダイレクト・パスで試合を組み立てていくということができていませんでした。

途中、トゥーレがラシンの選手との小競り合いでイエロー、それに抗議したピケもイエロー…。
はっきり言って非常に散々な前半となってしまいました。
後半、選手を代えてくるかともおもいましたが、後半開始時のメンバーチェンジはなし。
そして後半11分でした。
マルケスがジョナタン・ペレイラに追いつくことができず、ペナルティエリア内で後ろからタックル!
このプレーによって、イエローとPKの両方をもらうことになってしまいます。
このPKをニコラ・ジギッチにきっちりと決められ、とうとう先制されてしまいました…。。(´д`lll)
暗雲立ち込めるヌエヴォ・サルディネロ。
しかし!
またしてもこの男がピッチに光をもたらします!!
そう!我らがリオネル・メッシ、その人です(笑)!!!
ブスケッツと交代してピッチに姿を現してすぐの後半20分、アンリからのクロスをチャビが頭でそらしたボールはバーに当たってメッシの下へ!
ピケがオーバーラップしていたこともあり、DFがつききれず、フリーでゴール前に走りこみ、そのまま右足でダイレクトシュート!!
早々に同点としてしまいます!!!(笑)
さらに同36分、再びメッシが、相手DFに当たった浮き球を空中で胸トラップしてディフェンスラインの裏へ!
空中でボールをコントロールしている最中、DFに足を引っ掛けられるも、抜群のボディバランスで、倒れずにまたしても右足でボレー!!

GKは懸命に手を伸ばしますが届かず、ボールはゴール左のサイドネットに!!!
クラブのリーグ戦通算5000点目となるメモリアルゴールによって、とうとう逆転に成功します。




しかし、諸手を挙げて喜んでばかりはいられませんでした…。
メッシによる逆転劇の前に、ダニがペナルティエリアで倒されるシーンがありましたが、これはシミュレーションをとられ(PKとは言わないですが、どう見てもシミュレーションじゃない!)、通算5枚目のイエローをもらってしまいました。
さらに試合終了間際、マルケス、ピケがそれぞれ2枚目のイエローをもらい、退場…。
次の試合、プジョル、マルケス、ピケ、ダニとDFが4人も出られないという事態に!
いったいどうしろと…?
ベップも頭痛いだろ~な。(><;)
結局試合自体は2-1での逆転勝利となりましたが、あまりに大きい代償を得た今節となってしまいました…。
頑張れ!ベップ!!p(^-^)q
ではまた。
【FCバルセロナ2-1ラシン・サンタンデール】
1-0 ジギッチ (56分)
2-0 メッシ (65分)
2-1 メッシ (81分)
★ラシン・サンタンデール戦後のグアルディオラのコメント

【総評】
「チームは非常に良い戦いをしたと思う。最初から最後までボールを保持し、試合をコントロールした。しかし、チャンスの数が足りなかった。もっとゴールに直結するプレー、シュートを狙うべきだった。いずれにせよ、歴史的にバルサが苦しんで来たスタジアムで、苦しみながらも勝ち点3を手にしたことの意義は大きい。まだまだ先は長いが、重要な一歩を踏みしめたことは間違いない」
【チームの飢え】
「逆転勝利!?今のチームには勝利への飢えがある。それこそが今のチームの重要な武器だ。メンタルの部分で、今のチームは非常に逞しい。何よりもポジティブなのはその点だ」
【レオ・メッシ】
「レオを投入したのは、1点リードされた展開でより得点に直結する攻撃をチームが必要としていたからだ。レオは偉大な選手。10分や15分あれば、相手守備陣を切り裂くことが出来る。今日の特に2点目は“ゴラッソ”だ。しかし、今日は彼だけじゃない。選手達の全力で戦った姿勢こそが、最後に勝利を手繰り寄せることに繋がった」
【多くのディフェンダーの不在】
ラシン戦でマルケスとピケが退場となり、アウベスが5枚目のイエローカードを受け、それぞれ次節のスポルティング・ヒホン戦で出場停止となることが決定した。現在はミリートとプジョルが故障で戦線を離脱しており、プレー可能なディフェンダーはカセレス、アビダル、シウビーニョの3選手しかいない。
「全く心配していない。来週どういう布陣で臨むかはその時に分かるだろう。我々はプレー可能な布陣を構築するだけだ。カンテラ(下部組織)の選手もいる。プジョルは間に合う可能性もあるが、次の試合に急がせて無理をさせるつもりは無い」
★ラシン・サンタンデール戦後の選手達のコメント

【ジェラール・ピケ】
「僕らは最後まで諦めずに戦った。確かに多くの試合で先制点を奪われることが多いけど、重要なのは、攻撃して、攻撃して、そして最後に勝利することだ。今のバルサは誰がプレーしてもチームとして機能することを証明している。スポルティング・ヒホン戦で僕やラファ、アウベスが出場出来ないけど、きっとチームは上手くやってくれるはず。メッシがチームにいるということは大きな喜びだ。彼を形容する為の言葉はもう使い果たしたよ」
【レオ・メッシ】
「5,000ゴールのボールは記念にもらって来たよ。でもこれはクラブに、博物館に捧げるつもりだ。僕らは常にゴールを目指して戦っているけど、5,000ゴールなんて想像もしていなかったね。
逆転のシーンは、ルーズボールが僕の方に飛んで来たので、マイボールにしようと飛び込んだ。上手くコントロール出来たので、シュートまで持って行けたね。今日、自分としては全て上手く行ったね。勝ててとても嬉しいよ。この勝利はとても重要だ。難しいスタジアムで勝ち取ったものだからね。昨日、マドリードが勝っていたし、僕らは負けている苦しい展開だっただけに、余計重要な勝ち点3となるね」
【ラファ・マルケス】
「今日は難しい試合だった。PKのシーンは殆ど相手のFWと接触していない。あれをPKに取られちゃきついね。今日は相手DFの裏を突く攻撃が不足して、攻撃にバリエーションが持てなかった。レオが入ったことにより、攻撃陣が活性化され、そして勝利を手にすることが出来た。レオは僕らにとって欠かすことの出来ない存在だ」
FCBarcelona HomePageより
FCバルセロナvsヌマンシア
後半戦初戦となるリーガ第20節。
カンプノウで行われた対ヌマンシア戦は、強風が舞う寒空の中行われることとなりました。
この強風によって、数名の死者が出てしまったということで、黙祷が捧げられてからのキックオフとなりました。
スタメンは以下のとおり。
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB カルレス・プジョル
CB ジェラール・ピケ
RSB ダニエウ・アウベス
DMF トゥーレ・ヤヤ
CMF チャビ・エルナンデス
CMF アンドレス・イニエスタ
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWF リオネル・メッシ
ヌマンシアは今シーズンのリーガ開幕戦と全く同じ手法を取って来ました。
クレシッチ監督は4-1-4-1のスーパーディフェンシブな布陣を敷き、11人が自陣に引いて完全にバルサの攻撃のスペースを消しに掛かります。
この作戦が思惑通りに機能し、序盤はバルサのリズミカルなパス回しが陰を潜め、ヌマンシアの牙城をなかなか崩せない原因となりました。
しかしプラン通りに試合を進めたヌマンシアは、肝心のところでツキに見放されてしまいました。
ヌマンシアは17分、ベルビスの左からのクロスに合わせたゴイリアのヘディングがゴールに!
しかしこの先制点かと思われたゴールは、主審が競り合いの際のファールをジャッジして認められず。(;^_^A
一方バルサは、あわや先制のシーンを前にして目が覚めたのか、ヌマンシアの牙城に真っ向からアタックし、そして次々とチャンスを捻出して行きます。
21分にはチャビ、26分にはピケ、さらには、33分にメッシ、チャビ、トゥーレ・ヤヤが続け様にシュートを放ちます。
しかしこれらのチャンスも、ヌマンシアの懸命なディフェンスを前にゴールネットを揺らす事は出来ませんでした。
さらに、中央からドリブルを仕掛けたイニエスタがするりするりとゴール前に侵入し、ループシュートを試みたシーンは、GKフアン・パブロが好セーブで死守。
その後もボリス、オルテガ、パラシオス等が屈強なヌマンシアの牙城を築き、バルサの攻撃を寸でのところで断ち切って行きました…。
後半も、前半と同じような展開が続くことが予想されました。
しかし今のバルセロナには、状況を打開するだけの選手がそろっていました!
49分、イニエスタのサイドチェンジに駆け上がった右サイドのアウベスが、ボールの競り合いからヘディングで中央へボールを送り込むと、待っていたメッシが本当に僅かに方向を変え、ゴール左隅へゴールイン!
さらに53分、イニエスタが絶妙なスルーパスをDFラインの裏へと通すと、これを受けたエトーが相手選手をブロックしながら左足のシュートでボールをゴールに叩き込んみました!!
それまで堅固だった牙城は、まるで紙の如く、後半開始僅か8分でバルサは2点のリードを奪うことに成功します。

一方、瞬く間に連続失点を喫してしまったヌマンシアでしたが、61分にバルケロがペナルティーエリア手前から目が覚めるような直接FKを決め、2-1と1点差に詰め寄ります!
またしても初戦に続いてサプライズが起きてしまうのかと一瞬不安になりましたが、我らがアスールグラナの戦士たちはこの失点にも全く動じることがありませんでした。
このFKによって再び火が点いたバルサは、再びアクセルを踏み、厚みのある攻撃を繰り出します。

そして、その中心にはメッシが君臨!(笑)
まずは右サイドから斜めにドリブルで左サイドへクロスし、最後は相手DFを2枚引き付けてスイッチしたアンリにパスを送ると、振り向き様に放ったアンリのシュートは、ゴール右隅に吸い込まれました!!!
続いてメッシは、相手GKのキックミスを奪ってゴール前にドリブルで侵入。
最後はフワリと浮かせたループシュート。
しかしこれは惜しくもクロスバーを叩きました…。
そんな中、バルサはさらに次々と攻撃チャンスを作り出して行きます。
途中、パラシオスの退場で10人となったヌマンシアに対し、バルサはさらに容赦なく攻撃を繰り出します。
そして、ゴール中央でボールを受けたメッシは、2人のDFと飛び出して来たGKの牙城を突破し、試合を決定付ける4点目をGET!!!!

その後もメッシが、エトーが決定的なシーンを掴み、さらなるゴールラッシュの気配もありました。
特にエトーのゴールへの気持ちはTVの前からも感じられるほど強いものでしたが、力が入りすぎたのかことごとくチャンスを外し、残念ながらこの試合の今季20得点目はならず。
ボージャンも途中イニエスタと交代で入り、チャンスはありましたが決めきれず、そのまま試合終了となりました。
前節に引き続き、メッシの2ゴールとエトー、アンリの3トップ揃い踏みのゴールによって、バルサが4-1と快勝!
後半戦も引き続き、快進撃の予感を漂わせてくれました!!
新たな勝ち点3を加え、トータルで53ポイントとしたバルサ。
コパでのダービー1stlegが0-0で引き分けに終わった為、2ndlegはぜひとも勝利を魅せてほしいものです。

ではまた。
【FCバルセロナ4-1ヌマンシア】
1-0 メッシ (49分)
2-0 エトー (52分)
2-1 バルケロ (60分)
3-1 アンリ (70分)
4-1 メッシ (75分)
★ヌマンシア戦後のグアルディオラのコメント

「今日の試合の鍵は“忍耐”だった。相手が鉄壁のディフェンスを敷いて来る中で、繰り返し繰り返し辛抱強く相手の綻びを探って行く必要があった。こういう試合を攻略したのは大きい。これでまた一歩、前進することが出来た。開幕戦と今日の試合の違いは、選手達がより長い時間を一緒に共有し、お互いの信頼が増していたし、これまでの良い結果によって、選手達がより大きな自信を持って戦っていた点だ。今日の試合は難しいことが分かっていたし、チームはなかなか試合に入り込んで行くことが出来なかった。しかし、観客の声援によって、チームは徐々に試合に入り込んで行けた」
【危険なチーム】
「ヌマンシアはディフェンス面において非常に良く統率が取れていた。そして、カウンターからチャンスを見出し、バルケロが見事にそのチャンスを活かした。もしバルサが忍耐力を持って戦っていなければ、より困難をもたらされたことだろう。バルサはこういうチームと戦う時に常に苦労する。これからはこういう展開になるチームとの戦いが続く。気を引き締め、集中して臨む必要がある」
【メッシ】
「メッシの将来!?それは彼自身が決めることだ。我々は彼を周囲の雑念から守り、彼がしっかりとトレーニングを積めるような環境を作っていかなければならない。彼にとって居心地の良い空間を作り、そして必要なサポートしていかなければならない」
★ヌマンシア戦後の選手達のコメント
【アンドレス・イニエスタ】

「怪我から復帰して初めて2試合続けてプレーしたけど、感触はとても良かったよ。中盤のポジションは自分がよりやり易い位置だったし、今日の結果には満足しているよ。試合は序盤、チームはなかなか試合に入って行けなかったけど、それでも徐々に多くのチャンスを作り出して行った。これ程のメンバーがフォワードに揃っているわけだから、プレーするのはとても簡単だ。次は国王杯のエスパニョール戦。準決勝進出を懸けての決戦となるね」
【サムエル・エトー】

「思ってた以上に苦戦したね。彼らは良いプレーをしていたし、風も僕らのプレーに影響したね。特にサイドチェンジのロングボールに影響が出たので、細かいパスでつないでいかなければならなかったし、それが相手の守備をやり易くした面はあったと思う。だけど、最後はゴールも決まり、勝てて良かったよ。今日はイニエスタの素晴らしいパスのお陰でゴールを決めることが出来た。もっと何点も決めるチャンスがあったんだけど、決定力に欠けたね。1点は決めたけど、他のチャンスをミスした。その事で自分に腹が立つね。時折、僕は簡単なプレーを難しくしてしまうことがある。クラブの歴史の中で、多くのゴールを決めた選手の仲間入りをすることはとても名誉なこと。でも、何よりも重要なことは、バルサと共に勝利を重ねて行くことだよ」
【ダニ・アウベス】
「前半、相手が凄く引いて来たので、なかなか良いチャンスを掴むことが出来なかった。だけど、後半、上手く攻略することが出来た。ボールをもっと素早く回して、そしてもっと激しく相手にプレスを掛けることによって、チームのパフォーマンスが良くなって行った。先制点を奪うことが出来て、展開がやり易くなったね。先制のシーンは、出来る限りボールをゴールに近い所に運ぼうとしただけ。でも、この試合展開の中で重要な先制点となったし、相手は引いてばかりもいられなくなったので、逆に僕らも攻め込むスペースを見出すことが出来た。セビージャ時代は多くのアシストを決めたけど、ここでも徐々に同じようにやれている。次のエスパニョール戦はめちゃめちゃ重要だ。準決勝への切符を手にする為にも、多くのファンにカンプノウに来てもらいたいね。そして、彼らの前で素晴らしい試合が出来ることを願っているよ」
FCBarcelona HomePage より
カンプノウで行われた対ヌマンシア戦は、強風が舞う寒空の中行われることとなりました。
この強風によって、数名の死者が出てしまったということで、黙祷が捧げられてからのキックオフとなりました。
スタメンは以下のとおり。
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB カルレス・プジョル
CB ジェラール・ピケ
RSB ダニエウ・アウベス
DMF トゥーレ・ヤヤ
CMF チャビ・エルナンデス
CMF アンドレス・イニエスタ
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWF リオネル・メッシ
ヌマンシアは今シーズンのリーガ開幕戦と全く同じ手法を取って来ました。
クレシッチ監督は4-1-4-1のスーパーディフェンシブな布陣を敷き、11人が自陣に引いて完全にバルサの攻撃のスペースを消しに掛かります。
この作戦が思惑通りに機能し、序盤はバルサのリズミカルなパス回しが陰を潜め、ヌマンシアの牙城をなかなか崩せない原因となりました。
しかしプラン通りに試合を進めたヌマンシアは、肝心のところでツキに見放されてしまいました。
ヌマンシアは17分、ベルビスの左からのクロスに合わせたゴイリアのヘディングがゴールに!
しかしこの先制点かと思われたゴールは、主審が競り合いの際のファールをジャッジして認められず。(;^_^A
一方バルサは、あわや先制のシーンを前にして目が覚めたのか、ヌマンシアの牙城に真っ向からアタックし、そして次々とチャンスを捻出して行きます。
21分にはチャビ、26分にはピケ、さらには、33分にメッシ、チャビ、トゥーレ・ヤヤが続け様にシュートを放ちます。
しかしこれらのチャンスも、ヌマンシアの懸命なディフェンスを前にゴールネットを揺らす事は出来ませんでした。
さらに、中央からドリブルを仕掛けたイニエスタがするりするりとゴール前に侵入し、ループシュートを試みたシーンは、GKフアン・パブロが好セーブで死守。
その後もボリス、オルテガ、パラシオス等が屈強なヌマンシアの牙城を築き、バルサの攻撃を寸でのところで断ち切って行きました…。
後半も、前半と同じような展開が続くことが予想されました。
しかし今のバルセロナには、状況を打開するだけの選手がそろっていました!
49分、イニエスタのサイドチェンジに駆け上がった右サイドのアウベスが、ボールの競り合いからヘディングで中央へボールを送り込むと、待っていたメッシが本当に僅かに方向を変え、ゴール左隅へゴールイン!
さらに53分、イニエスタが絶妙なスルーパスをDFラインの裏へと通すと、これを受けたエトーが相手選手をブロックしながら左足のシュートでボールをゴールに叩き込んみました!!
それまで堅固だった牙城は、まるで紙の如く、後半開始僅か8分でバルサは2点のリードを奪うことに成功します。

一方、瞬く間に連続失点を喫してしまったヌマンシアでしたが、61分にバルケロがペナルティーエリア手前から目が覚めるような直接FKを決め、2-1と1点差に詰め寄ります!
またしても初戦に続いてサプライズが起きてしまうのかと一瞬不安になりましたが、我らがアスールグラナの戦士たちはこの失点にも全く動じることがありませんでした。
このFKによって再び火が点いたバルサは、再びアクセルを踏み、厚みのある攻撃を繰り出します。

そして、その中心にはメッシが君臨!(笑)
まずは右サイドから斜めにドリブルで左サイドへクロスし、最後は相手DFを2枚引き付けてスイッチしたアンリにパスを送ると、振り向き様に放ったアンリのシュートは、ゴール右隅に吸い込まれました!!!
続いてメッシは、相手GKのキックミスを奪ってゴール前にドリブルで侵入。
最後はフワリと浮かせたループシュート。
しかしこれは惜しくもクロスバーを叩きました…。
そんな中、バルサはさらに次々と攻撃チャンスを作り出して行きます。
途中、パラシオスの退場で10人となったヌマンシアに対し、バルサはさらに容赦なく攻撃を繰り出します。
そして、ゴール中央でボールを受けたメッシは、2人のDFと飛び出して来たGKの牙城を突破し、試合を決定付ける4点目をGET!!!!

その後もメッシが、エトーが決定的なシーンを掴み、さらなるゴールラッシュの気配もありました。
特にエトーのゴールへの気持ちはTVの前からも感じられるほど強いものでしたが、力が入りすぎたのかことごとくチャンスを外し、残念ながらこの試合の今季20得点目はならず。
ボージャンも途中イニエスタと交代で入り、チャンスはありましたが決めきれず、そのまま試合終了となりました。
前節に引き続き、メッシの2ゴールとエトー、アンリの3トップ揃い踏みのゴールによって、バルサが4-1と快勝!
後半戦も引き続き、快進撃の予感を漂わせてくれました!!
新たな勝ち点3を加え、トータルで53ポイントとしたバルサ。
コパでのダービー1stlegが0-0で引き分けに終わった為、2ndlegはぜひとも勝利を魅せてほしいものです。

ではまた。
【FCバルセロナ4-1ヌマンシア】
1-0 メッシ (49分)
2-0 エトー (52分)
2-1 バルケロ (60分)
3-1 アンリ (70分)
4-1 メッシ (75分)
★ヌマンシア戦後のグアルディオラのコメント

「今日の試合の鍵は“忍耐”だった。相手が鉄壁のディフェンスを敷いて来る中で、繰り返し繰り返し辛抱強く相手の綻びを探って行く必要があった。こういう試合を攻略したのは大きい。これでまた一歩、前進することが出来た。開幕戦と今日の試合の違いは、選手達がより長い時間を一緒に共有し、お互いの信頼が増していたし、これまでの良い結果によって、選手達がより大きな自信を持って戦っていた点だ。今日の試合は難しいことが分かっていたし、チームはなかなか試合に入り込んで行くことが出来なかった。しかし、観客の声援によって、チームは徐々に試合に入り込んで行けた」
【危険なチーム】
「ヌマンシアはディフェンス面において非常に良く統率が取れていた。そして、カウンターからチャンスを見出し、バルケロが見事にそのチャンスを活かした。もしバルサが忍耐力を持って戦っていなければ、より困難をもたらされたことだろう。バルサはこういうチームと戦う時に常に苦労する。これからはこういう展開になるチームとの戦いが続く。気を引き締め、集中して臨む必要がある」
【メッシ】
「メッシの将来!?それは彼自身が決めることだ。我々は彼を周囲の雑念から守り、彼がしっかりとトレーニングを積めるような環境を作っていかなければならない。彼にとって居心地の良い空間を作り、そして必要なサポートしていかなければならない」
★ヌマンシア戦後の選手達のコメント
【アンドレス・イニエスタ】

「怪我から復帰して初めて2試合続けてプレーしたけど、感触はとても良かったよ。中盤のポジションは自分がよりやり易い位置だったし、今日の結果には満足しているよ。試合は序盤、チームはなかなか試合に入って行けなかったけど、それでも徐々に多くのチャンスを作り出して行った。これ程のメンバーがフォワードに揃っているわけだから、プレーするのはとても簡単だ。次は国王杯のエスパニョール戦。準決勝進出を懸けての決戦となるね」
【サムエル・エトー】

「思ってた以上に苦戦したね。彼らは良いプレーをしていたし、風も僕らのプレーに影響したね。特にサイドチェンジのロングボールに影響が出たので、細かいパスでつないでいかなければならなかったし、それが相手の守備をやり易くした面はあったと思う。だけど、最後はゴールも決まり、勝てて良かったよ。今日はイニエスタの素晴らしいパスのお陰でゴールを決めることが出来た。もっと何点も決めるチャンスがあったんだけど、決定力に欠けたね。1点は決めたけど、他のチャンスをミスした。その事で自分に腹が立つね。時折、僕は簡単なプレーを難しくしてしまうことがある。クラブの歴史の中で、多くのゴールを決めた選手の仲間入りをすることはとても名誉なこと。でも、何よりも重要なことは、バルサと共に勝利を重ねて行くことだよ」
【ダニ・アウベス】
「前半、相手が凄く引いて来たので、なかなか良いチャンスを掴むことが出来なかった。だけど、後半、上手く攻略することが出来た。ボールをもっと素早く回して、そしてもっと激しく相手にプレスを掛けることによって、チームのパフォーマンスが良くなって行った。先制点を奪うことが出来て、展開がやり易くなったね。先制のシーンは、出来る限りボールをゴールに近い所に運ぼうとしただけ。でも、この試合展開の中で重要な先制点となったし、相手は引いてばかりもいられなくなったので、逆に僕らも攻め込むスペースを見出すことが出来た。セビージャ時代は多くのアシストを決めたけど、ここでも徐々に同じようにやれている。次のエスパニョール戦はめちゃめちゃ重要だ。準決勝への切符を手にする為にも、多くのファンにカンプノウに来てもらいたいね。そして、彼らの前で素晴らしい試合が出来ることを願っているよ」
FCBarcelona HomePage より