FCバルセロナvsラシン・サンタンデール
本日2/2、リーガ第21節、対ラシン・サンタンデール戦が雨の中、ラシン・サンタンデールの本拠・ヌエヴォ・サルディネロにて行われました。
スタメンは以下のとおり。
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB ジェラール・ピケ
CB ラファ・マルケス
RSB ダニエウ・アウベス
DMF トゥーレ・ヤヤ
CMF セルジ・ブスケッツ
CMF チャビ・エルナンデス
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWG アンドレス・イニエスタ
国王杯・準々決勝のエスパニョール戦、フル出場のメッシはベンチスタートで、右にはイニエスタ。
また、同じ国王杯で左足に違和感を訴え、60分に途中交代したプジョルは左足の筋肉損傷により、約10日間の戦線離脱となることが判明し、今日はその前のエスパニョール戦・1stLegで怪我をしていたマルケスがドクターのOKを得て参戦となりました。
因みにキャプテンマークはチャビ。
リーガ前半戦ではメッシのPKの後、同点に追いつかれ引き分けに終わったラシンとの再戦です。
試合は前半開始こそバルサのペースかと思われましたが、時間が経つにつれて徐々にラシンに圧されるようになっていきました。
マルケス、ピケの両CBはラシンのFWジョナタン・ペレイラのスピードについて行くことができず、前半11分には、左サイドを突破され、あわや1点というシーンも!
これはバルデスがかろうじてセーブしますが、プジョルの穴はこの試合、大きくバルサDF陣に圧し掛かりました。
攻撃面では中盤からの縦のボールがなかなか入らず、エトーが存在感を示すことができません。
前半、少なからずあったアンリの左サイドからのクロスも、ことごとく相手DFの足に阻まれていました。
メッシの変わりにトップへ入ったイニエスタは右に左にとポジションを変えながら、要所要所でドリブル突破を仕掛けますが、これもファウルで止められ、いい位置で得たFKもダニ、マルケス、チャビとことごとく決めることができません…。
特に悪い意味で目を引いてしまっていたのがブスケッツでした。
ボールをもらった後の球離れが悪く、バルサの身上であるダイレクト・パスで試合を組み立てていくということができていませんでした。

途中、トゥーレがラシンの選手との小競り合いでイエロー、それに抗議したピケもイエロー…。
はっきり言って非常に散々な前半となってしまいました。
後半、選手を代えてくるかともおもいましたが、後半開始時のメンバーチェンジはなし。
そして後半11分でした。
マルケスがジョナタン・ペレイラに追いつくことができず、ペナルティエリア内で後ろからタックル!
このプレーによって、イエローとPKの両方をもらうことになってしまいます。
このPKをニコラ・ジギッチにきっちりと決められ、とうとう先制されてしまいました…。。(´д`lll)
暗雲立ち込めるヌエヴォ・サルディネロ。
しかし!
またしてもこの男がピッチに光をもたらします!!
そう!我らがリオネル・メッシ、その人です(笑)!!!
ブスケッツと交代してピッチに姿を現してすぐの後半20分、アンリからのクロスをチャビが頭でそらしたボールはバーに当たってメッシの下へ!
ピケがオーバーラップしていたこともあり、DFがつききれず、フリーでゴール前に走りこみ、そのまま右足でダイレクトシュート!!
早々に同点としてしまいます!!!(笑)
さらに同36分、再びメッシが、相手DFに当たった浮き球を空中で胸トラップしてディフェンスラインの裏へ!
空中でボールをコントロールしている最中、DFに足を引っ掛けられるも、抜群のボディバランスで、倒れずにまたしても右足でボレー!!

GKは懸命に手を伸ばしますが届かず、ボールはゴール左のサイドネットに!!!
クラブのリーグ戦通算5000点目となるメモリアルゴールによって、とうとう逆転に成功します。




しかし、諸手を挙げて喜んでばかりはいられませんでした…。
メッシによる逆転劇の前に、ダニがペナルティエリアで倒されるシーンがありましたが、これはシミュレーションをとられ(PKとは言わないですが、どう見てもシミュレーションじゃない!)、通算5枚目のイエローをもらってしまいました。
さらに試合終了間際、マルケス、ピケがそれぞれ2枚目のイエローをもらい、退場…。
次の試合、プジョル、マルケス、ピケ、ダニとDFが4人も出られないという事態に!
いったいどうしろと…?
ベップも頭痛いだろ~な。(><;)
結局試合自体は2-1での逆転勝利となりましたが、あまりに大きい代償を得た今節となってしまいました…。
頑張れ!ベップ!!p(^-^)q
ではまた。
【FCバルセロナ2-1ラシン・サンタンデール】
1-0 ジギッチ (56分)
2-0 メッシ (65分)
2-1 メッシ (81分)
★ラシン・サンタンデール戦後のグアルディオラのコメント

【総評】
「チームは非常に良い戦いをしたと思う。最初から最後までボールを保持し、試合をコントロールした。しかし、チャンスの数が足りなかった。もっとゴールに直結するプレー、シュートを狙うべきだった。いずれにせよ、歴史的にバルサが苦しんで来たスタジアムで、苦しみながらも勝ち点3を手にしたことの意義は大きい。まだまだ先は長いが、重要な一歩を踏みしめたことは間違いない」
【チームの飢え】
「逆転勝利!?今のチームには勝利への飢えがある。それこそが今のチームの重要な武器だ。メンタルの部分で、今のチームは非常に逞しい。何よりもポジティブなのはその点だ」
【レオ・メッシ】
「レオを投入したのは、1点リードされた展開でより得点に直結する攻撃をチームが必要としていたからだ。レオは偉大な選手。10分や15分あれば、相手守備陣を切り裂くことが出来る。今日の特に2点目は“ゴラッソ”だ。しかし、今日は彼だけじゃない。選手達の全力で戦った姿勢こそが、最後に勝利を手繰り寄せることに繋がった」
【多くのディフェンダーの不在】
ラシン戦でマルケスとピケが退場となり、アウベスが5枚目のイエローカードを受け、それぞれ次節のスポルティング・ヒホン戦で出場停止となることが決定した。現在はミリートとプジョルが故障で戦線を離脱しており、プレー可能なディフェンダーはカセレス、アビダル、シウビーニョの3選手しかいない。
「全く心配していない。来週どういう布陣で臨むかはその時に分かるだろう。我々はプレー可能な布陣を構築するだけだ。カンテラ(下部組織)の選手もいる。プジョルは間に合う可能性もあるが、次の試合に急がせて無理をさせるつもりは無い」
★ラシン・サンタンデール戦後の選手達のコメント

【ジェラール・ピケ】
「僕らは最後まで諦めずに戦った。確かに多くの試合で先制点を奪われることが多いけど、重要なのは、攻撃して、攻撃して、そして最後に勝利することだ。今のバルサは誰がプレーしてもチームとして機能することを証明している。スポルティング・ヒホン戦で僕やラファ、アウベスが出場出来ないけど、きっとチームは上手くやってくれるはず。メッシがチームにいるということは大きな喜びだ。彼を形容する為の言葉はもう使い果たしたよ」
【レオ・メッシ】
「5,000ゴールのボールは記念にもらって来たよ。でもこれはクラブに、博物館に捧げるつもりだ。僕らは常にゴールを目指して戦っているけど、5,000ゴールなんて想像もしていなかったね。
逆転のシーンは、ルーズボールが僕の方に飛んで来たので、マイボールにしようと飛び込んだ。上手くコントロール出来たので、シュートまで持って行けたね。今日、自分としては全て上手く行ったね。勝ててとても嬉しいよ。この勝利はとても重要だ。難しいスタジアムで勝ち取ったものだからね。昨日、マドリードが勝っていたし、僕らは負けている苦しい展開だっただけに、余計重要な勝ち点3となるね」
【ラファ・マルケス】
「今日は難しい試合だった。PKのシーンは殆ど相手のFWと接触していない。あれをPKに取られちゃきついね。今日は相手DFの裏を突く攻撃が不足して、攻撃にバリエーションが持てなかった。レオが入ったことにより、攻撃陣が活性化され、そして勝利を手にすることが出来た。レオは僕らにとって欠かすことの出来ない存在だ」
FCBarcelona HomePageより
スタメンは以下のとおり。
GK ビクトル・バルデス
LSB エリック・アビダル
CB ジェラール・ピケ
CB ラファ・マルケス
RSB ダニエウ・アウベス
DMF トゥーレ・ヤヤ
CMF セルジ・ブスケッツ
CMF チャビ・エルナンデス
LWG ティエリ・アンリ
CFW サムエル・エトー
RWG アンドレス・イニエスタ
国王杯・準々決勝のエスパニョール戦、フル出場のメッシはベンチスタートで、右にはイニエスタ。
また、同じ国王杯で左足に違和感を訴え、60分に途中交代したプジョルは左足の筋肉損傷により、約10日間の戦線離脱となることが判明し、今日はその前のエスパニョール戦・1stLegで怪我をしていたマルケスがドクターのOKを得て参戦となりました。
因みにキャプテンマークはチャビ。
リーガ前半戦ではメッシのPKの後、同点に追いつかれ引き分けに終わったラシンとの再戦です。
試合は前半開始こそバルサのペースかと思われましたが、時間が経つにつれて徐々にラシンに圧されるようになっていきました。
マルケス、ピケの両CBはラシンのFWジョナタン・ペレイラのスピードについて行くことができず、前半11分には、左サイドを突破され、あわや1点というシーンも!
これはバルデスがかろうじてセーブしますが、プジョルの穴はこの試合、大きくバルサDF陣に圧し掛かりました。
攻撃面では中盤からの縦のボールがなかなか入らず、エトーが存在感を示すことができません。
前半、少なからずあったアンリの左サイドからのクロスも、ことごとく相手DFの足に阻まれていました。
メッシの変わりにトップへ入ったイニエスタは右に左にとポジションを変えながら、要所要所でドリブル突破を仕掛けますが、これもファウルで止められ、いい位置で得たFKもダニ、マルケス、チャビとことごとく決めることができません…。
特に悪い意味で目を引いてしまっていたのがブスケッツでした。
ボールをもらった後の球離れが悪く、バルサの身上であるダイレクト・パスで試合を組み立てていくということができていませんでした。

途中、トゥーレがラシンの選手との小競り合いでイエロー、それに抗議したピケもイエロー…。
はっきり言って非常に散々な前半となってしまいました。
後半、選手を代えてくるかともおもいましたが、後半開始時のメンバーチェンジはなし。
そして後半11分でした。
マルケスがジョナタン・ペレイラに追いつくことができず、ペナルティエリア内で後ろからタックル!
このプレーによって、イエローとPKの両方をもらうことになってしまいます。
このPKをニコラ・ジギッチにきっちりと決められ、とうとう先制されてしまいました…。。(´д`lll)
暗雲立ち込めるヌエヴォ・サルディネロ。
しかし!
またしてもこの男がピッチに光をもたらします!!
そう!我らがリオネル・メッシ、その人です(笑)!!!
ブスケッツと交代してピッチに姿を現してすぐの後半20分、アンリからのクロスをチャビが頭でそらしたボールはバーに当たってメッシの下へ!
ピケがオーバーラップしていたこともあり、DFがつききれず、フリーでゴール前に走りこみ、そのまま右足でダイレクトシュート!!
早々に同点としてしまいます!!!(笑)
さらに同36分、再びメッシが、相手DFに当たった浮き球を空中で胸トラップしてディフェンスラインの裏へ!
空中でボールをコントロールしている最中、DFに足を引っ掛けられるも、抜群のボディバランスで、倒れずにまたしても右足でボレー!!

GKは懸命に手を伸ばしますが届かず、ボールはゴール左のサイドネットに!!!
クラブのリーグ戦通算5000点目となるメモリアルゴールによって、とうとう逆転に成功します。




しかし、諸手を挙げて喜んでばかりはいられませんでした…。
メッシによる逆転劇の前に、ダニがペナルティエリアで倒されるシーンがありましたが、これはシミュレーションをとられ(PKとは言わないですが、どう見てもシミュレーションじゃない!)、通算5枚目のイエローをもらってしまいました。
さらに試合終了間際、マルケス、ピケがそれぞれ2枚目のイエローをもらい、退場…。
次の試合、プジョル、マルケス、ピケ、ダニとDFが4人も出られないという事態に!
いったいどうしろと…?
ベップも頭痛いだろ~な。(><;)
結局試合自体は2-1での逆転勝利となりましたが、あまりに大きい代償を得た今節となってしまいました…。
頑張れ!ベップ!!p(^-^)q
ではまた。
【FCバルセロナ2-1ラシン・サンタンデール】
1-0 ジギッチ (56分)
2-0 メッシ (65分)
2-1 メッシ (81分)
★ラシン・サンタンデール戦後のグアルディオラのコメント

【総評】
「チームは非常に良い戦いをしたと思う。最初から最後までボールを保持し、試合をコントロールした。しかし、チャンスの数が足りなかった。もっとゴールに直結するプレー、シュートを狙うべきだった。いずれにせよ、歴史的にバルサが苦しんで来たスタジアムで、苦しみながらも勝ち点3を手にしたことの意義は大きい。まだまだ先は長いが、重要な一歩を踏みしめたことは間違いない」
【チームの飢え】
「逆転勝利!?今のチームには勝利への飢えがある。それこそが今のチームの重要な武器だ。メンタルの部分で、今のチームは非常に逞しい。何よりもポジティブなのはその点だ」
【レオ・メッシ】
「レオを投入したのは、1点リードされた展開でより得点に直結する攻撃をチームが必要としていたからだ。レオは偉大な選手。10分や15分あれば、相手守備陣を切り裂くことが出来る。今日の特に2点目は“ゴラッソ”だ。しかし、今日は彼だけじゃない。選手達の全力で戦った姿勢こそが、最後に勝利を手繰り寄せることに繋がった」
【多くのディフェンダーの不在】
ラシン戦でマルケスとピケが退場となり、アウベスが5枚目のイエローカードを受け、それぞれ次節のスポルティング・ヒホン戦で出場停止となることが決定した。現在はミリートとプジョルが故障で戦線を離脱しており、プレー可能なディフェンダーはカセレス、アビダル、シウビーニョの3選手しかいない。
「全く心配していない。来週どういう布陣で臨むかはその時に分かるだろう。我々はプレー可能な布陣を構築するだけだ。カンテラ(下部組織)の選手もいる。プジョルは間に合う可能性もあるが、次の試合に急がせて無理をさせるつもりは無い」
★ラシン・サンタンデール戦後の選手達のコメント

【ジェラール・ピケ】
「僕らは最後まで諦めずに戦った。確かに多くの試合で先制点を奪われることが多いけど、重要なのは、攻撃して、攻撃して、そして最後に勝利することだ。今のバルサは誰がプレーしてもチームとして機能することを証明している。スポルティング・ヒホン戦で僕やラファ、アウベスが出場出来ないけど、きっとチームは上手くやってくれるはず。メッシがチームにいるということは大きな喜びだ。彼を形容する為の言葉はもう使い果たしたよ」
【レオ・メッシ】
「5,000ゴールのボールは記念にもらって来たよ。でもこれはクラブに、博物館に捧げるつもりだ。僕らは常にゴールを目指して戦っているけど、5,000ゴールなんて想像もしていなかったね。
逆転のシーンは、ルーズボールが僕の方に飛んで来たので、マイボールにしようと飛び込んだ。上手くコントロール出来たので、シュートまで持って行けたね。今日、自分としては全て上手く行ったね。勝ててとても嬉しいよ。この勝利はとても重要だ。難しいスタジアムで勝ち取ったものだからね。昨日、マドリードが勝っていたし、僕らは負けている苦しい展開だっただけに、余計重要な勝ち点3となるね」
【ラファ・マルケス】
「今日は難しい試合だった。PKのシーンは殆ど相手のFWと接触していない。あれをPKに取られちゃきついね。今日は相手DFの裏を突く攻撃が不足して、攻撃にバリエーションが持てなかった。レオが入ったことにより、攻撃陣が活性化され、そして勝利を手にすることが出来た。レオは僕らにとって欠かすことの出来ない存在だ」
FCBarcelona HomePageより