
麺王 「さて、久しぶりに辛いのを食べたくなったな」
ユリア 「激辛なんて、名前だけの商品ばっかりじゃん!」

麺王 「ならば、ぺヤングだ!」
「ハバネロほど激辛ではないが、調度いい辛さだぞ」

ユリア 「野菜とかでマイルドになってるけど、気持ちのいい辛味だわ」
「それにしても、最近、カレーとか麻婆とか多くない?」
「幼児退行してるんじゃないの?」
麺王 「何を言う!」
「ガキが激辛なんて食わんだろ!」
ユリア 「まあ、元から幼児並みだから退行しようも無いけどな」

ユリア 「なあ! 執行猶予ってムカつくんだけど!」

麺王 「なんだ? いきなり」
「まあ、どの件かは分かるけど」
ユリア 「なんで、犯罪者がムショに行かないで済むのよ!」
麺王 「執行猶予って、元々懲役3年以下の比較的軽い罪に限られるし
別に無罪放免とは違うぞ」
別に無罪放免とは違うぞ」
「社会生活の中で自主的に更正しろってことだ」
ユリア 「でも、基本自由だし、ほとんど罰になってないじゃないの」
麺王 「そう、思うか?」
「じゃあ、例えば、例のT大生」
「世間に野放しにされて、今まで通りの生活ができると思うか?」
ユリア 「まあ、顔も名前も公表されてるから、
並みの神経では外出すらできないかもね」
並みの神経では外出すらできないかもね」
麺王 「だろ!」
「身の安全すら怪しいと思うぞ」
「少なくとも、俺が被害者の身内だったら放ってはおかん」
ユリア 「それをやったら、今度は自分が犯罪者じゃんか!」
麺王 「そうならない方法はいくらでもあるよ」
「実際に危害を加えるかは分からないけど、
そういう恐怖は常に抱えて暮らしていくんだぞ」
そういう恐怖は常に抱えて暮らしていくんだぞ」
ユリア 「ムショの中の方が安全なのかな?」
麺王 「どうかな?」
「あそこも、何をやってパクられたかで、扱いが違うからな」
ユリア 「イジメとかありそうだよな」
麺王 「ああ、幼い子供を手にかけてたりしたら、相当酷い目にあうぞ」
ユリア 「まあ、気持ちは分かるわね」
麺王 「だいたい、刑務所も税金で運営してるんだからな、
囚人が増えすぎても困るんだよ」
囚人が増えすぎても困るんだよ」
ユリア 「サクサク死刑にしたらいいじゃん!」
麺王 「それが、なかなか捗らないんだよな」
「死刑が確定しても、法務大臣がサインしないという
不思議なことがあるんだよ」
不思議なことがあるんだよ」
「ポリシーだか何だか知らんが、裁判で決まった事を実行しないのは、
ただの職務放棄だ」
ただの職務放棄だ」
ユリア 「税金で欠陥工事をやられるのも困るけど、
犯罪者を食わすのは、もっとムカつくわね!」
犯罪者を食わすのは、もっとムカつくわね!」
麺王 「更生させて社会に復帰させようっていう仕組みだけど、
現実はなかなか難しいからなぁ」
現実はなかなか難しいからなぁ」
「再犯率は決して低くない」
ユリア 「そりゃ、ゴキブリは鍛えてもカブトムシにはなれないわよ!」
「カスは所詮カスよ!」
麺王 「なんか、今日はいつも以上に厳しいな、キミ」
「カルシウム足りないんじゃないのか?」

ユリア 「来年3月の友達の結婚式に着ていく服がキツいのよ!」
「2キロしか増えてないのに・・・」

麺王 「フッ、執行猶予6ヶ月だな」
「せいぜい自主的に更生するがいい」
ユリア 「なに言ってんの!」
「おまえも、道連れだからな!」
「今日から毎日、トコロテン生活だ!」
麺王 「それじゃ、ムショ以下・・・・・」