娘の退院は昨年、６年生の９月初旬でした。
治療中は、身長はのびず、体重は減っていき、
一旦は髪も、まつ毛も抜けていた状態だったのが
退院後すぐに
ふわふわの髪の毛が伸びてきて、まつ毛の長さもすぐに私を追い越し
、
９月半ばに、６年生になって初めての登校。
帽子を目深にかぶって、緊張した様子の娘を
クラスのみんなが素敵な黒板アートとあたたかい拍手で迎え入れてくれました。
今年３月の小学校の卒業式で初めて、
帽子をかぶらずに学校に行きました。
何も知らない保護者さんたちから見たら、
彼女はただめちゃくちゃおしゃれなベリーショートヘアの女の子、に見えたと思います。
ほっぺたもふっくらとしてきて
春休みごろからは身長も伸び始めたため、
ホルモン注射はしないことになりました。
唯一、体力の回復が、ゆるやかに、すすんでいます。
中学校への登下校も、車で送迎。
娘のペースでいけばいい！って、
自分に言い聞かせていても、
テストだ部活だのがあるたびに
もうちょっと頑張った方がいいんじゃないかって気持ちが
むくむくわいてきてしまうお節介が性分の私ですが
そこは学校の先生とも相談しながら
よい塩梅でバランスをとっていかねばと思っています。
先週、
そんな娘を、１歳の時から間近でみてきてくれた方が
久しぶりに遊びにきてくれました。
子育ての大先輩で、４人の男の子を育てあげ、
ずっと私の子育て相談にのっていただいていた方。
娘の発病以降、初めての再会でした。
ひとしきり娘とハグし、健闘を称え、労ってくれて
夜、私と二人きりになったときに
「娘ちゃん、変わったね。
別人のようで、初めましてかなって思うくらい。
以前はどこか影があるようなところがあって、
それが娘ちゃんの魅力だなと思っていたけど、
今日はスッキリとしていて、明るくて、
病気と一緒にいらないものが全部とれたみたい。」と
話してくれました。
私も本当にそう思います。
娘の病気から、
たくさんの気づきがありました。
私自身がたくさん成長しました。
家族の関係が、格段に良くなりました。
幸せの感度が、格段に高まりました。
大変だったけど、
大変なとき、は、大きく変われるチャンスのとき。
その時はそうは思えなくても、
そう思える時がくるって信じてよかったなぁと思っています。
お義母さんにもらったこれ👇 家事の合間にも。
小学生組は、コレ。👆水道でじゃぶじゃぶに濡らして
振り回しながら帰ってくるそうです
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