マディフォックスのレストア その0.5(我慢できずちょっとだけ作業) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

ヤフオクで落とした91年製らしいマディフォックスのフレーム。


出品者様が迅速な対応をして頂けたので、もう到着。


本当にありがとうございました。





右側から見ると私の基準では綺麗と言えるレベル。


オーバーサイズのパイプで組まれたフレームはとても頑丈そうで力強さを感じるデザインです。


手持ちのタイヤで1番太いミシュラン country dry2を履かせてもチェーンステー部分は干渉無し。


コレはいい。





左側から見ると真っ茶っ茶です。


潮風を一方向から浴びる場所に長年放置されていたのか。


コウモリ男と戦った、左右で顔の色が違う人みたいな色の差があります。


近くで見ると・・・。





錆移りだけでは無く、微細な錆が広範囲で進行していました。


コレは一般の人から見ると鉄クズに見えるんでしょう、しかし私からすると古き良き日本の宝を手に入れたワクワクでいっぱい。





でも長期戦にはなりそう。





程度の差はあれど、左側全体がこんな感じです。





オイルスプレーをぶっかけながら、ボンスター(金属たわし)、真鍮ブラシ、スポンジやすりを駆使して・・・。





場所によっては600番から1000番の紙やすりを・・・。


塗装面はキズだらけになりますし、場合によっては下地が出ます(笑)


デカイ塗装剥離部分は錆や傷んだ塗装を落とし、クリアを塗り再度の錆を防止していき、最後にコンパウンドで塗装面全体を研磨するので躊躇せずいきます。





それなりには落ちますが、塗装の表層の錆による変色は思った以上に進行しています。





塗装表面に侵食した部分は深めに削らないとなりません。





今日は時間が無いので30分だけ錆を落としてみました。





フレーム内部までは錆が進行していないようですが、もう少し慎重に時間を掛け調べます。





塗装とロゴステッカーは残したいけど、どうかなあ。


個人的にキズや錆がある事自体は全く平気。


フレーム内部が無事で、手入れされつつ使い込まれた産業機械の様な重厚さを感じる外観になればいいんですが、今の所は微妙なラインです。





出品者様がサービスで付けてくれたシートポストもstrongなので、ボルトの頭を飛ばしてそこいらに転がっている部品取りのstrongポストとニコイチ出来そう。


しばらくマディフォックスのネタが続きます。