もう一枚の提出 | 房仙会米子校代表ブログ

房仙会米子校代表ブログ

静岡県三島市在住の書道家、福田房仙先生を師匠とし書道と通して生き方が変わるご指導を仰いでいます。また、房仙先生のご主人は食養道学院長、福田光孝先生。
「食養で身体をつくり書道で心を整える」房仙会の米子の代表として精進しています。

もう一つの漢字の提出


 昇段試験には“合否”という明確なゴールがあるので、どうしても「緊張感」や「気合い」が前に出ます。

 一方で、もう一つの提出は“純粋に書と向き合う時間”となりました。とはいえ、錬成会ではそれを師範格として教える機会をいただいたので、錬成会前は自分なりにしっかり頭に叩き込み挑んだ……つもりでした。 




 錬成会から帰ってからは、ほとんど仮名に時間をかけ、気分転換に漢字を書く、という日々。


 仮名提出を終えてようやく漢字に向き合い始めた時、そこには原点に立ち返るような時間が待っていました。 


 “気合い”ではなく、“丁寧さ”や“心の静けさ”


 「基本を思い出す」時間。


 太筆になると、筆の流れ・呼吸・重心の置き方、すべてが拡大されて見え、自分の幼さがあらわになります。 


 自分の書いた字で涙が出るなんて……それは「書けない涙」とは違う、情けなさや、自分を知った辛い涙でした。 


 悔やんでも仕方がない。


 締め切りがあるからこそ、今の自分で提出しました。 


先生の書。 

私の書。 


似せようとしても、“形”だけでは決して同じにはならない。


 『人間力をつけないと字は上手にはならない』


 —死ぬまでに間に合わないと思っていた私でも、房仙流書道なら、書の上達だけでなく“人間力”も猛スピードで育っていく。


 いつもなら落ち込むばかりの私。


 今は、「前に進もう!」と自分に声をかけられます。 


ここからは、12月25日のイベントに向けて考動して参ります。





 房仙先生の揮毫は、ただの“書”ではなく、心の震えそのものです。

 一文字一文字に込められた想い、筆が紙に触れる瞬間の静寂、そして空間全体が包まれるあの“気”——その場に居合わせた人だけが感じられる特別な時間です。観る人の心を揺さぶり、涙が自然にあふれる方もおられます。 

 本物の書を“生で”観る機会は、そう多くはありません。 

ぜひ、この貴重な時間を体感していただけたら嬉しいです。 

 詳細は、また改めてご案内いたします。

 12月25日、三島にて——心を込めて、お待ちしております。

参加申し込みフォームはこちらダウン



◆静岡県三島市の書道教室「房仙会」◆

 

ただ書道を学ぶだけではない、
第二の学校のような仲間の輪を形成できる。
そんな教室を目指しています。 

 

【所在地】
〒411-0831 静岡県三島市東本町

 

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