清書を提出しました。
今回は師範格のメンバー全員が「臨書」に挑戦です。
「臨書」とは、優れた古典作品を手本にして模写すること。
古人の筆跡を見て書くことで、技術だけでなく、書の美しさや歴史、文化にも触れることができます。
今回、誰のどの作品を臨書するのかを自分で決め、本を取り寄せて挑みました。
本を見ながらいざ書いてみると全くの別物。
形はもちろん、線の質もまるで違う。
どこが違うのかも分からないまま、ただ書き写しているだけになっていました![]()
先生から教わると、ほんの少し線がスッキリしたり、力の入れ方の違いに気づけたり。
目から鱗の連続でした![]()
どんなに時間をかけても、独学ではたどり着けない世界があることを改めて痛感しました。
それでも、先生のような線にはまだまだ遠く及びません。「実力不足」を思い知らされました
練習しなきゃ!
今回、ふと思い出したことがあります。
以前、清書を書き上げたとき
「また何年か経ったら、同じ字を書いてみたい」
そんな想いが生まれたことがありました。
時を重ねた自分が、あの時とどう違う線を書けるのか。成長を確かめたい、そう思ったのです。
けれど、今改めて感じたのは
房仙先生のご指導がなければ、私はこの字を書けないということ。
先生から教わることで、ようやく気づけること、見えてくるものがある。
そして、それだけではなく
先生のもとで学べる喜びがあるからこそ、書き続けられるのだと思いました。
さらに、同じように努力する仲間がいるからこそ
「私も頑張ろう」と思える。
房仙会で学ぶ意味や、この環境のありがたさを
改めて強く感じた時間でした。
これからも、学び続けたい。
そして、いつかまた同じ字に向き合ったとき
少しでも成長した線が書けますように。
房仙先生、光孝先生
本当にありがとうございます
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