浴室 -21ページ目

セックスしてると

会えないと、好き

それ以外ご飯食べてる時とか、外で一緒にいる時は、好きじゃない

自分に酔えるわたしだから、酔ってるだけなのかも

そもそも「都合の良い相手」を、選んでいるのはどちらなんだろう

わたしにお金を払う時、何を考えているんだろう

甘い部分だけ、舐めていたいの

苦い部分や不味い部分は要らないよ

うんと甘やかして、うんとわたしに嵌って、わたしの言うことを聞く、とっても良い子になってね

頭の中が

空っぽになるこの感じ

回らない頭はとってもシンプルで、打算とかそういうの、あんまり考えられない

殺されたわたしが出てくる感じ、悪くはない

目まぐるしく日々を過ごす中で、時にはこんな時間も良いのかな

なんで

あんなこと言ったのか判らない

らしくないと言ってしまえばそれまでなんだけど、わたしってそんなに入れ込んでいたのかと不思議に思った

心があるのかないのか

ないのかあるのか

町行く人を眺めながら、夜風に当たると辺りは暗くって

それぞれの思いが交差する合間をぬって今日もわたしは過ごしている