浴室 -102ページ目

愛人ができること

それに感謝したいと思う


愛人なんてやっぱり誰でもできることじゃないし


いわばわたしはわたしの足長おじさんを探しているわけだし


わたしに破格のお金を払ってくださる方には感謝しなければいけないと思う



今までのわたしは愛人をやってることに引け目を感じてどうしたらよいんだろう


なんて自分との折り合いをつけることにたくさんで


ずいぶん独りよがりのことを書いてきて


でもじゃあ愛人が全員いなくなったらどうするの?


なんて言われるとわたしはやっていけないし生活できない


いや、生活はできるけれども夢のための資金は一向にたまらないし大変なことになる



しかも18の頃からそんな生活をしてきているわたしは


二年間くらいやめていたけれどでもやっぱりこの世界に簡単に戻ってきてしまったわけで


最近はどうやって楽しむのかを考えている



大口の客を繋ぎとめるということ


その他の愛人をどうするのかということ



でも保障された世界じゃなくてクライアントが嫌になればなくなる仕事だから


そのあたりのストレスとはいつも戦わなくてはいけないし


だめになった時に受けるストレスをどう対処するのかということもとても大変なことで


ああ、仕方がなかったんだなんて割り切ることも大切



愛人で断られることはまずないけれども何が難しいって継続が難しいんだと思う



なまじはじめのうちに良い印象ばかりを与えてしまうと後から後から望むものが増えたのだとすると


大変



わたしはわたしを商品化してわたしに投資したいと思わせるような女にならなければいけないわけで


常に自分を磨き続けなければいけないと思うし


でもそれは体型だったり外見だったりすることも勿論あるけれども


内面的なものも多大にあるわけで


常に自分にストレスをかけて行う仕事なのかもしれないし



とにかくわたしはこの仕事が好きですか?と聞かれれば


好きです


と、答えると思う



金銭感覚が麻痺しそうになるけれども


それは自分の理性でセーブ


いつまでもあるわけではないのだから




感謝しなさい愛人ができることに


感謝しなさい愛人ができることに


感謝しなさい愛人ができることに





判りましたか?花魁さん

大口の

客を見つける

この軌道に乗って行きたい

絞り込んでも良い時期かもしれない

これから先も最も残しておきたい一人

つめが

甘かったと言われればそれまでの問題


大丈夫、まだいける


怨んだって、自分のせいでしょ


くそったれ