エルフィ・スカエシ(インドネシア)
テレビでテレサ・テンが亡くなって今年で20年になると聞いて、「あぁ、もうそんなになるのかぁ」なんて思っている今日この頃です。ちなみに、彼女は1995年5月8日に療養先のタイ、チェンマイで亡くなっています。
彼女ほど日本では有名にはなりませんでしたが、インドネシアに素晴らしい歌手がいるのでご紹介しましょう。もう6年も前にへティ・クース・エンダン を紹介したときに、「わたしが世界最高の歌手(のひとり)だと思ってやまない」と書いたエルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)です。
=====
インドネシアのダンドゥット(※)の女王さまであるエルフィは、まさに女王たる風格を見せたかと思うと、一方で妖艶な女を演じ、ときに20代とも思えるような清楚な愛らしさを表現できる魅力あふれる歌手である。
※ダンドゥットとは、インドネシアのポピュラー音楽のひとつの種類。マレイ音楽(ムラユー)をベースとして、インド歌謡、アラブ音楽、ロック・ミュージックの要素を加味した、強烈なビートを持つ音楽。発祥当初は、都会の若者など低所得者が好んで聞いた。民族楽器であるクンダン(太鼓)、スリン(竹笛)の他エレキギターも重要な楽器要素となっている。
1951年6月25日に比較的貧しい家に生まれた彼女は8才で歌手デビューした(10代という説もある)。14才で最初の結婚をし、長男・長女をもうける。以降所属するレコード会社をいくつか変え、1970年代前半にはダンドゥットの王様ロマ・イラマとデュエットで活躍をはじめる。その後は、ソロ歌手として大ブレークしていたのだが、1986年30代半ばで突然引退し、(2度目の?)結婚。その間2000曲以上の録音をしたという。
しかし、1991年に夫のゼ・ジンダンのプロデュースによるアルバム「エルフィ・スカエシ」で復帰。約2年後に久保田麻琴のプロデュースで復帰第2作「ディーヴァ復活」をリリースした。力強く自在な節回しに加え、「恋のフーガ」、「君恋し」など日本のおなじみの曲もカバーしている。
残念ながら、その後は新譜を出していないようで、1970年代から最初の引退までの間に録音された膨大なものの中から、2012年にライス・レコード(※)から3枚のCDが出されている。それぞれ、当時のアルバム(=カセット・テープ)2枚をカップリングしている。ソロ歌手として活躍していた1984年頃まで所属していたレコード会社PURUNAMA時代に録音されたもののようだ。
※ライス・レコードは、日本の「オフィス・サンビーニャ」 が出している主要レーベル。同レーベルから出しているCDは、日本語の帯が付いているものもあるが、基本的に日本語解説書はない。
ディスコグラフィーは、作成不可能だったので、1990年以降の日本で発売されたもののみに絞ってみた(左側の年月は、録音年月とほぼ無関係)。
1985年 ダンドットの女王(ベスト・オブ・エルフィ・スカエシ)(ポニー・キャニオン)(写真下左)
1990年 3月 ペスタ・パネン(ポニー・キャニオン)
1990年 4月 シリン・ファルハット(ポニー・キャニオン)1984年9月に発表(写真一番上)
1990年 5月 ダンドゥット・テラピック(ポニー・キャニオン)(写真下中)
1991年 ノスタルジック・ヒッツ(ポニー・キャニオン)
1968~70年にかけて録音されたもの(写真二番目)
1991年10月 ゴヤン・ダンドゥット
1992年 4月 ディーヴァ復活(ソニー・ミュージックレコーズ)(写真下右)
1997年 6月 ラジャ・ダン・ラトゥ(ライス・レコード)
2005年 3月 Lonceng Tengah Malam(Musica)→詳細まったく不明
2005年 8月 ザ・ダンドゥット・クイーン(ライス・レコード)
2012年 8月 経験ゆえに+許してII(ライス・レコード)
2012年 8月 グドゥン・トゥア+サラム・サヤン(ライス・レコード)
2012年 8月 コク・マラ+ガディス・ジャラナン(ライス・レコード)
数多く出されたうちの代表的なアルバムとしては、「シリン・ファルハット」、「ペスタ・パネン」そして「ディーヴァ復活」を挙げたい。日本盤がCDで出ているので、根気欲探せば中古品が見つかる可能性がある。それ以外のインドネシアで作られた作品(初期はLPレコード、その後カセット・テープ)についてはほぼ入手困難。
竹岡の萩生漁港(富津市)
最近天気がよくないですね。今日も晴れの予報でしたが、結構雲が多くて気持ちいい~、とまでは行きませんでした。
今日のゲンチャリ散歩は、JR内房線竹岡駅向かいの萩生漁港(天羽漁業センターがあるあたり)です。4月3日のNHK「キッチンが走る!『房総半島・伝統の春の味で絶品洋食』」 で、確か「竹岡漁港」っていっていたと思ったんですが、私の勘違いですかね、萩生漁港が正解みたいです。
都市部に近い漁港では「関係者以外立入禁止」の立て札があることが多いんですが、ここは、なし。
カモメやノスリそしてカラスもたくさんいましたよ。
丘に上がっている船(クルーザー?)と停泊中の漁船。
漁港から南に外れると、岩が迷路のようになっているところがありました。
※船以外の写真は、カメラの設定をちょっと変えてみました。
サクラのない風景
先日からお騒がせしている、gaccoの「社会人のためのデータサイエンス入門」、最終課題をやりました。結果、なんとか合格ラインの60%をクリアしました(86%)。やったー!gaccoでは、他の講義もいくつかクリアしているんですが、今回は本当に久しぶりに勉強したぞっていう感じでした。
さて、そうこうしているうちに「合間の」天気のいい日も終わろうとしています(^^;)。前回はサクラの写真でしたが、今日は同じ日に撮ったサクラが写っていない写真をご覧ください。
まずは、マザー牧場横の牛の放牧地にて。この時もタイミングよく放牧中に通りかかったのでじっくり撮りました。
山道のちょっと広いところに積まれていた木材。ちょっと色とか変えてみたくなるデザインでした。右は、馬登のしだれ桜の横にある竹林。
鹿野山にセブンイレブンの森があったんですね。ちょうど伐採をしたばかりのようでした。上の積んであった材木かな?
高いところから低いところへと、だんだん水田に水が入ってきました。田舎に住んでいると、田んぼに水が入ってくる度合いでも季節を感じることができるんですね。
サクラのある風景
昨晩の月食は、まったく見られませんでした。残念。前日の天気予報で、NHKの斉田さんが、「あしたは、曇りが多く隙間から見られるかもしれません。次の月食は、3年後の1月ですが、天気予報はありません」といっていたのが印象深い(^^;)。
風が強かったり、雨が降ったり、急用でいろいろ出て回っていたりで、シャッターを切る機会がここ数日はほとんどありません。そのかわり、夜は時間がとれるので、gaccoの勉強が第3週はすんなり終わってしまいました。まぁ、第2週に比べて内容も簡単だったんですが・・・。
この「社会人のためのデータサイエンス入門」は全4週で行われるのですが、1~3週までは、各週10問程度の択一式のテストがあります。3週終わった段階で、なんと、全問正解してます!しかし。4週を終えてから受ける最終課題は、これまでと違って、間違えても再度回答できないのと、合格ラインが60%なのに対して、今まで全問正解でもまだ40%なのです。まだまだ気が抜けないなぁ。
さて、先日佐久間ダムに行ってきたときに、たくさん写真を撮ってきましたが、今日はそのときとそれ以前に撮った「サクラのある風景」を何枚かアップします。
国道465号線、富津市田倉の桜のトンネルなど。
サクラが満開状態でないのが残念。
佐久間ダム(鋸南町)
最近、急に用事が入ったりしてちょっと慌ただしいです。暖かかった昨日は、出掛けてしまったのであまり関係ありませんでしたが・・・。
その昨日は、走行距離100キロ、撮った写真の枚数150枚を超えました(^^;)。鋸南町の大崩(おくずれ)地区にある佐久間ダム湖親水公園 に行ってきました。そうそう、「おくずれ」は、スイセンで有名ですが、サクラも結構有名で、観光客もかなりいましたよ。
ダム湖の周りは、時計回りの一方通行でした。かなり広くて、もし歩いて一回りするとしたら、1時間以上かかりそうでした。
ばらつきはあるものの、総じて5分咲き以上でいい感じでした。今度の週末あたりに「桜まつり」が行われるようです(詳しくは、上記リンク先をご覧ください)。天気がいいと、ちょうど満開で見事だと思います。
グーグルマップは、「35.127460, 139.903217」。