台風の影響で大変な思いをしている方々が
ゆっくり眠れる日が早く来ることを祈ります。
わたしの実家がある福島県いわき市も
水が止まったり、河川の氾濫で
床上浸水している家も多数。
急いで水の手配をしましたが、運送会社も
大変な時なので配達日時が
はっきりしない様です。
災害のかげで、沢山の企業や人が
動いていることに頭がさがる思いです。
東日本大震災では、わたしも多くの人から
助けてもらった。
「今回の台風で大変な中、わたし達が出来ることは
何だろうね」
と、福島にいる妹と電話で話しました。
人は孤独と向き合いながらも
人と支え合うことで生きていくのが人生なんだな、
と痛感しています。
台風や災害を前にすると
浄化だ、地球が怒っている
と、美徳のようにとらえる言葉を見かけるけれど
わたし自身は、
地球浄化説は、「半分正解半分ウソ」
という気持ちです。
災害が人工的なものであろうが、
そうでなかろうが
命に関わることなのは確かなわけで。
普段、祈ろう！と声高く言っているので
もちろん今回の台風も
これ以上災害が拡大しないことを祈りました。
だけどそれは
災害に備えた準備をした上の話し。
震災を経験しているので
ある程度の準備や、心構えはしました。
（ある程度です…完璧な準備ではない）
目の前のことを考えて
出来る限りの行動を起こした上で
祈りました。
準備をしても、運命とやらで
わたしの命が終了するのなら
仕方のないことだけれど
何の準備もせずに「祈ろう！」と言うのは
ただのアホだと思っています。
地球浄化説だろうが
人工的なものだろうが
どちらでもいいけれど
まずは、目の前のことと
向き合おうよ。
というのが、素直な気持ちです。
スピリチュアルな傾向が強くなると
現実的なことよりも
未知なこと、未来のこと、不思議なこと
宇宙のことに偏りがち。
台風や災害関係なく、全てにおいて
「宇宙的なこと」で済まそうとする。
だけど、この世は3次元。
出来る限りの行動や、準備は必要です。
行動や準備と、直感が上手く掛け合わされたとき
奇跡的なシンクロニシティが創造されます。
どちらかに傾くのではなく
直感と、目の前の向き合うことの
バランスが整ったとき
流れが出来て、自分の軸に軌道修正できる。
誰かのせい、時間のせい、お金のせい
外側で起きている出来事と向き合うことなく
スピリチュアルなことで片付けるのは
後々、課題となって目の前に再度訪れます。
見ないようにして問題に蓋をして
他人のせいにして片付けようとするのも
結局、また課題となって
負の連鎖のように付きまといます。
なぜなら、大切なことが目の前で起きているのに
向き合おうとしないから。
向き合うべきことが起きているのに
ただの厄介な問題として放置し、
諦めながら自己実現のために突進しても
幸せが何なのか見失います。
わたしも普段は、鑑定や目に見えないことを
話すことが多いので
ふわふわしないように、地に足をつけて生きることは
バランスを取る上で大切にしている軸です。
夫婦のバランスが壊れて
子どもたちとのバランスが壊れて
家族が崩れていくから。
それは本望ではないから。
ケセラセラ、の考え方は素晴らしい。
けれど、「なんとかなるさ」の陰には
なんとかなるように行動し、準備し、
直感を信じている。
具体的な行動や準備は
この世界では必要です。
だから、わたしはふわふわした
スピリチュアルが嫌い。
目の前のことと向き合った上で
人生が最適化するように祈る。
こうしてブログを書いている最中にも
ライフラインの復旧に向けて
動いている人たちがいる。
目の前のことを良くするために
準備し、行動し、働いている人たちがいる。
そういう人たちにも、家族がいる。
大切な人がいる。
目の前の向き合うことから逃げないで
わたし自身も、出来ることから準備して
動いていこうと
また災害から学んだ夜でした。
楽な方に逃げるのは簡単。
自分と向き合うのは時に苦しい。
でも、そのちょっと先にある
ちょっとだけの幸せの積み重ねは美しい。
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