男は独り道を行く -76ページ目

男は独り道を行く

誰も旅の途中

御厨人窟(みくろど)の方へ上がるとすぐにそれはあった。

が、

161103_henro06

なぜか柵がある。

低いとはいえ、何じゃこりゃ。

昔は入れたよな?

いや、入ったし。

そうしているとK氏、N氏もやって来て同じことを言っている。

昨日K氏が鍵を開けてくれるだのと言っていたのはこれか。

K氏も何のこっちゃわからなかったらしい。

ここで納経が出来るのを前回も、前々回も知らなかった。

今回は逃さずに納経。

そしての納経所の方に聞いてみた。

すると、落石がひどくなったので立ち入り禁止となったとのこと。

それもわりと最近(この日は平成28年11月3日)で1年も経っていないらしい。

昔、

「お寺は逃げない」

と言われたことがある。

が、やはりどこでも行ける時に行っとかなアカンわ。

有料にしてヘルメットを貸し出して入れたらどうかと聞くと、

団体さん用に山ほどヘルメットを用意する必要が出るから無理とのこと。

それでも柵を乗り越えて入る人はいるようだ。

若き日の弘法大師が修行した場所だから入ってみたいという気持ちもわかる。

なので、OKとは決して言わないが、入る人は自己責任とのこと。

見かけたら当然注意はされるはずやが。

一度でいいから直接「だるま朝日」を見たかったな。

 

24番最御崎寺に向かう。

すると前を歩く人。

昨日スーパーフェニックスで出会った方でした。

一緒に最御崎寺へ。

上り口に

161103_henro07

観音窟(かんのんくつ)と呼ばれるものがある。

実はこれ、

161103_henro08

上り口、つまり、手前にあるのに「最御崎寺奥之院」とのこと。

これも以前見逃していた。

元は別の場所にあったものがここに移設されたか何かという話だった。

 

お参りを済ませた。

そして参道を行く。

つもりやったが、

ここまで来たらもったいない!

こんな所、この先の人生でもそうそう来られるものではない。

ましてや徒歩で。

室戸の先の、中岡慎太郎像を見に行こうと考えた。

そう告げて、逆戻りして室戸の先まで行くことにした。

 

(よこ・ω・づな)

もう、じっとしていられない!
数日前に前売り券を購入し、イオンシネマ京都桂川へ。
「LIVE FOR TODAY  -天龍 源一郎-」
を観るためだ。
初回は天龍さんの舞台挨拶がある。
天気は雨。
 
11時から舞台挨拶で、上映は11時30分から。
11時に天龍さんの娘さんの嶋田紋奈代表が登場し、天龍さんと監督を紹介。
そして登場。
そしてゲストとして船木誠勝選手。
live_for_today
こういうかたちで会うのはSWS時代以来らしい。
代表からも、天龍さん本人からも、天龍さんは雨男とのコメント。
なので、天気に恵まれた日らしい。
あまり深い話は無し。
少し書くと、
・過去に船木選手へ2度だけ天龍さんから電話。でも電話番号は教えたことは無い。
・代表が「大阪」を出すと、天龍さんは「ここは京都で、大阪と一緒にしたら嫌がる」
 京都人たちからは大拍手が起こる。
 俺、大阪人なんやけどな・・・。
 
15分ほどで終了。
写真はその中で設けていただけた撮影タイムのもの。
 
この作品は天龍選手の最後の1年を密着撮影したものとなっている。
三沢光晴メモリアルに参戦した際の控室には小川良成選手、小橋建太さん、
川田利明さん、スタン・ハンセンさんらも訪れていた。
グレート小鹿選手、ザ・グレート・カブキさんたちとの会話とかも。
グレート小鹿選手の言っていた、
「源ちゃんはいつも北の方向を向いていた。」
天龍さんも
「いつも、こんちくしょう!こんなはずじゃない!と思いながらやってきた」
のようなコメント。
実際、大相撲から全日本プロレスへ。
華やかな技があるわけでもなく、オリジナルの技があるわけでもない。
太団体のエースのアントニオ猪木の卍固めや延髄切りを使ったりで非難されたり。
ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田に次ぐ第3の男。
UN王者の頃も、ワンマンギャングとかショボい相手の挑戦を受けさせられたり。
なんもない相手やから試合を作るために技(技も特になかったが)を受けまくって、
最後はスモールパッケージホールドで決めた記憶がある。w
維新軍団との出会い、阿修羅原選手との天龍革命。
とことん相手の攻撃を受け、常に全力ファイト。
日の当たらない場所から、そうしてファンの心をつかんでいった。
全日本プロレスの、後の四天王プロレスの原点と思う。
そして、あのSWS。
ターザン山本もやが、やる気のない連中にあしを引っ張られまくったな。
俺は観に行ってたけど。
WAR。
色々あって、最後は天龍プロジェクトで引退。
ファイトは常に全力。
あふれ出る「こんちくしょう!」と人間臭さ。
ジャンボ鶴田選手や藤波辰爾選手のような推されてトップに立った選手ではない。
長州力選手や藤原喜明選手のように積み上げてきた、
いや、適当な表現がみつからないが、そのような選手。
この作品、
もう、胸いっぱいというか、うまく表現できない。
俺は鶴田より天龍やったもんで尚更。
ターザン山本やったか、誰の記事かは忘れたが、
ジャンボのようにエリート街道ではない。
「大変だったけど面白い人生だったな。」
と言ってきっと天龍は死んだときに思うんだろうとあったのを思い出した。
ボロボロになりながらも戦う天龍源一郎の姿。
周りからは鼻水をすする音も。
花粉症か鼻炎かも知れんが、目に手を当てる人もいた。
今までの天龍源一郎の戦いを知っている者は皆何かを思いながらこの作品を見たと思う。
天龍源一郎を知る者すべてに、
知らない者にもこういう生き様の男がいたことを知ってもらうため、
ぜひ映画館で観てほしい作品。
 
しかし、嶋田紋奈代表が普通にキレイ。
天龍さんも男前やからな。
 
(よこ・ω・づな)

11月3日(木)

5時ちょっと前に起床。

またアラームに勝った。

 

食事は6時半からなので結構余裕がある。

遍路だけではないが、スポーツ等をして汗を大量にかくと水分が不足する。

そのため、う〇こが出にくくなってしまう。

これが結構重大。

ストレッチをして体温をあげるのはそれを促す目的もある。

朝にう〇こタイムを設けておかないと、途中でするのは色々と負担が大きい。

準備やストレッチをし、無事にう〇こタイム完了。

今日はこれで安心して出発できる。

161103_henro01

これから日の出を迎える、朝の景色。

 

出かける準備を万全にし、6時半に食事場所へ。

すでに数人席にいる。

161103_henro02

たまごは土佐ジローのたまご。

焼き魚は地元産のみりん干し。

豆腐は地元の豆腐店のもの。

みりん干しは骨ごとバリバリ食ったった。

皆さん食事に出てこられたが、正面の席の方がまだ来ない。

大丈夫なんでしょうかね。

支払いはこの食事の後。

お接待として300円引いていただけた。

 

部屋に戻って荷物を取ってくる。

玄関ではもう一人出かけようとしている。

二言三言話す。

この方は先に出発。

俺も徳増の方に挨拶をし、7時10分頃に出発。

今日の道は自販機が結構あるので、特に水の確保を意識する必要は無い。

ほんの10分程度の時間差やのに、さっきの方はギリギリ視界に入る距離。

速いなぁ。

 

視界には

161103_henro03

夫婦岩。

昇る朝日がまぶしい。

1.5Kmほどで

161103_henro04

夫婦岩を通過。(7時29分)

この種の名前の岩って、結構あっちこっちにある気がする。

 

以前、ずっと55号線をあるいていた気がするが、へんろシールは脇道を指す。

55号線を歩いていても景色はほとんど変わらんのでそちらへ行くことにした。

2か所ほど、このように分岐がある。

全て脇道を選んだ。

脇道には、普通に住宅が並んでいる。

昨日はほとんど海ばかり見ていたので何か新鮮。

小学校もあり、キッズがスケボーをやっていた。

しかしここの小学校って、何人の児童がおるんやろな?

全戸に児童がおっても知れてるわな。

 

脇から55号線に戻ると、結構後方に人が見える。

この方が速くて俺に追いついたのか、俺が速くて誰かを抜いたのか?

よく見ると、俺より先に出た方(N氏とする)やった。

 

161103_henro05

9時44分、室戸青年大師像横を通過。

相変わらず白が映える。

掃除、かなり大変かと。

 

この付近で下に降りられる。

降りていくと、人がいる。

昨日一緒に歩いていたK氏である。

相変わらず、熱心に何かをメモしている。

実は昨日、地震等で地盤が動いているという話をした。

ってことは、この辺は空海の時代には海の中やったかも知れん。

推定で何メートルかとか書いてあるが、あくまでも推定なんで事実はわからん。

この先にある御厨人窟(みくろど)も海の中やったかも知れん。

これはさておき、昨日道中で話したことがある。

それは遍路やからといって、何でも美化しすぎということ。

もっと先になるが、足摺岬の岩には空海に仕えたウミガメが空海を迎えに来るとか。

そんなん、単に面倒をみていてなついただけと思うし、

そもそも本当にそうなら空海はおぼっちゃまくんやんw

足摺岬の穴と金剛福寺の賽銭箱がつながっているという伝説なんかも。

これらってちょっとやり過ぎと思う。

弘法の御加持水なんかもいろんな場所になるが、

杖を突いただけで水が出るわけが無い。

空海は公共工事なんかも勅命で行っていたようなので、

ここを掘れば水が出やすいと指示したというのなら納得やが。

バスツアーなんかでも、歩いたことの無い付き添いの先達がこの種の話を

いやになるくらいすると言う。

それなら、どこの寺の近くの何が美味いとか、そんな情報の方が価値があるかと。

やりすぎると、A原彰晃が本当に空中浮遊してたと信じるようなもんかと。

あれ、ジャンプしてただけやし。

あんまり無茶苦茶な伝説は排除してもよろしいかと。

 

K氏、

「私に付き合っていたら時間が足りませんよ」

とのこと。

実際、K氏は今日14時頃のバスで帰るから余裕があるもんな。

 

ここから上にあがると御厨人窟(みくろど)があるので、先にそちらへ行くことにした。

 

 

(よこ・ω・づな)