11月3日(木)
5時ちょっと前に起床。
またアラームに勝った。
食事は6時半からなので結構余裕がある。
遍路だけではないが、スポーツ等をして汗を大量にかくと水分が不足する。
そのため、う〇こが出にくくなってしまう。
これが結構重大。
ストレッチをして体温をあげるのはそれを促す目的もある。
朝にう〇こタイムを設けておかないと、途中でするのは色々と負担が大きい。
準備やストレッチをし、無事にう〇こタイム完了。
今日はこれで安心して出発できる。
これから日の出を迎える、朝の景色。
出かける準備を万全にし、6時半に食事場所へ。
すでに数人席にいる。
たまごは土佐ジローのたまご。
焼き魚は地元産のみりん干し。
豆腐は地元の豆腐店のもの。
みりん干しは骨ごとバリバリ食ったった。
皆さん食事に出てこられたが、正面の席の方がまだ来ない。
大丈夫なんでしょうかね。
支払いはこの食事の後。
お接待として300円引いていただけた。
部屋に戻って荷物を取ってくる。
玄関ではもう一人出かけようとしている。
二言三言話す。
この方は先に出発。
俺も徳増の方に挨拶をし、7時10分頃に出発。
今日の道は自販機が結構あるので、特に水の確保を意識する必要は無い。
ほんの10分程度の時間差やのに、さっきの方はギリギリ視界に入る距離。
速いなぁ。
視界には
夫婦岩。
昇る朝日がまぶしい。
1.5Kmほどで
夫婦岩を通過。(7時29分)
この種の名前の岩って、結構あっちこっちにある気がする。
以前、ずっと55号線をあるいていた気がするが、へんろシールは脇道を指す。
55号線を歩いていても景色はほとんど変わらんのでそちらへ行くことにした。
2か所ほど、このように分岐がある。
全て脇道を選んだ。
脇道には、普通に住宅が並んでいる。
昨日はほとんど海ばかり見ていたので何か新鮮。
小学校もあり、キッズがスケボーをやっていた。
しかしここの小学校って、何人の児童がおるんやろな?
全戸に児童がおっても知れてるわな。
脇から55号線に戻ると、結構後方に人が見える。
この方が速くて俺に追いついたのか、俺が速くて誰かを抜いたのか?
よく見ると、俺より先に出た方(N氏とする)やった。
9時44分、室戸青年大師像横を通過。
相変わらず白が映える。
掃除、かなり大変かと。
この付近で下に降りられる。
降りていくと、人がいる。
昨日一緒に歩いていたK氏である。
相変わらず、熱心に何かをメモしている。
実は昨日、地震等で地盤が動いているという話をした。
ってことは、この辺は空海の時代には海の中やったかも知れん。
推定で何メートルかとか書いてあるが、あくまでも推定なんで事実はわからん。
この先にある御厨人窟(みくろど)も海の中やったかも知れん。
これはさておき、昨日道中で話したことがある。
それは遍路やからといって、何でも美化しすぎということ。
もっと先になるが、足摺岬の岩には空海に仕えたウミガメが空海を迎えに来るとか。
そんなん、単に面倒をみていてなついただけと思うし、
そもそも本当にそうなら空海はおぼっちゃまくんやんw
足摺岬の穴と金剛福寺の賽銭箱がつながっているという伝説なんかも。
これらってちょっとやり過ぎと思う。
弘法の御加持水なんかもいろんな場所になるが、
杖を突いただけで水が出るわけが無い。
空海は公共工事なんかも勅命で行っていたようなので、
ここを掘れば水が出やすいと指示したというのなら納得やが。
バスツアーなんかでも、歩いたことの無い付き添いの先達がこの種の話を
いやになるくらいすると言う。
それなら、どこの寺の近くの何が美味いとか、そんな情報の方が価値があるかと。
やりすぎると、A原彰晃が本当に空中浮遊してたと信じるようなもんかと。
あれ、ジャンプしてただけやし。
あんまり無茶苦茶な伝説は排除してもよろしいかと。
K氏、
「私に付き合っていたら時間が足りませんよ」
とのこと。
実際、K氏は今日14時頃のバスで帰るから余裕があるもんな。
ここから上にあがると御厨人窟(みくろど)があるので、先にそちらへ行くことにした。
(よこ・ω・づな)