*** 紅葉前の静けさ ***
容子「帰りに中山道守山宿や大原なんかに立ち寄る時間があるけど、どうします?」
「大原がいいわ♪」
「三千院と寂光院の両方は無理よ。どちらかに決めてくださいな」
「寂光院にしましょ」
『びわ湖バレイ⇒大原』だけど『⇒途中越(途中峠)⇒鯖街道』を走るとじつは守山に行くより早いです(40分<50分)。もう少し調べてて驚いたのは『大阪⇒(途中越)⇒大原』=『⇒(京都市内)⇒』。大原が混む季節は途中越が断然早いのね。目からウロコでした(@@)。これ、みなさんにお役立ちかも♪
/中山道守山宿=なかせんどう・もりやま・じゅく(気まぐれ146)。寂光院=じゃっこう・いん(20年9-0)。三千院=気まぐれ147。途中越=とちゅう・ごえ。鯖街道=さば・かいどう(若狭街道/国道367号)
*** 建礼門院=平徳子さん ***
ご存じの方も多いと思うけど、いちおう簡単にご紹介。源平合戦ラスト壇ノ浦の戦いで海から助け上げられ、生き残った建礼門院徳子さん、彼女が30年の余生を過ごしたお寺が寂光院/Oです。
お寺の名前は寂光院でなく清香山玉泉寺(知らなかった^^)。聖徳太子の創建と伝わります(594年)。御本尊は地蔵菩薩さま。天台宗/Oの尼寺なのよ。2000年に本堂が放火で全焼し、御本尊や建礼門院像etcも焼けちゃったのがホント残念(犯人は捕まってません)
境内を歩くとそこはかとない、やさしい雰囲気が感じられるのね💛コケのお世話をされていた女性(ひょっとして庵主さん?)が手入れの仕方をあれこれ教えてくださって楽しかったです♪
/壇ノ浦の戦い=だんのうら(1985)。建礼門院徳子=けんれいもんいん・とくこ/のりこ/とくし(1155-1214=高倉天皇の中宮=皇后/安徳天の皇母君/平清盛の娘)。高倉天皇=たかくら・てんのう(1161-81/80代天皇)。安徳天皇=あんとく・てんのう(1178-85/81代天皇)。平清盛=1118-81。清香山玉泉寺=せいこうざん・ぎょくせんじ。孤雲/X=こうん(腰掛待合まで入れます/茶室の名は平家物語の一節から)。腰掛待合=こしかけ・まちあい
*** 楽しいおしゃべり ***
紅葉が始まる前の平日だからでしょうね、寂光院は人が疎らでやわらかな雰囲気です。門前のしば漬けのお店翠月/Oもおひまそう。たっぷり楽しくおしゃべりしてしまいました(^o^)
このお店、昭和初期に始めたみたいで、寂光院の前で80年?90年?お店を続けてるのよ。おみやげに買ったしば漬け、スーパーなんかに置いてるのとは味がずいぶん違います。初めはちょっと違和感だけど(←発酵の匂いと味)慣れてくるとだんだん美味しいと感じるようになるから不思議よね(^o^)
/翠月=すいげつ。おしゃべり=さつきさんも私も女性の声です(20年147-2)。草生川=くさお・がわ
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さつきさん「酒処さつきで晩ごはんしない?容子さん、しばらく行ってないでしょ?」
「あ、いいわね♪」
酒処さつき/Instaは吉本のホームなんばグランド花月の1F。さつきさんは自分の名前と同じなので大のオキニです。お友達ともよく行ってるみたいよ。ここをさつきさんに教えてあげたのはじつは私なんだけど(笑)