*** 参道/参拝/狛鹿 ***
勝持寺も大原野神社も紅葉の名所だけど、あまり知られていないのね。予想どおりどちらも人影はまばらで、盛りの紅葉をゆったりと存分に楽しむことができました💛 でも、土日祝日はそれなりに人出が多いみたいだから、お休みを取れるのであれば平日をおススメしたいです。
大原野神社は長岡京遷都の784年に勧請され、850年にこの地に落ち着きました。奈良の春日大社の分社で『京春日(きょうかすが)』とも呼ばれます。なので、ご祭神は春日大社と同じ武甕槌命(タケミカヅチノミコト)をはじめとする4人(4柱)、そして神獣も鹿というワケ。
狛犬ならぬ狛鹿さんが守る神社はどこも春日大社の支店・出張所か(←こんな言い方してごめんなさい)タケミカヅチさんのご縁みたいよ。尾田栄一郎さんの(おだ・えいいちろう)『ワンピース』の狛鹿くんも、ご先祖をたどれば奈良に行きつくかもしれないわね。
小旅のルート
*** 紫式部 & 源氏物語 ***
紫式部の本名は『藤原香子(かおるこ/たかこ)』だったという説があります。これが本当かどうかはともかく、藤原一族なので大原野神社は彼女の氏神さま。源氏物語にも天皇の行幸のお話が出てきます。私は『あさきゆめみし』(大和和紀さん)と『新源氏物語』(田辺聖子さん)のおかげでこの素敵できらびやかな世界を知りました。
*** 鯉沢池/春日乃茶屋 ***
鯉沢池は(こいさわのいけ)は良の猿沢池を(さるさわいけ/さるさわのいけ)ここに造ったと言われています。私は何度も来てるけど、紅葉シーズンは初めてなので『思わず息を呑む』という言葉どおり💛💛💛でした。
池のほとりの春日乃茶屋(かすがのちゃや/かすがちゃや)がいい雰囲気なのよ。茸ごはんのお弁当とおでん、よもぎ餅をいただきました。席は空いてるんだけど、バスの団体さんがいっときテイクアウトの行列を作ったので大忙し。
食べ終わった頃に「コーヒーをお持ちします」と言われて、「え?頼んでませんけど ・・・」、「忙しかったのでゆっくり楽しんでいただけませんでした。そのおわびです」。たしかに(ふだんなら持ってきてくださるはずの)お手拭きやお茶をもらいに行ったわね。でも、嬉しい(^o^)。コーヒーも美味しくて、あらためてこのお店のファンになってしまいました💛
表情が好きくないけど・・・
*** 参道を戻って ***
素敵楽しかった大原野神社の参道を戻り、二の鳥居に近づいたあたりでさつきさんが嬉しい写真を何枚も撮ってくれました。《人がちょっと多いわね》と思ったら新婚さんの撮影です。これはいつ見てもほほえましいのよね💛
明日は大原野のラスト『正法寺(しょうぼうじ)』と京都北白川のお茶、大阪に帰って『酒処さつき』の晩ごはんをお話しして、今回の小旅レポートをおしまいにします。それと、いい機会かなと思ったのでさつきさんとの小旅をリストにしてみました。合わせて2010年5月の大原野神社の記事もリンクしておきます。
*** リンク ***
***