村を歩くと風情のあるお家たちに心惹かれます。実った柿の木や(1枚目)窓際の吊るし柿に(5枚目)秋の深まりを感じるわね。
先月お墓を訪ねた白洲正子さんはこの里を愛でました(@随筆『かくれ里』)。『白洲正子自伝』の感想・レビューにはこんな投稿があるのよ。「上から目線の物言いに嫌気がさす(*)。でも、彼女のような人たちが日本の伝統や文化を支え、守ってきたのだろうと思う」
(*)さもありなん。明治生まれの名門のお嬢さまだし、日本一カッコいいと言われた夫(次郎さん)の頬をひっぱたいたような人だもの(^^)。でも、彼女自身がカッコいいし、私が目指す『素敵なおばあちゃん』のお手本のひとりなのよ(私は上から目線はしないつもり)
***** 白洲正子さんと『かくれ里』 *****
***** そのほかの小旅(インデックス) *****
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神さま(1枚目左)とお地蔵さま(右)がお隣さんなのが楽しい(^o^)。近寄ってよく見たら、お地蔵さまのお賽銭箱は分福茶釜くんでした(2~3枚目)
***** 分福茶釜 *****
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薔薇とか南天の実とか小菊とか、よく手の入ったお花たちもよかったです(ラスト6枚目はわかりませんでした)
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《須賀神社のご利益かしら?》の佐吉はお料理がめちゃめちゃ美味しかったのよ💛💛。本もろこの白焼きに鴨のロースに八幡巻き。それを地元高島市(*)の上原酒造さんの『不老泉』でいただきました(佐吉というラベルもあります=ラスト9枚目)
このお店は1954年創業で、私たちがめったに口にできない美味のイワトコナマズもいただけるとのこと(予約しておけば水揚げされた時に電話をくださいます)。《一度はぜひ食べてみたい💛 その晩はここに泊って=不老泉もいただきたいから》、そう思ったのでした。
(*)菅浦は長浜市役所(@北陸線長浜駅)より高島市役所(@湖西線新旭駅)のほうが(琵琶湖の北端を回らなくて済む分)ずっと近いです。菅浦の最寄駅永原は湖西線なので、じつは私はここに来るまで『長浜市菅浦』ではなく『高島市菅浦』と思い込んでました。
***** 割烹佐吉 *****
***** 本もろこの白焼き(第3のページ)&八幡巻き *****
***** 上原酒造&イワトコナマズ *****
***** ランチ(インデックス) *****
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鳥居前のバス停で帰りのバスに乗る時(1~2枚目)『名残惜しい』という言葉を久しぶりに使いたくなりました。バスに乗ったら雨が降り始め(3枚目)、激しく降る雨に西日が射して本日2度目の虹を見ました(4枚目)。
永原駅に着いた頃に雨足が弱くなってきて(5枚目)、電車がホームに入ってきた頃に雨が止みました(6枚目)。でもね、この猫の目お天気もこの地の晩秋の風情と思えば、と別れがたい気分になるのね。💛×5のとっても素敵な小旅でした。