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コーヒーもう一杯

日々を楽しく まったりと過ごせるといいよね。



高校のころ

半ドンの帰り


駅前通りをまっすぐ行き

交差点の角にあった「学生ラーメン」


学生はラーメンが250円で食べれた


昭和の終わり

あの頃はラーメンが400円くらいだった


だから安いよね


店の中はお世辞にも綺麗ではない


ラーメン屋さんではあるが

テレビゲームも置いてある


あの頃流行ったインベーダーゲームやギャラクシーアン、ゼビウスなど


ラーメンを注文する前にやったっけ


壁には

「饅頭食べたいときに饅頭食べたいと言える人は、、、」

なんて「みつを」の格言も貼ってある

(自分は食べたいと言えない人だなと思ったっけ)


店主の、学生に安くラーメンを提供する心意気を書きなぐった貼紙もあり


今ならオモウマに出れるかも😁

そんな楽しい空間だった




向かいにはレコード屋さん

立ち読みならぬ、立ちレコードしていた


レコードを片手でチャッチャッと見るのが玄人っぽかったな(当社比)


その斜向かいには本屋さん

こっちはホントの立ち読み


製本したあの匂いが好きなんだよね



なので

なかなか帰れませんでした💦


懐かしいわが町、目抜き通りの昭和の風景



今もそんなには変わっていない


ただ、シャッター街になってるだけ




ここの秋桜はカラフルで好きです





秋ですね

秋に聴きたい曲はたくさんあるけど
今日の気分はエア・サプライ



さて

うちの職場の界隈は外国人天国

 

牛丼屋に入ると、店員もお客様も外国人

 

ハンバーガー屋に入っても、店員もお客様も外国人

 

そんな感じで日本人が少ない変わった街です

 

なので

外国からの観光客は、日本人らしき人を見かけると

すぐ尋ねてきます

 

最初は戸惑ったけど

今では普通に話します

 

英語で聞かれても、韓国語で聞かれても、中国語で聞かれても、ボディランゲージ(身振り手振り)と少しの英語で答えます

 

英語といっても中1ぐらいのレベルですが🐤

 

あと

今はスマホの画面で尋ねてくるので、なんとなく理解できるし

 

ちゃんと合いの手いれて

アハ〜ンなんて言ったり

 

気分はネイティブ👍

 

 

 

英語って環境ですよね

 

これが

日本人しかいない通勤電車のシーンとした状況で聞かれると答えられない

 

なぜなら

周りの日本人が聞き耳たててるから

 

こいつ英語喋れるのか?

なんて思われていると思うと大胆になれない💦

 

ここらへんが

日本人は恥の文化だと思うのですよ

 

外国人のほうが度胸がすわっているというか、恥を恥と思わない(思い込みかもだけど)

 

 

でもまあ

恥ずかしいと感じる感性というか、繊細な日本人のほうがいいですね

厚かましい人は苦手です

 

 

 
 

 

ヤマボウシに赤い実がつきました


先日は今年一番の金木犀の香りがしました


まもなく秋本番

少ない秋を楽しもう



 

 

 

平成になりたての頃の話

 


職場に異動してきた人は40代半ばの男性

 

申し訳ないけどさえないオジサン(以下仮名で杉本さん)

 

前の職場でも一緒に仕事をしたことがあるので知っている

 

大人しくて目立たない、そんな人

 

 

ところが

なんとなく変だ

 

口数が増えた

 

ちょっと

素っ頓狂ではあるが話すようになった

 

そして

ウォークマン?を大音量で聴いている

 

近くにいると音漏れするくらい

 

そしてそして

歌に合わせて鼻歌までまじっている

 

 

杉本さんとは帰りの電車が同じなので、一緒に帰ったことがある

 

そのときもウォークマンを聴いていたので

何を聴いてるの?

と聴くと、イヤホンを片方貸してくれた

 

いやん

ラ・ブームみたいじゃん😍

(知らん?)

 

声の主は裕次郎

そう

石原裕次郎でした

 

渋い、カッケー

 

 (ちなみに自分は、太陽にほえろ!の中でブラインドをチラ見するボスのイメージしかありません)

 

片耳で裕次郎を聴きながら

自分がどんなに裕次郎を好きなのか、熱く語ってくれた

この状態なので大音量での説明となり、恥ずかしかったけど

 

 

 

きっと

このさえない杉本さんは(失礼)、転勤で落ち込んでいるところを、裕次郎に元気をもらっているのだろうな(あくまで推測です)

 

そして自分を変えようとしている

(これも推測)

 

 

それからの杉本さんは

職場の休憩中や会議でも発言することが多くなった

 

的を得ない発言だけど😅

 

そして

裕次郎を熱く語るのを聞く皆は、だんだんウザくなってきた

 

でも大丈夫

彼は裕次郎に守られているから

 

しまいには鼻歌でなく

生声を披露するようになった

 


そして

周りがそれに呆れて気にしなくなったころ

 

あっという間に

彼は別の職場に異動してしまった

 

 

 

異動して半年くらいかな

 

たまたま杉本さんに会う機会があって

 

最近裕次郎は聴いてますか?

と聞くと

もう聴いてない

と答えた

 

歌を忘れたカナリアだよ

と彼はぼそっと呟いた

 

ここは笑うところだったかな😅

 


結局

彼はもとのオジサンに戻っていた

 

 

 

 

音楽は人を勇気づける

その影響力はそうとうあるはず

 

だけど、上手く使いこなせなかった

というところでしょうか

 


異動というのは

そうとうのエネルギーを消費します

勤務場所、仕事の内容、関わる人もガラポンしてしまうのだから

挫けてしまう人をよくみています 


なので

何かの心の拠り所を求める気持ち、すごく分かります


そんな平成初めの頃の話でした

 

 

 

 

平成といえばテレサ・テン

昔は興味なかったけど、好みは変わってきますね

 

 



 おまけ

娘の作ったパン