11月23日は勤労感謝の日
新嘗祭、宮中行事で最も大切な行事です。
新米を始めとした農作物の五穀豊穣に感謝する日です。
戦後ですよ、「勤労感謝の日」となったのは。
日本人の古き良き習慣が、日本人でさえ知らない悲しい今の日本。
全国の神社では「秋季大祭」として、祭事を執り行います。
毎年、茨城県にある皇祖皇大神宮の秋季大祭に参加しています。
この祭事も、皇祖皇大神宮の中では一番大きな行事です。
そして、今年は7年ぶりに火渡り神事=鎮火祭も開催されます。
朝は雨でしたが、時間を追うごとに晴れてきました。
午前中は本殿にて、
御祈願祭、鳴動祭が執り行われました。
300人くらい来ていたでしょうか。
入りきらず、玄関まで人が溢れていました。
竹内館長の神様を唱える祝詞は
独特のリズムで唄うように透き通る声で奏上されます。
今年の鳴動祭は、
男釜(男神、社会的なこと)は細く流れるように時々ビビビと震え、
女釜(女神、個人的なこと)は大きな音で力長く響いていました。
重たい釜の蓋がずれていくほど、女神のパワーが強かったそうです。
2023年鳴動祭、竹内館長のお言葉は
「新しく始めたことにも必ず終わりがある。つまり形にするということ。
物事が徐々に固まって、形になっていく。
結果は後に必ず出てくる。
女神が強いということは、1つ1つ個人の願い事を聞いてくれるし、
みんなのことを気にしている。しっかりお参りした人には出てくる。
これからは色んなことが起こる。
油断しない、隙を作らない、地道に自分で足元を固めていく。
結果は、必ず残る。」
また、鎮火祭で
「想念の強い人=自分さえ良ければの人は火傷をする」
そうで、火傷をするような人は火の神様は許さない。
そういう人は「火戻し」をするので申し出るように。
心して渡ってください、とのこと。
ここまで言われて、「火傷しました」とは言えないですよね
午前中の神事が終わった後、お昼休憩があります。
お昼ご飯は、おにぎりが提供されますが、足りないので
折角なので、磯原駅前の喫茶店「ペパーミント」で
チーズスパゲッティとカレーピラフをいただきました。
昔ながらの地域に愛される喫茶店。
チーズスパゲッティが超美味しかったです。
次回は人気No.1のナポリタンを試してみたいです🍝
午後は、深湯(クガタチ)を行いました。
沸騰したお湯をザブザブかけられて、浄められました
お次は、鎮火祭。
結構な勢いで、燃えてますけど・・
大きなうちわ?で火消しをします。
炭になってからも、入念に確認します。
15時半頃から館長さんが渡り始め、その後、関係者が次々渡ります。
私も渡りましたが、思ったほど熱くなかったです。
火傷しなくてよかった 想念強くない証です。多分。
無事に鎮火祭が終わりました。
この後は、御神刀祓がありますが、私たちはこれにておいとましました。
帰り道、高速道路上でも夕焼け雲が美しかったです。
途中「事故渋滞90分」の文字を見て、
主人と私は「宇都宮で降りて餃子を食べようか」と、
全く同じ思考で宇都宮に泊まることとなりました。
(次の日仕事です笑)
次回、宇都宮餃子編、お楽しみに。
↓去年の秋季大祭の様子です。
鳴動祭の館長の言葉、毎年記録するようにしています。
よろしければ過去ブログご覧ください。