styling : Yoko Wada
photographer : Genpachi Tatekawa
前記事からの続きです。
今日は、テーブルクロスのお話です。(上の画像のクロスもも・ち・ろ・んカーテン生地!)
ヴァンクーバーでのホームステイ・・・、
私は、ホストファザー、ホストマザー、6歳、4歳の男の子という家庭にステイしました。
ラッキーなことに、このホストマザーは、移民してきた方たち対象に英語を教える
「英語のインストラクター」!
そして、このホストファザーは、コンサルタントを仕事とし、家事に協力的なホストファザーでした。
さらに、ここのご夫婦は、お料理が趣味!だったので、
本格的ギリシャ料理とか!・・・手作りパンやら、スイーツやら・・・
いろいろなものを作ってくれました!
そう、そうかといって、この家はいたって質素。
生活は、いわゆる普通の普通?というのでしょうか?決して裕福な感じではなかったです。
でもでも、
家族が集まる、夕食には、
必ず、コットンの洗いざらしの(使い込んだ・・・)「テーブルクロス」を丁寧に敷き、
ご飯の支度を子供たちや私と、わいわいがやがや・・・やるような本当にアットホームな雰囲気でした。
この「テーブルクロス」なんですが、
本来、食事の時だけかけて・・・・終わったらすぐはずす。
これが、原則です。
日本の家庭では、よくテーブルクロスを敷きっ放し?かけっぱなしのお宅があるように思いますが
これは、基本的にNGです。
食事をしていないときは、テーブルの肌が見えるのが本来のルールです。
(これには、テーブルクロスや布にまつわる長い食卓の歴史に理由がありますが、
長すぎて、とても語れません。)
このホストファミリーは、本当に家族との食事を楽しむために心を込めて準備をして、
決して飾り立てることのないその食卓も、いつも皆の笑い声で溢れていました。
この食事前にクロスをかける→終わったらはずす。
のちのち、テーブルコーディネートのレッスンの基礎で出てきたときは、
すぐにこのヴァンクーバーでのシーンを思い出しました。
今でも、あのファミリーと過ごしたテーブルを良く思い出すのですが、
相手の喜ぶをお顔を想像してテーブルをしつらえる・・・
その 「おもてなし」 の心を、さりげなくいつも教えていただいていたように思います。
あのファミリーにステイできたのは、本当に幸運でした。^^
では、次は、今月のお料理教室の記事です♪
今月は、食欲の秋でパワーアップ!
今月は和食です♪
画像満載です!お楽しみに~。