カナダの思い出★テーブルクロス | 食空間クリエーター和田よう子のこだわりテーブルコーディネート術

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(一社)ジャパンテーブルコーディネート協会は名古屋に本部をおくテーブルコーディネート専門のスクールです。国内外に22校のJTS指定認定校があります。基礎から学び認定講師になるための講師育成(プロ)までの徹底した指導・サポートが受けられます。


styling : Yoko Wada

photographer : Genpachi Tatekawa



前記事からの続きです。



今日は、テーブルクロスのお話です。(上の画像のクロスもも・ち・ろ・んカーテン生地!)


ヴァンクーバーでのホームステイ・・・、カバン

私は、ホストファザー、ホストマザー、6歳、4歳の男の子という家庭にステイしました。


ラッキーなことに、このホストマザーは、移民してきた方たち対象に英語を教える

「英語のインストラクター」!

そして、このホストファザーは、コンサルタントを仕事とし、家事に協力的なホストファザーでした。


さらに、ここのご夫婦は、お料理が趣味!だったので、

本格的ギリシャ料理とか!・・・手作りパンやら、スイーツやら・・・

いろいろなものを作ってくれました!


そう、そうかといって、この家はいたって質素。

生活は、いわゆる普通の普通?というのでしょうか?決して裕福な感じではなかったです。


でもでも、


家族が集まる、夕食には、

必ず、コットンの洗いざらしの(使い込んだ・・・)「テーブルクロス」を丁寧に敷き、

ご飯の支度を子供たちや私と、わいわいがやがや・・・やるような本当にアットホームな雰囲気でした。



この「テーブルクロス」なんですが、


本来、食事の時だけかけて・・・・終わったらすぐはずす。


これが、原則です。


日本の家庭では、よくテーブルクロスを敷きっ放し?かけっぱなしのお宅があるように思いますが

これは、基本的にNGです。


食事をしていないときは、テーブルの肌が見えるのが本来のルールです。

(これには、テーブルクロスや布にまつわる長い食卓の歴史に理由がありますが、

長すぎて、とても語れません。)


このホストファミリーは、本当に家族との食事を楽しむために心を込めて準備をして、

決して飾り立てることのないその食卓も、いつも皆の笑い声で溢れていました。



この食事前にクロスをかける→終わったらはずす。


のちのち、テーブルコーディネートのレッスンの基礎で出てきたときは、

すぐにこのヴァンクーバーでのシーンを思い出しました。


今でも、あのファミリーと過ごしたテーブルを良く思い出すのですが、

相手の喜ぶをお顔を想像してテーブルをしつらえる・・・

その 「おもてなし」  の心を、さりげなくいつも教えていただいていたように思います。


あのファミリーにステイできたのは、本当に幸運でした。^^



では、次は、今月のお料理教室の記事です♪

今月は、食欲の秋でパワーアップ!



今月は和食です♪ 割り箸             


画像満載です!お楽しみに~。