☆原点に帰って・・・「テーブルコーディネート」の極意。 | 食空間クリエーター和田よう子のこだわりテーブルコーディネート術

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(一社)ジャパンテーブルコーディネート協会は名古屋に本部をおくテーブルコーディネート専門のスクールです。国内外に22校のJTS指定認定校があります。基礎から学び認定講師になるための講師育成(プロ)までの徹底した指導・サポートが受けられます。

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私は、今日に至るまで、「テーブルコーディネート」のレッスンを、色々な形でやらせていただいてきました。

上の子を妊娠中の、岐阜「NHK文化センター」をはじめ、

「岐阜ロイヤルカルチャーサロン」(現在は、テーブルrコーディネートレッスンはクローズ)

そして、自宅でのサロン。

様々な生徒さんと出会うことが出来て、私の中で、大きな財産になっています。

そして、ふと、原点を思い出すことがありました。

それは、ある人が言った言葉・・・

「テーブルコーディネートって難しそう・・・。ずばりどういうことなの?」と。

これは、案外、素朴な疑問かもしれません。

この回答を「何百字以内で・・・述べよ」と言われたら・・・とても難しいです。(^_^;)

でも、やはり、答えはあります。

私が思う「テーブルコーディネートとは」・・・

テーブルコーディネートは、最終的にお料理が器にのることが前提で、食器を設えます。

ですから、メニューにあったもの以外の食器は並びません。

よく百貨店や、雑貨屋さんなどで、斬新なスタイルの「ぱっと目を引くコーディネート」を

見かけるかと思いますが、

あれは、「テーブルデコレーション(アート、ディスプレイ)」に分類されます。

実際は、このテーブルでは、お食事できないわと言うような、奇抜な物もあるかもしれません。

そういったコーディネートとは、一線を越えて、「テーブルコーディネート」とは=「おもてなし」 だと言えます。

この二つは切っても切り離せません。

実は、「おもてなし」も難しい言葉ですね。

この「おもてなし」と言うのは、どういうことか?

また頭をひねるところですが・・・皆さんは、どう思われますか?

このおもてなしは、自分の豪華な食器のコレクションを見せびらかすことでもなければ・・・

(テーブルコーディネートと言うと、高級、豪華に飾らないといけないのでは?と勘違いされている場合があります)

お料理をてんこ盛りに?これでもか、これでもか?とお出しすることでもありません。

(お料理が苦手でも、おもてなしは出来ますよ)

ずばり、

「相手の喜ぶお顔を想像しながら、食器や花を設えたり、テーブルを作ることです。」



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「この相手の方が喜ぶお顔を見たい!!!!」と言うことが全てです。例えば、

ゲストが、とてもバラがお好きな方だったら、バラの花のプレートや、お持ち帰りに、「一輪のバラ」を用意するのも1つ・・・。

例えば、甘いものがお好きな方をお招きするときも、お料理が苦手な方は、外でお食事を済ませてきたら、

「お茶とデザートは、我が家で・・・」と

とスイーツを楽しめるように、あらかじめテーブルを作っておくのもよいでしょう・・・。

私には、何も手作りできるような「とりえ」がないわと、おっしゃる方は、

どうか、素敵な「話術」で、会話を大いに楽しんでください。

そんな風に集うことで・・・素敵な「一期一会」のテーブルが楽しめるはずです。

さらに言うなれば・・・

おもてなし=「器」+「こころ」

おもてなしでは、

器や、食器だけが豪華で、一人歩きしているのもダメ。

じゃあ、お料理や、デザートが美味しければ、

器は、何でもいいだろうというのも・・・違います。

この、「器」「こころ」をバランスよく、

なにより「自分らしく」表現できたら・・・

おもてなしの場ももっと楽しくなるのではないでしょうか?

まずは、ゲストの喜ぶお顔を想像しながら、自分らしさをいかに発揮するかを・・・

考えてみるのも面白いですね。




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