今日は久々に私に走った衝撃!

「全脳思考」



全脳思考/神田 昌典

¥2,100
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ポール・R・シーリィ氏 初来日イベントに、無料でついてきた講座
「全脳思考イントロダクション講座」に参加してきました。
その前に、shogomanさんのブログを読んで、なんだかピンときて購入!会社でちょうど問題解決法の講座を頼まれていたので、それの参考になれば、と思い読み進めたところ・・
ひゃーー!!
そうなのそうなのーーー!!!
というくらい、今までなんかしっくりこなかったことに対しての明確な解説がわんさか出てくる出てくる!
全脳思考は言い換えると、「行動するロジカル思考」
MECEとかピラミッドストラクチャーとか一般的に経営コンサルたちが駆使するロジカルシンキングって、決して嫌いではないし、必要だとも思っているけれども、目的とツールを履き違えてしまうと結構悲劇だったりします。
現場の「あ!」というひらめきをつぶしてしまったり、「なんか思いついたけど、論理的に伝えられないから」という理由で押し黙っている人がいたり・・。
しかも使いこなすのに2年~5年とかかかるというし!!
現場では過去の結果からの分析による正確さはそこまで求められていない!
現場で求められているのは行動とその結果からの学び、そして即改善!
そういった観点から、まだ「仮説思考」のほうが救われるわけです。
ある程度、もっともらしい「答え」を決めつけて、実際の検証で行動していく。
ただし、やはり「論理的につながっていること」だけを拠り所にしているロジカルシンキングはそこまでが限界。
「全脳思考」では、そこに「共感性」や「創造性」を付加することにより、ロジカルな道筋に「血を通わせます」
まずやるのは、過去の分析ではなく、成功のシナリオを描くこと!
意外と苦戦するのがこの成功のシナリオを描くことだったりするのですが、割とこれ、苦手な人が多い。。(うちの会社もものすごく苦手・・)
なぜ、苦手なんでしょう???
自分が成功しているイメージを描こうとすると、潜在意識にある現実の壁が邪魔をするからなんだそうです。
なので、「全脳思考」ではこの性質を回避するために、まったく違う第三者の幸せ成功ストーリーを描くところから始まります。
人の幸せストーリーだったら結構すいすい描けちゃうものなんですよねー。
(今日もうちのチームでやってみた。題材は江頭2:50! とっても幸せなえがちゃんストーリーが
できあがったw)
その出来上がった成功シナリオをもとに、自分たちの成功シナリオをつくるのです。
全脳思考を実践する上で大事だな、と思った感想
①他の人をハッピーにする、というコンテクスト
→幸せにしよーというシナリオをみんなで描くだけでハッピーな雰囲気がチームに宿る
②起こったことには必ず意味がある
→突拍子もないようなキーワードがひらめいたときでも、それを捨てずに、意味を考える。
それが面白いアイディアの種となったりする。
(今日も「下ネタ」というキーワードから、現場の人たちと裸で関わるように腹を割って、
信頼を高めていこー!なんていうのが飛び出した!おもろい!)
③はじめの一歩って大事!
→シナリオを描いた後に、「Baby Step」を設定します。
赤ちゃんでもできることを次の行動に設定することで、チームの動きが軽くなって勝手に行動
しちゃう!
(今日は壁にある余計な紙をはがす!ってことでした。会議終わった後すぐにみんなでべりべり
はがした。すっきりしたし、次の行動計画を貼れるスペースが出来たことで新たな創造の予感)
しかも、今のチームのミッションは、会社にあるチームを成長させていくこと、なんですが、
色々な人たちをつなげていきたい、という思いもあり、チーム名は「パイプユニシス」に決定!
※これ、かなり偶然の産物ですが、意外といい意味だった。これも脳の機能のおかげか??
自分で全脳思考チャートを試すのもありだし、チームでやるのもものすごーく面白い!
興味のある方は本を読んだり、セミナーに参加したりしてみてくださいねー。
お勧めです