今年も近づいてまいりました。
そう、センター試験。
近い将来、内容が変わる
センター試験です。
(いや名前が変わるだけに
なってしまわないのか!?)
よく僕は(国公立大志望の)生徒に
「『センター試験みたいなマークテストで
自分たちの知性を測られてたまるか!』
って思わへん?
俺は思う。
だからこそ、
しっかりセンター試験で点数を取って、
自分の志望とする大学の試験に
ちゃんと挑めるように頑張ってほしい。」
なんて話をしていきます。
まぁ矛盾しているような気もしますが、
自分の中では筋が通っていると思っています。
今から思い出しても、
人生史上で最も嫌な試験やったな
と思ってしまいます。
試験開始時間のかなり前に試験官たちがやってき、
1人ずつ問題用紙が配布され、
なんとも言えない長い待ち時間。
もちろん長いと言っても数分なんですが、
この待ち時間が、
これまたなんとも言えない緊張感を生む。
「この試験で人生を決める試験が
本当に始まるのか…」
そんなことを思いながら
ただひたすら開始時間を待つ。
何なんでしょうね、
何もできない待ち時間が作り出す
この緊張感は。
でも、この時間中に改めて精神を統一し、
緊張感を受け入れ、
模試のような仮想の戦いではない、
本当の戦いが始まる場へと自分を置いていく。
決して心地良い環境ではないものの、
その中で最大限自分の力を発揮しようとする。
こういった経験は
さほど繰り返したい経験ではないものの、
人生で経験しておけば
その後の人生に良い影響を及ぼすんではないのかな?
とは思います。
実際、
「こんなこと起こったら嫌だな…」なんて思う
マイナス方面の想定が実際に起こったとしても、
意外に、解決できたり
大したことないと思えたりするものです。
もちろん全くの想定外が起こった場合は
焦るわけですが、
試験とかの場合、
ちゃんとシミュレーションを行っておけば
そこまで想定外のことは起こりません。
そういった意味では事前のシミュレーションが
非常に大事になってくるんじゃないかな
と思います。
イメージトレーニングだけでも、
実際の経験にかなり近い効果はある
って言われたりしますしね。
まだまだ生徒は
その環境に身を置くための準備の最中。
僕にできることは解法を教えたり、
出やすいポイントを教えたりです。
普段は言わない『精神論』も少し話しながら
生徒と向き合っていきたいと思います。