PCM2704+TDA1308 搭載 USB DAC/DDC & HPA 自作キットという
オーディオ機器をDIYしてみました。
いわゆるUSB-DAC付きのヘッドフォンアンプ。
注文したのは、キット本体とアップグレードパーツセット。
半田ごてを握るのは1年ぶりくらいなので、
ちょっと自信が無かったけれど挑戦してみました。
茶封筒を開けると、プチプチに包まれたキットが顔を出しました。
そしてプチプチを開けると、標準パーツセットと基板、
アップグレードパーツセットが顔を出します。
取り敢えずここまでにして、組み立ては土曜日にする予定…でしたが、
待ちきれず開封、そして組み立て開始。
組み立て途中の図。
組み立てで注意する点は、電解コンデンサの向きと、
LEDの取り付けの向きくらいだと思います。
電解コンデンサは、基板上に斜線が入っている方がマイナス(−)です。
間違えると破裂など大変なことになるかも知れません。
また、この基板はハンダの乗りが少し悪いです。
どうしてもハンダが乗らない部品にはフラックスも使いました。
イモハンダに注意が必要です。
およそ2時間くらいで組み立ては完了しました。
完成した基板の写真。
…で、早速USBでPCに繋いでみます。
即行でUSB DACとして認識され、一安心。
次にヘッドフォン(MDR-1AM2)を繋いでPCで音楽を再生してみます。
デフォルトでは音量が最大になっているので、
もの凄い大きな音で音楽が再生されました。(びっくりしたー)
音量を絞って通常の音量でいつも聴いている
中島美嘉の「桜色舞うころ」を再生。
高音域がザラザラしている感じがしました。
お値段なりに(?)ちょっと残念な音。
そこで、今度はセルフパワーで駆動してみます。
以前に秋月電子で入手した12VのACアダプタ(芯プラス)を
繋いでみました。
ACアダプタを繋いで試聴している写真。
すると、高音域が滑らかになりました。
これならば十分に鑑賞に堪えます。とても良い音。
聞き流していても気付く位違うので、試してみると面白いかも。
最後にケースに入れて一旦完成。
音質については、またじっくりと比較してみたいと思います。