ついに しゅうえん しました ▼


もはや ことばは いらない ▼



つたえたいこと ▼

ひょうげんしたかったこと ▼


ぜんぶ ぶたいに ▼

おいてきた ▼


あえて なにかを ▼

かたることは せず ▼


ここまで ▼

つれてきて くれた ▼


すべての ▼

ひとに かんしゃ ▼







エンゲキは ▼

ひとりでも できる ▼


でもね ▼



しばいのもっともアツイばしょ の ▼

まわりには ▼



たしかに ▼

たくさんのひとが ▼

いたんだよ ▼




だから ▼


ありがとう ▼

また あう ひ まで ▼



いずれ ▼

ときが きて ▼


どこかで ▼

あらたな ▼

まくが ひらく まで ▼




またね ▼






どうも、犬猿も仲です。

フェスに向けての意気込みというテーマでしたが、実はこのブログが上がるのは本番真っ只中ということで。

どうしたらいいのか悩んだ結果、あとがき的なものを書こうと思います。


普段終演後にそういった事を発表する機会がないので不慣れな文章になりますが、軽く読んでくれると嬉しいです。



まず、今回の『洞の文通』は一人芝居をやるという事が最初に決まっていました。今後の予定を考えて、一人芝居しか出来なかったからです。それと、僕の作演としては初の40分劇。なかなか厳しい選択でした。

しかし、文通というテーマが決まってからは、かなりスムーズに脚本が決まりました。もともと『芸人交換日記』や『恋文の技術』など、書簡体小説に憧れがあり、これを一人芝居をやってみようと思い付き、『洞の文通』という作品が出来上がりました。

ぽっかりと空いた洞。生と死の循環や、引きこもりの部屋、また舞台装置からボイスレコーダーに至るまでこのセリフをベースに作っていきました。

洞は、木を抉ったような穴で貫通していることは少ないです。この洞は出口なのか入口なのか。死は出口なのか入口なのか。そういう事を考えながら書いた脚本です。


ゲネが終わった段階では話が難しかったと言われましたが、このブログに書いてあることに注目してもう一度配信で見て欲しいと思っています。配信のいいところは何度も見返せるところなので。自分なりの答えが出るまで懲りずに見て欲しいなと思います。もし、それでも分からなければ僕にこっそり連絡ください。よろしくお願いします。


それでは。
主宰の新井でした。
ヨコハマ学生演劇フェス2021、今日の公演の開演時間まで30分を切っているギリギリのところでブログを更新してしまい大変申し訳ありません。今からでも当日券の人の呼び込みにこのブログ役立たないかな…(泣)

【当日券あります!!!】

(ふぅ……ごめんなさい…)

今回は団体インタビュー第6弾
トリは『犬猿も仲』さんです!!構成の都合上、初っ端の質問からかなり切り込んでしまっているのですが、どうぞ開演前の当日パンフレット代わりに、もしくは終演後の帰り道にでも、もしくは配信でご覧になった後に、このインタビュー記事をお読みいただけたら幸いです。
はっきり言ってめちゃめちゃ面白いことを聞き出せた気しかしません。

それではどうぞ!



事務局:佐々木「個人的な話ですが、『犬猿も仲』さんの作品を今までに何度か拝見したことがあります。失礼でしたら申し訳ないのですが、『この劇を観て沢山考えなければならないんですよ』『考えるべきだ』『考えた方が“偉い”んですよ』と私は感じたことがあって。
『犬猿も仲』という団体としては、お客さんのことをどれくらい考え、意識しているのでしょうか。それはお客さんに届けるということとは違うのでしょうか。」

主宰:新井さん「団体とお客さんの関係はlose-loseが目標です、Win-winではなく。
考えてもどうしようもないことって世の中にあるじゃないですか。
そういうことを考えてるのは時間の無駄だし、変に悩み事が増えちゃう。自分にとってマイナスです。
『犬猿も仲』ではそういう悩み事を取り上げてるから、気分も落ち込むし時間の無駄だと思います。『一緒に地獄にいこうぜ』を団体のキャッチコピーにしようとしたけれど、流石に止められました(笑)
でも考えることって根源的に娯楽性の高いものなんじゃないかな、と。
考えることをめんどくさがる人が多いけれど、考えることは娯楽だよなと思うんです。
得るものが何もなくっても、考えること自体が楽しいと思うからそういう作品をやっています。例えば『死んだらどうなるんだろう』だったら、『確かに、死んだらどうなるんだろう?』と一緒になって考えてみない?って。」

佐々木「考えるの、私も好きかもしれないです。私は演劇の稽古の時も日常生活でも『これはどういう気持ちになるんだろう』『何故こういう気持ちになるのだろう』『こうなるのはどうしてなのだろう』とはてなマークをよく抱えていて、『お前、理由を求めたがるよな~』とか『考えすぎだよ(笑)』と言われます…(笑)」

新井「演劇において、みんなで考える時が楽しいのにな~(笑)
俺たちの作品は、エンタメ性とかは考えていなくって。
『ここまででこのくらい理解してくれたらいいだろうな』とは思うんですが、感想を予想して作ってないんです。
ここでこういうシーンを入れたらお客さんは盛り上がるだろう、と思うから理由がなくてもそういう演出をつける演出家もいます。
それは俺はあんまりなくって、脳みその働きは意識していてもお客さんの反応や感想なんて、そんなこと考えてもわからないなって。

エンタメ作ってますは嘘だと思っているんです。どんな話でも面白がる人と面白がらない人がいますよね。
なるべく多くの人にウケるように、と目指すのもわかりますが、それは何も指針がないのと一緒ではないでしょうか。“なるべく多くの人”って誰のことだよって(笑)
例えば今インタビューしている佐々木さんのことは少し知っているから(※1)
(※1 横浜国立大学演劇サークル「劇団三日月座」の先輩(新井さん)後輩(佐々木)関係)
佐々木さんはこのシーンをこう思うだろうなという予想は出来るけれど、不特定多数の人が面白いなと思うのはどういうものか俺には全く分かりません。
自分では自分と自分の作ってる人の面白さしか分からないんだから、面白さっていうのは、みんな”俺が思う面白さ“を“俺が思う“を端折って”面白さ“と発言しているだけなんじゃないのかなと。最早“俺と同じ感性の人がそこそこいるよな”と傲慢で盲目的になっているようにも思います。
だから、そのふわっとした何かに向かって作品を作るなんて、修行僧のようだなと思ってしまいます。ただでさえ正解がない演劇の中でさらに正解のないものを目指すわけで。

逆に俺たち『犬猿も仲』は、『あの人に面白いと持ってもらえたら勝ちだね』という感じで作品を作ることがあります。
1人に絞るとリアクションがだんだん見えてくるんですよね。」

佐々木「先日自分が役者で出た公演で、お客様から『凄かった!』『面白かった!』と感想を沢山いただいて。勿論とっても嬉しかったのですが、ではこのお客さんが思った『凄い』『面白い』とは一体なんだったのでしょうか。

新井「役者や舞台、照明など関わっている公演に関わっている人間が頑張っているからすごい、というのもあると思うけれど、見たことないものに対して拒絶するか許容するかということだと思います。
面白いものというのは見たことないものになっていっているんじゃないかな、と。
見たことないものが面白いという定型文が出来上がりつつあるのではないでしょうか。

でも、目新しさを演劇に盛り込んじゃうと目新しさしか目がいかなくなってしまいます。俺はそこだけで評価されても面白くないと思いますね。
『私今までこういうの見てこなかったんです』という経験の発表をされても、という感じ。
舞台上の役者ではなくて、作演した自分新井収のことを考えてしまう作品にはしたくないです。新しいことが出て来ると作り手を想像しちゃうんじゃないかなと思っているので。
お客さんは『犬猿も仲が新しいことやってる!』と思った時点で、自分新井収や『犬猿も仲』など、作品内容ではないことを考えてしまうのではないですかね。

俺は、目新しさではなく意図がちゃんとお客様に伝わることが重要だと思っています。『自分たちが何がみせたいか』ですね。」

佐々木「以前のブログで書かれていたのはそういうことだったのですね…!」

(以下10/24のブログ)

脚本は既に書き終わり、稽古も数回やってみました。でも、どんな劇になるかはまだ分かっていません。本だけで完成しないのが、演劇の面白いところですね。

予想としては相変わらずなことをやっていると思います。
もちろん自分たちの中では様々な新しいことがあるのですが、皆さんには「相変わらずだなぁ」と思ってもらえれば十分だと思っています。

是非
相変わらずな「犬猿も仲」を見に来てください。



佐々木「今までは短編作品を作ることが多かったとのことですが、今回は何故短編ではないのでしょうか。そして、逆に今まではどうして短編だったのですか?」

新井「『コンテンツが消費されていくよね』と言う話が僕らの間であって。近年いろんなものが気軽に消費されていく流れがあるように思うんです。
そうではなく繰り返し使いたいな、って。
だったら短編作品を手持ちでいくつも持っていれば、脚本自体を消費しないんじゃないかなと考えたんです。それこそ今回役者を務める北澤優香の所属する劇団『チリアクターズ』のような(※2)。一回限りのものではなく、再現性のあるものにしたかった。

(※2 『チリアクターズ』のシンボル的短編作品に『しらずのうちに』がある。
再演もされ、作品が一回性ではなく長期的に、キャストも入れ替えて楽しめるものとなっている)

佐々木「『犬猿も仲』さんが同じ脚本でキャストを変えて来年1~2月にアポックひとり芝居フェスティバル『APOFES 2022』に出場されるのも、そういう思いと関係があるのですかね。
あれ、けどこれまでの公演で同じ脚本の再演は見たことがないような…」

新井「そうです。俺たちの団体は公演のスパンが頻繁ではないから、まだ再演できたことがないですね。いっぱい作品が溜まったら、その中からこの作品を再演…ってできるんですがね。
手持ちの作品が多くないからできていないだけで、今後はやっていきたいなと思っています。

佐々木「あと、新井さんのブログを読んでいると、新井さんは演劇が好きなのか嫌いなのかよくわからなくって…」

(以下11/6のブログ)

自分にとって、横浜駅はお酒と演劇を教えてくれた場所です。どちらも思うように味わえなかった分、このフェスで乾きを潤していきたいなと思っております。


(以下11/13のブログ)

ただ自分の中で大きくあるのは、「知らない人と演劇を作るほど演劇が好きじゃない」という事です。
演劇は人間関係がそのまま出ます。そう考えると、顔合わせで初めましての人達と劇を作っていくのはとても難しく、大変な作業です。だからこそという方もいるかもしれませんが、特に自分は人見知りということもあり、関係を築いていくのに苦労した経験がいくつもあります。


また、自分は演劇で食べている訳ではありません。
なので、誰とでも演劇を作ることより、誰かと面白い演劇を作っていくことを選びたいと思っています。

(以下同じく11/13のブログ)

一応、生まれた時から演劇がない世界だったらということで。最有力は武道です。小学校1年生の頃から、大学受験が本格かするまでの10年間合気道を習っていました。高校では演劇部と少林寺拳法部を兼部していました。個人的には大学でも続けていようと思ったのですが、演劇にどっぷりハマってしまったため、諦めました。


新井「俺の今持っているものの中では演劇が1番好きなんだと思うけれど、それは俺がモノを好きになる時の没頭度が単純に低い人間なんだなと思っています。
学生が終わっても、今後も演劇で食べていくつもりはありません。
 “演劇を作ること”自体にはこだわりがなくて。“誰とでも演劇を作ること”になって人間関係の構築やらを我慢してまで演劇で食っていこうと思わないんです。
演劇が出来てたら他に何もいらないという状態の人もいると思いますが、俺は“誰かと面白い演劇を作っていく“、こういう条件で演劇していたいと思いますね。」


佐々木「『犬猿も仲』という団体名の『仲』だったり、今回の作品タイトル『洞の文通』の『文通(=手紙の“やり取り”)』といったように、『犬猿も仲』さんの作品には人間の関係性や人間に静かに焦点を当てた、目を向けたものが多いように感じます。人間、お好きですか…?(笑)」

新井「人間は…好きかどうかで言うと好きではないと思いますね(笑)
初めて脚本と演出どちらもやったときに、観に来てくれた年下の後輩に『若いっすね』と言われたんです。
俺らの劇って多分幼くて。
他人と関係を作るということに距離を取って脚本を書いています。
俺は他人とちゃんと向き合えないんですよ。自分としか向き合えない。
俺は俺のことが好きなんだと思います(笑)
佐々木さんは俺が視線を向けているのが他人だと思ったけれど、俺は俺を見ているんでしょうね。
人間関係について、俺は作品中で書いたことはありません。
登場人物に、恋人・友達関係はないですね。脚本上書かれていない。
脚本において、関係性という情報がいらないなと思っているからですね。」


ではでは!恒例の、『普段ブログを書いている人(=主宰・新井収さん)ってどんな人?』のコーナーです。
今回役者を務める北澤優香さんからメッセージをお預かりしたので、原文ママでいきます!

役者・北澤「うちの主宰でもあり、作・演出を担当する新井収は、『考える人』ですね。だからこそ、犬猿も仲のテーマは『考えるを娯楽に』だったりします。普段歩いているときは、脳内で3人かそれ以上ぐらいでずっと何かについて討論してるらしいです。頭も大きくなって、他人のヘルメットが入らないんですけど、あれも多分考えすぎで脳が大きいです。たぶん。あと頭の使いすぎでよく寝ます。相手のこととかもよく考えすぎて、気を遣いすぎる所もあります。でも、彼ほど『考える』ことに時間を割いてる人をわたしは他に知らないので、それだけ信頼しています。それから、『考える』ことが出来るからこそ、彼自身の『考え・答え』みたいなのがすごくしっかりあると思います。しかもそれが様々な領域にわたって(人間観や哲学的なことから、エンタメ、自分自身に関することまで)あって、その中で自分が何を面白いと思ってるか、そこもまた考えて、きちんと分析ができている人だと思います。
どんなものでも、例えば、大学の卒業論文とか、小説とか、ブログとかでも、『その人だけの考え』を生み出すっていうのは、実はすごく難しいことだと思います。結局誰かの考えを支持するだけになってしまったり、誰かの模倣になってしまったり。だけど彼はいろんな意見や分析、思考を経た上で、彼なりの考えを必ず提示してくれる。考えることが癖になっているような人なので。新井収とはそういう人です。」


団体インタビュー、以上で全て終了となります。更新遅くなり大変申し訳ありませんでした。
各団体さんから聞いたお話を、ワクワクするお話、考えさせられるお話を、なるべく読者の皆様に精一杯まるごとお伝えしたつもりです。ヨコハマ学生演劇フェス2021は勿論、今後も各団体のことを気にかけてもらえたら幸いです。

それでは!ブログ担当などの事務局・佐々木でした。明日はフェス最終日!!

ヨコハマ学生演劇フェス2021

昨日は『劇団一向聴』・『枯井戸企画』の公演でしたね!!

そして本日は『芝居の最もアツイ場所』・『犬猿も仲』の公演ということで、まだまだ盛り上がっていきそうです🔥🔥🔥


さて、今回は『芝居の最もアツイ場所』の団体インタビュー記事です!!


スケジュールの都合がつかず、文面でのインタビューとなりました_


会話形式ではないのも読みやすく、団体のカラーが出た文章となっております。

とくとご覧あれ!




【「芝居の最もアツイ場所」の活動がスタートしたきっかけは何ですか?】


演劇サークルを引退したとき、誰の力も借りず演劇を作ってみようと思った。

大学の敷地内で行った小演劇。セットは粗大ゴミや廃材を使用、キャストもあまり出演歴の無い人たち。

誰からも必要とされない人たちが、誰からも必要とされないモノで作る、誰からも必要とされない演劇未満の《エンゲキ》。

ああ、何のしがらみも責任もない、夢も希望も、過去も未来も無い、本当の意味の【自由】がそこにあった。

その自由さが「芝居の最もアツイ場所」の原点であり、活動のコンセプトです



【何故平仮名やを多用した文章スタイルを選択されたのでしょうか? 


ひらがなを使うのはゲーム『夜廻』『深夜廻』の影響です。


を使うのも文章がゲームっぽくなって、文章の現実感が薄れるからです



【「地獄観」がポップで可愛いと考えるのは何故ですか?】


(10/24のブログより)


じごくかん  そうした にんげんの ▼

かなしい せいしつ ▼

はめつてきな がんぼう ▼

ぽっぷで かわいいから わたしは すき ▼



アニメ『地獄少女』シリーズの影響です。《呪い》や《怨み》をテーマにしていますが、笑えます。日本のホラー文化の走りは少女漫画と言われていますが、恐くて暗くて最悪だけど、笑えます。


それがステキだと思います。

まあ、何が魅力的かというハナシだと思うんですが、私は暗くて怖くて最悪だけど、笑える人間が好きだというコトです



【ジャーナリズムとは一般的には事実を伝えることだと思いますが、このように考えるのは何故ですか?】


(10/31のブログより)


じじつに うそが たされる ▼

でも それこそが じゃーなりずむ ▼



ジャーナリズムが事実を伝えることだと思っているなら、週刊誌を買って読むことをオススメします。

……それは冗談だとしても。


映画『ブラック・クランズマン』や『そうして私たちはプールに金魚を、』、『ディザスター・アーティスト』を観ると解ります。

「事実に基づく」というのは、「事実と異なる」ときに発せられるコトバです。

作品をより良くするために、事実を歪曲させる行為を《演出》と呼びます。



わたしとは誰ですか?演出の会田さんとは異なる存在ですか?】


【わたし】は、「芝居の最もアツイ場所」のブログを担当している人です。制作担当の会田と同一人物だとよく誤解されるのですが、実は別の人です(本当に)。

「作品のクオリティを堕とす最大の要因は〆切」、「伸びない〆切は、それを設定する方が間違っている」と語り、〆切を守らない困ったヒトです。

そういう場合のクレームは制作担当である私に入るので、マジで勘弁して欲しいです


ありがとうございました!

芝居の最もアツイ場所さんの過去のブログもぜひ読んでください🧚‍♂️



本日の公演も当日券ございます!

開演:1930

上演時間:2団体合わせて90

です!!桜木町の神奈川県立青少年センターでお待ちしています🚢

さあいよいよ

ヨコハマ学生演劇フェス2021

が始まりましたね!!!

開会式むっちゃワクワクしながら記録用映像を撮っていた事務局の佐々木です

来年の出場団体募集のときにPVでも作って、その素材にしちゃおうかな☆☆

なんてもう考え始めちゃいました☆☆☆


さてさて、テンションで乗り切れるわけがないんですね。まず多大なるお詫びを申し上げます。

大変申し訳ありませんでした。

皆様覚えていらっしゃるでしょうか。団体インタビューです。そう、団体インタビュー

更新が止まっていたんですねぇ。もう言い訳はぶつくさ言いません。早速始めていきます!!!!


今回は劇団一向聴さんのインタビューをどうぞ!



(『劇団を表すような写真』とお伝えして撮ってもらいました☺️)



事務局:佐々木「(Zoomで初対面の人にインタビューっていうのは緊張するなぁ…)


(劇団一向聴のみなさん5人くらいが画面いっぱいに映る)


皆さん「あ!こんにちは~!(楽しそう)


佐々木「わわ!こんにちは~!(ちょっと安心)ブログを担当している佐々木と申します、横浜国立大学の3年生です。」


皆さん「どうも~~」


(中略)


佐々木「あ、そうか短期大学だから卒業生と言っても皆さん21歳くらいなのですね!同い年です!!!(嬉しい)(だいぶ安心)


さ、ZoomWord2画面で開いていた私からは劇団一向聴さんお一人ずつの顔が小さく映ってなんとなーくしか見えなかったのですが、劇団一向聴さんからは私が画面ドアップで映ってるんだろうな、こっちは1人で自宅からパジャマでインタビューしてるから恥ずかしいなと思いつつ、張り切ってインタビューしていきますよ!




佐々木「桐朋学園芸術短期大学の在校生、卒業生からなる劇団で、このフェスに参加するため立ち上がった”“ 自分たちの作る作品で公演をするというのは全員が初めての試みとのことですが、大学に演劇サークルがあったのでしょうか?また、今までは既成脚本でやっていたのでしょうか?


演出:岩上さん「いえ、授業で演劇をつくっていました。一学年4クラスで、授業では既成脚本を使います。学生は全員役者で、+αでいろんなスタッフワークの部署に振り分けられるシステムでしたね。」




佐々木「皆さんがこのメンバーでヨコハマ学生演劇フェスに出よう!と集まったのはどのような経緯だったのでしょうか?


岩上「大学時代にお世話になった先生からフェスのことを教えていただいたんです。僕は演出をやってみたくって、『一緒に舞台やろうよ!』と以前から言っていた西村さんと組むことになりました。自分たちの周囲の人にも声をかけたら、結構集まってくれた感じですね。」





佐々木「岩上さんは今回脚本も担当されますよね。脚本で重視した、もしくは大事にしたポイントはありますか?


岩上「最初は俳優5人をフルで使えるように、日本人というテーマをストレートに伝えられるように、ということを考えていました。

稽古場でみんなから話を聞いたり、動作をしてみてそれをまた台本に練りこんでと作業していきました。

今は、ゼロから作品を作り直したところです (1諸事情により稽古総見一週間前に俳優2人が降板。インタビューは稽古総見数日前に実施)

執念のような作品です。

今作っているものが、今できる全力だと思っています。

作り直した作品では、2年間大学に一緒にいた分役者のことをよく知っているので、それを活かして当て書きでその役者が立ちやすいように、ということを考えています。

食材は変えずに味を変えた感じです。」



他の劇団一向聴メンバーさん「岩上くんは料理が得意なんです!深夜練のときに、あじつけがちゃんとしている、だし入りのおにぎりを持ってきてくれたんですよ~!」


(この記事を書いているのが深夜なので今更飯テロをくらっている事務局の佐々木です)(わたしもだし入りおにぎり食べたい)






佐々木「以前のブログに今回の作品についてこんな風に書いてありました。



今回我々は、日本人をテーマに作品を作ります。日本って良いッスよねほんとに、、、


人も優しいし、治安も良い、ご飯も美味しい!


僕は日本好きです。多分一生出たくない。この国で生まれて、この国でお墓に入りたいです。けど今回は、プラスのテーマではなく、マイナスをテーマに劇団員たちと模索中です。



作品をかなり作り変えたということですが、マイナスをテーマにということは変わっていないのですかね。この部分がどういうことか教えていただきたいです。」


岩上「変わっていないですね。 “マイナスといっても劇の雰囲気を暗くするのではなく、親切心や見て見ぬふりなどの日本人に多い違和感のようなものを生かしたいなと思ったんです。それらを主軸として取り上げつつ、ポジティブにアプローチしています。」






佐々木「(あの一向聴さんのブログ更新のツイートに使っている絵文字が耳なのでお察しかもしれないんですが…)(という素振りは(おそらく)全く見せず)『一向聴』とは麻雀用語なんですよね2。団体ロゴも麻雀牌ですし。団体名はどうやってつけたのでしょうか?



2一向聴(イーシャンテン)とは、麻雀用語のひとつで、必要な牌があと1牌来たらテンパイになる状態のこと。すなわち、テンパイする直前の状態のことである。言葉の用例としては、「場に3枚切れている嵌張(カンチャン)を先に引いて、好形の一向聴になった」「ドラを切ればテンパイだが、愚形で巡目も早いので一向聴に戻した」など。


(引用元: https://www.weblio.jp/content/amp/一向聴)


岩上「芸術というか舞台を作っている時に"あと一手何かあれば""あと一つ有効なものがあれば"と感じることがあって。その気持ちを自分たちの劇団の名前に入れられないかと思ったんです。

といっても長ったらしいのが嫌で、一言でいいたかったんですよね。

麻雀も時々やるので、そこで思いついたのが『一向聴』でした。

『イーシャンテン』って言いやすいし、字面かっこいいし、これに決めました。 


(インタビューに臨む前に「『イッコウチョウ』、じゃなくて『イーシャンテン』ね、『イーシャンテン』。言い間違えたら恥ずかしいし失礼だから頑張るぞ!」とやっていた事務局佐々木、平静を装ってニコニコ)






さて!では、恒例の"普段ブログを書いている人はどんな人?"コーナーです!岩上さんがブログを書いていらっしゃることが多そうだったので、

劇団一向聴で、『岩上さんってこんな人』です。どうぞ!



声が大きい〜🎶

脚が短くて可愛い〜🎵

(Byキャスト・髙岡さん)


何を発言しても全部拾って笑いに変えてくれる〜♪

人が喋っている時の癖の再現性が高い〜♬︎

役者として、人の特徴を捉えるのが上手い〜♩♩♩

(Byキャスト・藤井さん)


責任感がある〜🎵

芸術的なセンスが好き〜♪

岩上さんと西村さんの2人にはついていきたいなと思った〜♬︎

(By音響・安田さん)


凄くブラックコーヒーが好きで〜

コンビニのもの許せない〜

ちょっといい珈琲をよく買っている〜🎶

役者の視点も持っているから、視野が広い〜♪

天才(らしい)〜♪♪

知らない方と仕事したら優しすぎちゃうかもってくらい〜

相手のことも考えられるキャパがある〜

情報を受け止めきれる皿がある〜♩♩♩

みんなにパパママってよばれるくらい〜

何でも知っている〜•*¨*•.¸¸♬︎

(By演出助手,照明・西村さん)



ご清聴ありがとうございました!!!いや〜テンションでついつい歌みたいに書いてしまいました。メモをほぼそのままにお送りしたので、インタビューの雰囲気が伝わっていればいいなと思います。


劇団一向聴さんの最後のブログ、今日20時に更新です!!今日のブログも、これまでのブログもぜひご覧下さい


といっても何より、今日は一向聴さんの本番当日ですね!!!どんな作品になるのか、それは是非劇場で!!当日券もございます!!!!それでは!アディオス!!