私は一年間、毎朝に気象衛星からの二十四節気の移行と一緒に気流の流れを見ています。来週の土曜日は春分の日。まさしく今朝は陰陽の気の融合が見られます。

 

 

今年の2020年に入る前から、政府行政から緊急事態宣言発令の話題になっていました。その後に2月を迎え、今月3月に再延長という措置がなされました。
 
いろいろと学者さんや、政財界関係者のコメントや意見に「本当に価値のあるものは、有形資産から、無形資産へ」という文言をいくつか感じている印象があります。
 
私は既に中国国家級非物質文化遺産(無形文化遺産)の伝統気功、華侘五禽戯の日本人継承者になり、上海市非物質文化遺産、龍身蛇形太極拳の継承者でもあります。
 
 
その他にも伝統太極拳、武術拳種、健身気功を教授されたことで、心身感覚にも無形文化遺産の保有を実感しています。
 
無形資産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
無形資産(むけいしさん)とは物的な実態の存在しない資産。例えば特許や商標権や著作権などといった知的資産、従業員の持つ技術や能力などの人的資産、企業文化や経営管理プロセスなどといったインフラストラクチャ資産が無形資産とされる。これは実体を伴わない資産であることから、会計制度上では原則として資産として計上することはできなくなっている。反対に現金、証券、商品、不動産など実態の存在する資産のことは有形資産という。

 

 

2014年秋~冬に書かれた記述

 

 

 

 

 

昨年の3月11日にWHOのテドロス総長からパンデミック宣言から、ちょうど1年を迎えました。この1年間の所感としては、経済活動の封鎖の影響で、多くの方々にはじょうよ剰余時間が増え、一時期は移動の規制もありました。

その間に、多くの新しい生活習慣の奨励もあり、今は本当に「有形資産から、無形資産へ」の移行と共に、欧米式資本主義の終焉と共に、新しい自由主義経済に転換させている所感を思います。
 
振り返れば、現代日本社会環境は、高度経済成長期、バブル経済と崩壊、リーマンショックなどの経済問題が多く見られて来ました。
 
これらは全て有形資産至上主義で成り立ってきていて、最近に言うところの「今だけ、金だけ、自分だけ」が多く広まっていました。
 
私自身は、実家が一時期に父が市議会議員を目指し本業の仕事の失敗などがあり、経済状況がよくない時期がありました。13歳で中国武術を学び始め、費用を賄うために新聞配達のアルバイトをするようになりました。その費用で中国武術修練で支払えるようになり、貯金をして中国への往来を始めました。
 
なんとか学業も頑張って、東洋大学も卒業しましたが、世間の風潮になじめなくて、大学時代にしていたホテルマンでのアルバイトを卒業後も続けて、中国武術の修練ばかりに打ち込んでいました。
 
当時はよく、「そんなことで金になるのか」とか、よく言われました。ホテルマン時代は、職場の環境でも大きなシャンデリアとか分厚い絨毯が引かれていても、大きなソファがあっても、バカラのグラスで飲み物が出て来ても何かしら落ち着きませんでした。
 
後々にスポーツクラブ業界が出て来て、スポーツクラブ運営企業の会社の副社長さんと懇意になり、そのまま、その会社に就職しました。それから何度か、合併や倒産なども経験して、何とかいつも乗り切れました。
 
今になると、この業界もホテル業界でも有形資産ばかりを追い求めてばかりいたな、と感じました。
 
しかしながら、私の中国との往来は、学びと訓練から始まりましたが、途中から自己投資や、まだ中国の経済が良くなかった頃の2002年ぐらいには武術協会の先生方への資本投資にも協力するようになりました。リアルタイム進行でも、WeCHAT:微信でよく連絡を取り合っていますが、米中経済摩擦問題とウィルス感染症騒動で行動は不自由になり、おそらくは2年間ほどは、訪中はできず、日本での普及活動に専念することになると思います。
 
今や中国市場はすごく活性化していて、昨年の2020年もなんとか経済成長率もマイナスにならず、0,2ですがプラスを維持していました。

今振り返れば、確かに無形遺産が自分にはあるのだから、経済活動停止中の昨今でも、なんとか頑張って乗り切ればチャンスは見えて来るかな、と予測もしています。
 
今の日本は、アメリカン・ヨガばかりが広まっていますが、ユネスコ世界無形文化遺産の認定を受けた太極拳も、これを機会に宣言解除の後に新しいスタイルで広めていきたいと思います。