大空を飛びたい!
2014・6・10~愛媛・松山市~
堀之内で初めて、白鳥のひなを見てから、約1カ月になる。少し茶色がかった灰色だった羽はお父ちゃん、お母ちゃんと同じぐらいに真っ白になり、まさに白鳥になりつつあるんだなあと、成長の早さをあらためて感じた。お堀に浮いている板の上の休憩中、1羽のひなが親鳥に負けないくらいに翼を広げた。でも、なんだか短い。いくらなんでも短すぎる…。
調べてみると、先月中旬の健康診断で、ネットを張っているお堀から飛んで外敵から襲われないように、飛行に一番大切な風切り羽の関節を外す処置をしたという。そういえば、親鳥が飛んでいる姿を見たことがないし、羽を広げても短いなあと、ずっと思っていた。お堀で成長し、生活していくためには必要なことだったんだね。でも、空に向かって羽ばたく、ひなの姿を見てみたいなあ。
緊急開催!愛媛チャバ会 in 松山
2014・6・9~愛媛・松山市~
それは突然、届いたメッセージだった。「柏島に行くついでに松山通ります!」。午後5時すぎ、水中写真の師匠であるクマさんからの連絡。何時ごろ来るんですか?「11時以降かと…」。車で来るというので、最初は眠気覚ましのコーヒーでも飲みましょうか?そんなやり取りをしていたので、夜遅くなのかな…と思いながら弁当を食っていると、予想外の電話が!午後8時半すぎだった。「松山にダッシュで来ましたよ~」。早っ!急いで待ち合わせの場所に行くと、クマさんをはじめ、何人かがすでに集合していた。初めて会う人もいたが、同じ海が大好きなダイバー同士。すぐに意気投合した。
今回、集まったメンバーはタイにあるダイブショップで知り合ったガイドさんとゲストの計7人。クマさんとは大阪で会って以来、約3年ぶりの再会だった。大震災が起きた出身地・岩手の海を震災前のきれいな海に戻そうと、震災直後からずっと、がれき撤去などの作業をボランティアで続けている。本当、頭が下がる思いだ。久しぶりに会って気づいたけど、なんだかスリムになっていた。いつか、岩手に行って協力させてもらいたい気持ちはずっと持っている。その時は頑張らせてもらいます!
同じ愛媛県出身で間接的には知っていた聡さんとやっと会えた。昔、タイでガイドをしていて、松山市内にダイブショップを開く予定。高知・柏島に負けないくらいのマクロ生物の宝庫でもある愛南町の海をどんどん開拓していくそうだ。イクミ夫人という心強いパートナーがいるから大丈夫でしょう。「バディをよろしくお願いします」。何をおっしゃいますか!こちらこそ、お願いします!!
未来の夫婦である太祐さん&由美さん。太祐さんは会社の異動で松山市に来たそうで、由美さんも今夏には引っ越してくる予定。太祐さんはまだダイバーではないそうだ。由美さんがダイバーなのに、同じ趣味を持たないとはもったいない。「ダイビングをすると、ものの見方が変わりますよ」と言うと「それ、よく聞きます。たぶん、ダイビングにはまりそう」とライセンス取得に意欲満々で、目の輝きを見て、自分がダイバーになったばかりのころを思い出した。
一番驚いたのは香織ちゃん。ナント、まだ19歳。若っ!オッサンの半分しか生きていない!!それなのに、すでにインストラクター。クマさんにビシビシ鍛えられてきたそうで、もうすぐダイバーあこがれの国・モルディブで働くんだそうだ。すげえ。いつかはオッサンも行きたいと思っているので、その時はスーパーガイドをよろしくお願いしますよ。
みんなの話を聞いていると、海に潜りたいという思いと、潜れない欲求不満がますます募ってくる。ああ、潜りてえ!海に行っていないのに、なぜかどんどん黒くなる肌…。自転車焼けはイヤだ!今年こそは海に行って、しゃく熱の陽光を浴びて、そして海にダイブしたい。そんな思いにさせてくれた楽しいひとときだった。愛媛チャバ会、またやりましょう!
日曜日はカレー曜日~その25・マーボナスカレー~
2014・6・8~愛媛・松山市~
大好きな中華料理のひとつがマーボナスだ。たまに外食で中華料理店に行くと、メニュー表を見ることなく、マーボ豆腐との二者択一になる。辛いもん好きのオッサンはもちろん、カレーも同じくらい大好物。そして思う。ミックスしてもうまいんじゃないか。うん、うまいはず。それなら試してみましょ!マーボナスに入れる材料に加え、カレールーを購入した。
ナスとピーマン、ニンジン、ひき肉を炒め、マーボナスの素を混ぜて、まずはマーボナスのできあがり。もちろん、この段階でうまいんだけど、水を入れて、カレールーを混ぜて本当の完成だ。まずはルーだけ食べてみた。カレーのスパイスも、豆板醤や唐辛子も、同じ香辛料。そりゃ、うまくないわけがない。鼻にくるカレースパイスと、のどを突くような豆板醤と唐辛子。インドと中華の合わせ技で攻めてきやがる。うまい!野菜のうまさも倍増していた。予想以上の絶品。なんだか、やみつきになりそうな味だった。


