年末年始の家族や仲間との集まり、
テレビの賑やかさや、街中の混雑、豪華な食卓。
特別な季節で、お祝いで、楽しいけれど
気づかないうちに疲れを感じている時期でもあります。
腰や背中の違和感は
食べ過ぎ飲み過ぎによる
内臓疲労から来ていることが多く…
楽しくおしゃべりしながら飲食している時は
口の中のものをよく噛まずに飲み込んでいることが多いので
意識して噛む回数を増やして
味わうことに注意を向けてみてください。
大人数が集まると
自分のリズムが乱されがちで
人によっては自己と他者との心地よい距離が取りづらくて
言葉に出来ない不快感が増していることも…
“密” や “騒がしさ” が苦手な人は
疲れやイライラを溜め込み過ぎる前に
ひとりの時間をとりましょう。
窓を開けて深呼吸
少し外に出て自然を感じる
五感に注意を向けて感じる、
好みの音楽を聴く、
などなどが生理学的にはお奨めですが
何よりも、
あなたが心地よく感じる、安心する、ホッとする、リラックスすること
あなたが何をしたいか、人といたいか、一人でいたいか、ご自分に聞いてみてくださいね。
人と距離を取り
自分の空間を保つことや
自分の心地よさを優先することに
罪悪感を持つ必要はないし
あなたが心地よい状態でいると（←こっちが重要）
それが周囲にも波のように伝わります（←これはあくまでもオマケです）。
子供のころ
親戚がたくさん集まるのが大好きで
最初のうちはすごくハイテンションですごく楽かった。
でも、テレビはうるさい
人の行き来やおしゃべりは激しい
食べ物は常に食卓にふんだんにある…
敏感な子供だったわたしには
インプットが多すぎて
すぐに疲れてしまう。
わたしの場合は
親戚の集まりなどでは大抵
ある時電池が切れたように機嫌が悪くなり（エネルギー切れるので…）
泣いたり、怒ったり、ムスッと無口になったり
そうすると
明るくて社交的な子供を望んでいた母の期待には応えられなくなるので
そんな自分がますます嫌になって
気分の悪さが止まらなかった。
だから
お正月など人が沢山集まるのは楽しい、でも苦手
親戚も大好き、だけどしつこいのはイヤ
大声も最初はいい、けど長時間は疲れる
ずっと穏やかでよい気分でいられないのは苦しい
いつも笑顔で機嫌のいい子供でいられない。
母や周囲の大人の期待通りには振る舞えない。
そんな自分はダメ。
こんな自分嫌い。
こんな風にして出来上がったストーリーが
大人になってもパターンとして何度も繰り返して
人を変え、状況を変えて繰り返されます。
自分ではもうどうにもならないと
思われるかもしれませんが
大人になってからでも
自分で解きほぐしていくことは出来ます。
今身体が感じていることをスルーせずに
気づいて、休む
気づいて、距離を取る
気づいて、深く息を吐く
些細な、小さなことですが
自分の身体の不快を放置せずに
一旦立ち止まって
身体と心の小さなささやきに耳を澄ませ
少しづつでも体感の良くなる工夫を
自分で選んでいくことで
身体との信頼関係が取り戻され
受け取れていなかった、
見えていなかった、
感じられなかった
自分の本当の姿や
本当の望みが
少しづつ姿を現してきます。
2022年、大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください♡
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