自然の近くに住んで
そのありようを観察する心が養われてくると
生きることすべての豊かさに気づくようになってきます
いま生きているということは与えられていると言うこと
生まれてからずっと、生き続けるために、命をつなぐために、
与え続けられているからわたしは今ここにいます。
今朝、オレンジ色のずっしりした見ごとな柿を食べました。
秋が深まってくると食べ物、特に果物が、秋の色に
オレンジ色、橙色、茶色になってくるのが面白いなあといつも思います。
わたしの中では秋の色はオレンジ色🍊
きのうも、陽が落ちてから空が見ごとなオレンジ色に染まっていました。
我が家の辺りは半分田舎なので(田舎の定義は人それぞれですが…)
で、話が横道にそれましたが
柿を食べるときに
その甘さやかおり
コリコリ、トロっとした食感や
ジュワッと汁が口に広がる感じ
さまざま味わいながら
柿の実がただポンッと
目の前に食べ物として置かれた時だけでなく
一年を通して柿の木が変化していく様子を
観察することができると
そして、感じる心が養われていると
太陽の光を浴びて
雨を受けて
大地に養われて
風に揺れて
柿の木が一年を通して
こうしたことすべてを体験して、
滋養にしながら、ゆっくりと変化して
実を結んでいく光景を心に思い浮かべることが出来ると
食べ物が与えられていることの豊かさ
それを食べ続けていま生きていることを
深い感謝と共に感じる力が養われます。
戦後教育システムの中からは
感じる、気づく
が抜け落ちているので
自分で“感じる”ことをトレーニングする必要、ありますよね。
わたしはそうでした。
それに敏感な身体は
感じる力が強すぎると、心地よい快の状態でいられなくなるので
感じる機能を閉ざしてしまう働きがあります。
自分を守るために備わっている。
だから “あんまり感じない” ことは
自分を守ってきた身体に刻まれた歴史でもある。
柿の実ひとつに大袈裟ですけど
自分と世界の関わり方って
意識的に自分で選んでいくことが出来る
そのために、感じる心が、感じる身体が、大切になってきます。
自分を守ってくれた鎧を
感謝と共に手放していくことで
呼吸と共に手放していくことで
さらに五感を使って
この世界をもっと深く味わっていくことが出来ます。
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