空気が程よく乾燥した、穏やかな曇りの日。
土曜日は最高のコンティニュアムワークショップ日和でした。
人間て、酷暑でも、しもやけが出来るような寒さでも
何とか生きていくことは出来る、けれど
無駄に入れている力をゆるめて
身体と心の緊張を解いていく
感覚をひらいていくって
安心で心地よく感じられることが大切で
だから今くらいの時期の穏やかな気候だと、
ワークに集中できて、深まりやすいです。
畳にゴロンと転がって
半ば瞑想状態になって動いたり声を出していると
声の響きで身体も細かく振動します
“すべては振動する物質である” という量子力学の説が
頭じゃなくて肉体を通して「あ、なんかわかる」な瞬間です。
そのままシークエンスを繰り返して続けていくと
だんだんと皮膚と外の世界の境界線がぼやけてきて
意識が肉体という器を越えて
ゆっくりと拡がり、拡大していくように感じたりすることがあって
こういうのを一瞥体験と呼んだりするようですが
だとしたら初めて高野山の合宿でコンティニュアムをした時に
わたしは既に一瞥体験を体験済みなんですよね。
まあ、いまだに悟りからはほど遠い状態ですけど…(笑)
それでもこの境目が無くなって
“個”がなくなり、
すべてと繋がっているような状態を体験するごとに、
世界をどう見ているか、価値観は少しづつ変化しているように思います。
身体を無視せず、放置せず、コントロールせず
身体に寄り添って生きていこうとすると
自分に向き合うことになる
自分を知ることなしに、
身体の緊張が緩んだり、身体が整ったりすることは無いから
身体の内側で起きていることに注意を向け
何が起きているのかに気づく
微細な感覚、自分の感じていること、身体や心の欲求
これらを無視することが少なくなってくると
世界が自分好みのものに変わっている
そんなことが起きてきます。
快、不快、
好き、好きじゃない、
リラックス状態、緊張状態
その時々の感覚に沿って
心地いい方、心地いいもの、心地いい人、
毎瞬最高に心地いい状態を無理せず選べるようになってくるからです。
昔々に読んだ
リズ・ブルボ―の「からだの声を聞きなさい」と言う本に
“からだの声を聞けるようになると、内なる神に出会うことになる
すると、自分がすることすべてに内なる神の思いが宿っているのを知ることになる
そうなったら人生の中で望んだことが叶わないと言うことはなくなる”
(内容ざっくり略してます、ちょっと違うニュアンスだったかも…)
と書いてあったけれど
瞑想でも、ヨガでも、コンティニュアムでも
それとも熱中出来る仕事やアート表現などでも
日々実践を重ねていきながら
内なる神との出会いを続けていくと
自分の望みから大きくブレることは無くなってくるのは
やっぱり本当だった、と思います。
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