3連休中日の昨日
南青山にある岡本太郎記念館に行ってきました。
最近は、庭園も美術館も
事前予約・定員入れ替え制の場所が多くなっていますが
こちらは今もふらりと立ち寄ることが可能で
程よい人数の人が出たり入ったり、神の采配が上手く働いているようです。
庭にも数々の作品が展示されています。顔がどことなく太郎さんに似ている♡
この住居兼アトリエとして
長年太郎さんが暮らし、生を営み続けた場所は
主がいなくなって時間が止まったような感じがするのと同時に
今も創作のエネルギーがこんこんと湧いている、不思議な場所です。
こんな風に芸術家のアトリエや生活の場を
記念館として後に一般に開放するの、人間岡本太郎が生き生きと生きた感じが伝わってきて素敵だなと思います。
川崎の岡本太郎美術館にも置いてあった
骨盤のカタチを思わせる赤い椅子がこちらにも。
美術にも芸術にも詳しくないので
ただ絵や彫刻の近くに立ち、身体が感じている震えや動きを味わうのですが
岡本太郎さんの作品や言葉に触れていると
この人は、
身体の内から湧いてくる衝動を
無かったことにせず、頭で捻じ曲げることなく
こうあるべき、とか
綺麗な・美しい・芸術作品、と脳内で変換せずに
天と地の間の通り道として
自分の肉体を明け渡して
これらの作品を震えに身をまかせて創り上げたんだな…
ここまでの明け渡しって
わたしみたいなエゴまみれの小さな人間には
なかなかの恐怖に感じられるのですが
これが出来たからこそ
神は太郎さんを通してたくさんの作品を共同創造することが出来た
そして、後年それに触れる人たちは何かしらの震えを感じることが出来る♡
(コンティニュアム創始者のエミリー・コンラッドも同じです♡)
個性が否定される
“みんな同じ”が安心
自由になれない
疲れた、痛い、眠い、つらい、etc
苦悩が多い現代の暮らしの中で
身体で感じていることを
無視することに慣れ過ぎたわたしたちは
身体に注意を向け
スピードを落として五感に耳を澄まし、
自分固有の振動・震え・バイブレーションを感じることで
見失ってしまった人生を取り戻したり
本当にやりたかったことを思い出したりして
少しずつ
生まれてきた意味を思い出す。
左脳が繰り返すエゴのささやきに服従せずに
天と地の間で、創造の喜びに身を捩じらせて身をゆだね
肉体という、
かけがえのない、ひとりにひとつ与えられた奇跡を使っていくことで
誰もがひとりづつ違う形で備えている
自分らしさ、個性、を発揮して
いのちを震わせて、
いのちを使っていくことが出来るようになるのだなと…
芸術に直に触れるって
身体志向のわたしにとってはそんな意味を持っています。
あなたにとってはどうですか?
●次回コンティニュアムワークショップは今週末
10月15日(土)になります。
詳細&ご予約は↓
身体の動き、液体の動き(ムーヴメント)を通して、
この命を生きることを、身体の神秘を、森羅万象の不思議を、宇宙の法則を
探求します。
コンティニュアムのセッションを受けてくださる方は
慢性的な痛みや、動きに困難や制限を感じておられる方、
麻痺の残っている方などが多くおられます。
セッションルームは小田急線の鶴巻温泉駅より徒歩15分。
また、訪問やオンラインでのセッションも対応可能ですので
スケジュールなどと併せて、どうぞお気軽にお問い合わせください。
●コンティニュアムムーヴメント 【個人セッション】
いつも読んでくださりありがとうございます。
コメント・シェア・リブログ大歓迎です💎