今週末18日は東京都品川区で
コンティニュアムムーヴメントの
ワークショップです。
お申し込みはこちらから↓
初めての方もご参加いただけます♪
会場は気の良い&眺めの良い和室です。
コンティニュアムで
ハミングの声を出す時に
時々両耳を押さえて声を出してみます。
そうすることで、
身体の内側での音がとても良く聞こえてきます。
注意を向けてみると…
息を吸い込むときに空気が鼻腔を通っていく微かな摩擦音や
声を出しているときに頭蓋(とその中身)や喉や胸などでハミングが響いているのが感じられます。
普通に活動している時には気にもとめない身体の感覚。
微細で甘やかなこの感覚に穏やかに注意を向けていると…、
呼吸は深くゆったりとし
身体の余分な緊張は抜けていき
身体は表現したいことを、動きとして外側に表わしはじめます。
いつの間にか思考は止み、
心地よく瞑想状態へと入っていきます。
この甘やかな感覚って、
花のかおりを胸いっぱいに吸い込んでいる時の感じと似ていて…
だから花が咲いていると、
いちいち立ち止まってかおりを味わいたくなる。
秋の虫が鳴いているときにも、そっと耳を傾けます。
かおりや音に注意を向けている時には、
思考の声が止んでいるのに気づくと思います。
人は感覚を感じている時には、思考し続けることは出来ないと言われています。
通常、放っておくと頭の中では様々な思考が流れていますが、
まだ起きていないことを心配したり、過去の不快な出来事を繰り返し思い返したり
反すう思考は、問題解決のための思考と違って脳を無駄に疲労させます。
グルグル思考に気づいた時には、深呼吸をして、五感を使ってみてください。
コンティニュアムで声を出し、呼吸を深めながら、
身体が持っている感覚との関係を結び直していくと、
自分の内側の世界と、外側で起きていることのズレによって起きる苦しみ…
などは自然と減っていくと実感しています。
ただこれは、
呼吸法やった、瞑想した、コンティニュアム・ムーヴメントした
だから苦しみが無くなるんでしょ…、という設定だと
いつまでも苦しみは消えていかない。
苦しんでいたことがあったなぁ、と
そのこと自体を忘れてしまうくらい淡々と実践を続けていくことが出来れば
意識も、身体も、取りまく世界も当然変わっているのです。
いのちはとてもシンプルで
自我であれこれ操作するのではなく
大いなる流れに一致してゆだねることが
変容の道だからです。
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