神様に出会うこと
時々ないですか?
わたしはあります。
神様と言ってもべつに普通の人ですし
偉くも高尚な感じの人でもなく
ただ、街中で、
その人はその人のありのままで
自然にしていただけですが
そこに出会したわたしが
その人によって何かを感じ
普段ならあまりしないだろう行動を
引き出されるようにして、なんの期待も無く行ったことによって
気づかないうちに閉じていたハートが大きくひらき
閉じ込められていた愛の迸りに圧倒される。
そんな体験をさせてくれる人、が街中で出会う神様です。
4年前にも似たような神様に出会っています^^
氏神様。
愛ってすごく強く"迸る" んですよね~。ナイアガラの滝みたいな感じでドドドーっと。
だからその激しさにちょっと驚きます。慣れていないから ^^;
先週、すこし遅い時間にスーパーで買い物をし
いつもと違う出口から外へ出ようとしたら
おじいさんが
買い物が済んだ商品をカゴから袋に入れていました。
でも、小さなビニール袋の口が開かないのか
ずーっと、もぞもぞ…、カサカサ…、と小さな袋と格闘していました。
今はコロナのために
お店によっては
指先を湿らすためのスポンジ等を
置かないようになっていて
おじいさんの乾いた指では
ビニール袋がなかなか開かないのかもしれないな、なんて思いながら
一度通り過ぎて、だいぶ歩いてから
でもやっぱり気になって戻ったら
おじいさんはまだ袋をカサカサやっている。
わたしはビニールロールから一枚切り取って
袋の口を開いておじいさんに話しかけました。
これどうぞ
間
意味がわからなかったかも…
おじいさんのレジカゴの中に卵が見えたので
卵入れますか? と言いながら卵パックをビニール袋に入れる。
残りはインスタントラーメンが2袋と、
何だったか覚えていないけど、袋に入れる必要は無さそうなものがひとつ。
手さげ袋は有りますか? と聞くと
これに入れるから、と背負っているバックパックを指すので
じゃあ大丈夫ですね
ありがとう
どういたしまして
と言う会話があってからわたしはスーパーを出た。
別にぜんぜん大した事は起きていないんです。
だけどそこから家に帰るために歩きだしたら、涙が溢れてきた
ビニール袋を開くために何分もかかってしまうおじいさんは
これから家に帰って、インスタントラーメンに卵を入れて食べるのだろうか、と思ったら胸がぎゅっと縮まった。
(独居老人が不幸、かわいそう、という訳ではなく、
インスタントラーメンがどうこう…、とか
そういうことが言いたい訳でもありません。)
歳を重ねて
身近には家族が居なくなった
家事も買い物も大変になってきた
そんな時に、
元気な人が、余力のある人が、手を差し伸べられる社会だったらいいな。
みんなが大きな家族みたいになって、サポートし合ったり、お話ししながらご飯を食べたりできる。
そんな風になったらいいな。
そんなことを感じたり考えたりしただけの、小さな出来事。
それでも
あの時のおじいさんは、
普段、何かを感じても、静かにそれを引き出しの奥にしまい込んで窒息させるわたしに、
内側に、脈々と、豊かに、湧き続けている愛の迸りをハッキリと感じさせてくれ
帰りかけた道を戻り、袋に卵のパックを入れるという行動をさせてくれた
神様なんだと思うのです。
神様って、至るところにいますよね♪
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