何度か披露宴にお邪魔しています。
なかなか写真を撮るチャンスがなかったのですが、
今回は少しだけ撮れたので紹介しますね。
遠い友人や恩師だと、招待状を渡すようですが、親戚や近い友人だと口頭で伝えられます。
服装ですが、男性も女性も、
上半身は普通の半袖の服、
下半身だけお祈りの服で行きます。
会場は新郎の家。
専用の業者がいるわけではなく、
親戚や近所の人たちで協力して
会場の飾り付けやお料理作りなどをします。
エントランスはこんな感じ。
「結婚おめでとう」
「招待してくれてありがとう」
などと挨拶をします。
一通り挨拶が済んだら、受付のところに箱があるので、
白い封筒に入れたお祝いのお金を入れます。
だいたい、一人50,000ルピア(約450円)が
目安のようですよ。
飲み物が何種類かと
お茶菓子が置かれています。
飲み物は
・アクアグラス(コップの形の入れ物に入った水)
・テボトル(ボトル入りの紅茶)
・コーラ
・スプライト
あたりが定番です。
アクアグラス以外は、瓶入りのものです。
蓋を開けずに真ん中に穴を開けて、
あらかじめその穴からストローを刺した状態で
置いてくれてるパターンが多いです。
伝わるでしょうか?
(私はすっかり見慣れてしまい、
写真を撮るのを失念してしまいました)
お茶菓子は
・ピーナッツ
・パウンドケーキやビスケット的な焼き菓子
・バリ島の伝統的なお菓子(ざっくり過ぎてスミマセン!)
などがあります。
好きなものをとって、席に座ります。
ここで、お茶菓子をいただきながら
周りの人とおしゃべりして過ごします。
そのうち、関係者の方から
「ご飯も食べていってくださいね」
と順番に声をかけられるので、
「いやいや、後で結構です」
「いやいや、そうおっしゃらずに食べてください」
というやりとりをして、食事をするところに案内されます。
毎回、「このくだりいる!?」って思うのですが、
見てるとみなさん、だいたいやってます。
すぐに食べに行くのは無作法なんでしょうかね。
で、食事の会場はこんな感じ。
バリ・ヒンドゥー教徒の披露宴なので
豚肉のメニューが中心です。
(ちなみに、私たちの披露宴では
ムスリムの方もたくさん来られる予定だったので、
ムスリムの方たち用のビュッフェコーナーを別に作り、
チキンと魚のメニューに置き換えてありました)
お料理を取ったらこちらでいただきます。
スプーンやフォークが置かれてる時もありますが
基本的には手で食べます。
なので、テーブルの上のお水は、
飲むだけではなく手を洗うのにも使います。
食べ終わったら、紙を捨てて、
お皿はそのまま戻します。
私の盛り付けがアレですが
・サテバビ(豚の串焼き)
・バビケチャップ(豚の角煮っぽいの)
・ミーゴレン(焼きそば)
・チャップチャイ(八宝菜っぽいの)
・トゥロールバラド(ゆで卵にサンバルをかけたもの)
・チャーカチャンパンジャン(長ササゲの炒め物)
などなど10種類ほどありました。
もちろんテーブルの上のフルーツも
自由に食べて大丈夫です。
お料理を作るのはシェフではなく
親戚や近所の人たちなんですが、
いつもめっちゃ美味しいです。
普通の家庭用の台所で作って
なくなったものを随時補充しています。
食事が終わったら、
またお茶菓子を食べていた場所に戻り
また少し周りの人とおしゃべりします。
適当な時間になれば、
関係者や新郎新婦にご挨拶して失礼します。
これ、ぜーんぶ自分ちの庭に作られた会場なんですよ。
だいたい、
・受付
・お茶菓子を食べるところ
・食事をするところ
・お酒を飲むところ(男性のみ)
があります。
これだけのものを作れるって、どこの家も
庭が広いなあと思いませんか?
うちの子が結婚する時、
お客さん3人くらいしか招待できなさそ…(笑)
私が出席したのは、
すべてバリ・ヒンドゥー教徒の親戚のものです。
なので、他の宗教だと違うのかもしれません。
また、バリ島内でも私の住むエリアは田舎です。
観光地などの都会の方だとまた違うかもしれません。
その点、ご了承くださいね。