夕方から始まったオゴオゴ。
実はしっかり見たのは今回初めてです。
この御神輿みたいなのに乗っている「オゴオゴ」は
悪霊の親玉と見せかけて、悪霊を乗り移らせて、
最後は焼き払って悪霊退治をする、というもの。
大きな音を鳴らしながら、村を練り歩き
明日からの新年に備え、
村の悪霊払いをしてくれてるというわけです。
…ということだけネットで調べていたので、
（夫の説明は今ひとつわからない…）
厳かなものかと思ったら、そこはバリ。
観客がいる場所では「イェーイ！」とおどけたり
ダンスしたりと面白い！
そりゃあみんな楽しみにするわけです。
近所にリゾートホテルがいろいろあるので
外国からの観光客もいっぱい。
夜からお祈りに行く予定だったので、
正装していたうちの子も、観光客の被写体になって
たくさん写真を撮ってもらいました。
そして、その後は海岸でお祈りです。
村を練り歩いていたオゴオゴが大集結。
うちも、マイオゴオゴ持参でやってきました。
お祈りが終わったら、
海岸に置かれてたオゴオゴを燃やして
海に流します。
長い時間かけて工夫を凝らして作っていたのに、
もったいない気もしますが…。
悪霊は、煙と共に光に帰って行くわけですね。
うちのミニオゴオゴも、便乗して
燃やしてもらいました。
これにてお祈りは終了です。
自宅に帰り、
ココナッツの葉っぱを束ねて火をつけ
これを振りながら家の敷地を歩き、
家の悪霊を追い出します。
これでバリ・ヒンドゥー教徒の
大晦日の行事は終了です。
ではではみなさま
