「ご飯をたくさん食べて太りなさい」
と、口々に言われること。
念のために言っておきますが、
写真で見ていただいたらわかるように
私は決して痩せているわけではないんです。
お腹なんてぽこんと出てますしね（自慢にもならん！）
都会の方に住むバリ人に聞いたところ
バリの田舎の方では「太っていること＝幸せ」
という考えを持つ人が多いとのこと。
なるほどねー。
だから、私が日本に帰ってる間、
たとえお菓子だろうと太るためならなんでもいいとばかりに
たくさん子どもに食べさせたわけだ
（そしてミニお相撲さんにされた
）
）義両親がいうには
「もっと太らないとお祈りの服が似合わないよ」
ということなんですが、せいぜい月に2回くらいしか
着ないんですけどねー。
まあ、それだけお祈りの日には気合が入るんですね。
そんなわけで、普段は自分で量を調整できるのですが、
家族が集合して食事をするお祈りの日には、
食べろ食べろと、次々に食べさせられます。
さっきご飯をやっとの思いで食べ終えたと思ったら、
次はデザート。
が、終わったと思ったら
「ご飯を食べなさい」
…って、いつ消化するねん！みたいな感じ。
私はバリの人の生活は尊重しますし、
馴染む努力はするつもりですが、
バリ人になりたいわけではありません。
でも、どうやら周囲の人は、私がバリ人になることを
望んでいるみたい。
私、夫に日本人になるようになんて
強制したことないけどなー。
かろうじて、もうすっかり日焼け止めを塗るのを諦めた
腕の色を見て
「だんだんバリ人に近づいてきたね」
と目を細められるにつけ、こっそりため息をついてます…。