つわり 私の場合 | *冷えとりバリ島ハッピーライフ*

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2度の流産をきっかけに始めた冷えとり生活も早8年、心と体を温めるっていいよ!って伝えたくて始めたブログです。
2016年に家族でバリ島シガラジャに引っ越しました。
自宅でココロをあたためるヒーリングサロンやってます♡

今日で13w4d。つわりが終わったかも…と感じています。

「つわり」「いつ終わる」などの検索でいらっしゃる方もいらほらお見かけするので、ご参考までに書いておきます(私も、つわりの真っ最中は何度も検索しました)。

極端な表現は避けたつもりですが、不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。つわりに関して他の人はどうかな、と思われる方のみご覧いただければと思います。



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つわり、と言ってもいろんな症状があるかと思います。私が特に悩まされたのが嘔吐、においに過敏になること(においと嘔吐が連動してしまう)、この2つです。その他には、立っていられないほどのだるさがあります。


だいたい6wあたりから、体がだるくて歩くのに通常の倍ぐらいかかるようになり始めました。ちょっと洗い物をするために台所に立つこともつらくて、横になってばかり。気分が悪くなって「おえっ」となることが増えてきました(実際には吐かない)。こういう状態が7wあたりまでありました。水のにおいがだめになり、お風呂に浸かっていられなくなり、水仕事が苦手になり始めました。食事は、冷たくてのど越しのいいものを選べばまだ1人前くらいは食べられました。

8wを過ぎると、朝起きた時から胸やけがし始め、食欲が全くなくなりました。それでも空腹を感じると余計に具合が悪くなるので、りんごやいちご、つめたいおいなりさん、サンドイッチ、おそばなどをちょっと食べていました。この時期から本格的に嘔吐が始まりました。大体、3時以降から夜にかけてが私にとって暗黒タイムでした。それでも吐くと悪いものが出たという感じで気分はすっきりしていました。白い泡のようなものをよく吐いていました。

ピークは9w~12wにかけてです。この時期は、朝から晩までスキあらば嘔吐という感じ。水分だけは取らないといけない、ということなのですが、どんな飲み物も受け付けなくなることもあり、そんな時はかき氷アイス(ガリガリくん的なもの)を食べていました。胃がぎゅーっとしぼられるような痛みとともに、ひどい時はオレンジや緑の液体を吐いていました(調べたところ、オレンジが胃液、緑が胆汁だそうです)。この時期は会社でもトイレにいる時間が長くなり、早退したり休んだりしていました。また、電車に乗るのもつらいのでタクシーを利用していました。毎日何もしていないのにヘトヘトでした。


13wに入ってからはだるさはあり、歩く速度は遅いですが、家事は少しならできるようになりました。胸やけが減り、食べる量さえ気をつければ嘔吐もしなくなりました。通勤電車にも乗れています。「何が食べられるだろう」ではなく「何を食べようかな」と考えられるようになりました。


つわり対策のサイトで「気分転換に散歩しましょう」とか「実家に帰ると軽快する場合もあります」「気の合う友達とランチをしてみては?」なんて書いているのを見て、「こんな状態でどうやって外に出ろと!?」とムカついていました。Wikipediaにも「生死にかかわる症状とは考えられていない」なんて書いてあります。でも、つわりピーク真っ最中の私は「こんなに苦しいのに死ぬ人がいないのは本当だろうか」と何度も思いました。病院で点滴を受けたり、入院されている方というのは、どれほど大変なのでしょう。こんな時期を、被災された妊婦さんはどう乗り切られたのでしょう。心が痛みます。


唯一、このつわり経験でよかったことと言えば、体がつら過ぎて「赤ちゃんは無事に育っているだろうか」「このまま無事出産を迎えられるだろうか」と思い悩むヒマがなかったということです(一番ひどいつわりの間は検診がなかったので、元気かどうかは明日の検診までわかりません)。

鍼の先生から「今だから言うけど」という前置きつきで、妊娠が判明した頃から10wあたりまで、私の心の状態が非常に悪く、このまま妊娠を継続できるかどうかと心配してくださっていたようです。先週の治療の時に「これなら大丈夫だ」と言っていただけました。この経験から、ちょっとはお母さんになるべく心が鍛えられたのかもしれません。

つわりで苦しんでいるお母さん、いつか終わりはやってきます。がんばらないで、どうかあと少しだけやり過ごしてくださいね。