日曜日に鍼の先生に健康になるための「呼吸法」について習ってきました。
今通っている治療院では、とにかく「体を治すには心の持ち方をかえましょう」ということをよく言われます。靴下重ね履き健康法を推奨されている進藤義晴先生と同じ考えですね。
呼吸というのは、無意識にされてるものでもあるし、意識的にすることもできます（深呼吸など）。先生いわく、意識的な呼吸で心の状態をかえることができるのだそう。
また、東洋医学的な考えとして「気」が停滞することが病気の始まりと言われていますが、呼吸は「気」をめぐらせる働きに長けているそうなのです。だからこそ、普段から呼吸に意識を向けて心と体を健やかにしましょう、とおっしゃっていました。今回教わったのは以下の3種類。
１つめ。
呼吸だけに意識を向ける（５分間）
目を閉じて、楽な姿勢で座り、鼻呼吸を行います。意識は呼吸だけに向け、途中で何か考えが浮かんだとしてもすぐに呼吸に意識を向けます。
２つめ。
呼吸を意識しつつ、体の状態にも目を向ける(10分間）
横になって、体をリラックスさせます。鼻呼吸で腹式呼吸をしながら、頭から順番に足先まで、こわばったりこったりしていないかチェックし、もしリラックスできていないようならほぐれていくようなイメージをします。途中で体や呼吸以外の考えが浮かんできても、すぐに意識を戻します。
３つめ。
骨盤をゆるめるような呼吸（10分間）
ひざを立てた状態で横になります（体育すわりをした状態で上体だけ横になる、といえばわかりますか？）。鼻で腹式呼吸をします。息を吸う時は、腰を浮かせるような感じ（足を踏ん張るような感じ）、息を吐く時は背中が丸まるような感じ。骨盤が前後に動くのがわかるような呼吸の仕方になります。
３については、「気」がよくめぐるようになるので、普段、押さえているものがある人は、涙が止まらなくなったり、嫌なことを思い出したりすることもあるんだそうです。
私は、３つめをやった後、遠くが見渡せるようになったような、すがすがしい気持ちになりました。あたまがすっきりクリアになる、という感覚です。
文章での説明が下手なので、うまく伝わらないかもしれませんが、もしよろしければぜひお試しください。