日本はイートインでもプラ容器で飲み物が提供されますが、

イギリス(イングランド)・フランス・韓国はすでに法律で禁止されてるって知ってました??


韓国のスタバは、フラペチーノも透明なグラスで提供されててびっくりした覚えがあります。


イングランドは店内もテイクアウトもプラ容器を禁止。





フランスは、なんと紙の使い捨て容器も禁止。繰り返し使うマグや食器で提供されるということみたいですね。



日本ではレジ袋が有料になった、
紙ストローや紙カトラリーになった
で色々物議をかもしてますが、

海外ではもっと進んでいることがわかります
(良いかどうかは別として)



 

なんで世界でプラ規制が進んでいるのか?

世界の約80%のプラごみを「中国」に輸出


2017年 中国がプラごみの輸入をやめる

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先進国が東南アジアへ輸出先を変える

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東南アジアで環境汚染が進む

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2021年プラごみの輸出規制が厳しくなる

(バーゼル法)

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日本国内のプラごみ処理の負担増

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プラスチック減らそう


という流れで、プラスチックのなかでも「使い捨て」に注目して削減が始まりました。



↓こっちに詳しく書きました



プラごみ問題は「ぽい捨てを減らそう」とかいう次元ではなく

・自国で処理しきれないごみを他国に輸出していた
・輸出先の環境問題の要因になっていた
 
これが問題だったと思います。


数字で言うと、日本の2020年廃プラ輸出量は80万トンです。

80万トンも海外に引き取ってもらって、
日本の使い捨てが成り立っているわけです。



人体にはマイクロプラスチックの影響があり
各大学で研究が進んでいます↓


空気中にもマイクロプラスチックがあって、
肺のなかからマイクロプラスチックが検出されていたり。


健康への影響は明らかにされていませんが

それがなくてもごみ処理コスト増
いずれは日本にも、英仏韓と同じような法律ができると思います。



 

飲食店の金銭的な負担は増える

食器を繰り返し使うとなると、
洗うときの「水」、食器乾燥機の「電力」が増えます。


これまでは国が税金でごみ処理してたけど
これからは事業者ごとに負担してね
って突きつけてるようなものですよね。

(日本の経済界はめっちゃ反発しそう)


ただ、いままでは自分達の負担がなかった分、他国の環境汚染につながっていたわけです。(もちろん、悪いのは違法投棄するような業者ではありますが)

それを棚に上げて、自分達が負担する段になって環境に優しくないと言い出すのはなかなか厳しいかな~と思います。
  

元はといえば自分達が出したごみが、自分達に返ってきているだけですからね。


個人としては少しずつ使い捨てからシフトしていくのがいいのかなと思います😺