余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩 -12ページ目

余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩

娘でいられる時間が残り僅か・・・

親不孝ばかりしてた私が最後に母にしてあげられる事は・・・?

母の死から二ヶ月が経つ


まだ二ヶ月・・・

もう二ヶ月かぁ・・・

そんな想い・・・


四十九日が終わりホッとできるかと思いきや

父の怪我・・・


心配と怒りで父に言った


『父ちゃん何してくれたのっ!!

何本指なくせばすむの!!』


申し訳ない気持ちでいっぱいだったんだと思う。

涙を流しながら一言 『ごめん』 と・・・。


これ以上何も言えなくなった。



右母指圧挫減損傷、血管損傷、開放性紛砕骨折


二週間以内に壊死する可能性が高い重症の外傷です。

壊死した場合は指の切断をなります。


入院診療計画書に書かれてあった。



怪我から一週間が経った・・・


とりあえず今は指が繋がってる状態


きっと明日か明後日くらいには

主治医が決断するだろう・・・


切断するか否かを


元の状態に戻ることはなく

障害が残るのは間違いない


きっと箸を使っての食事は不可能だと思う。


けど・・・ないよりあった方がいいに決まってる。


フォークを持つにしても

親指がなくちゃ使えない


今後の父の生活を考えると不安になる。


毎日、実家に寄り

母に手を合わせる。


『父ちゃんのコト守ってね。

親指も残してあげてね。』 と・・・。


きっと父は母の命日に病室にいるのを

辛く感じてるに違いない


そして寂しいと思う


だから父には母の写真を渡してある。


写真を見ながら母に語ってるんだろうなぁ・・・


私は辛いコトでも

笑いに変えてしまうダメな所がある


不謹慎だけど

それは家族だから親子だから言えるコト


その疑問を父に言った・・・

それは・・・。




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父まで入院して

病院と実家を行き来する毎日


仕事が終って車を走らせ40分・・・


去年から病院通いばかりしてる。


実家に行きネコにご飯をあげ

仏壇のお花の水を変える。


母の前でろうそくを点け線香をあげる。


誰もいない家・・・

ぽつんと一人座っていると

涙が止らない


私が唯一声を出し泣ける場所は・・・

誰もいない実家の母の仏壇の前


一家団欒が・・・懐かしく想う

けど、時計の針は戻せないんだよね・・・。


不自由にご飯を食べる父を見て思った。


親指が例えなくなっても

どんな形でもいい

生きていてくれさえすれば・・・


私が健康でいれば

私が食べさせてあげればいいじゃん


今まで散々親不孝してきたツケが廻ってきたんだよ・・・


どんなに辛くてもきっと乗り越えられるよ、私なら・・・

そう思ってがんばるしかないんじゃない?


・・・そう思っててもね、、、

やっぱ不安や心配で押し潰されそうになる


それでも人前では泣きたくない


今、私が泣ける場所は

誰もいない実家の母の仏壇の前だけ・・・


母はそんな私を見てどう思ってんだろう・・・。

きっと・・・私が泣いてたら心配だろうな・・・。


でもね、お母さん・・・

お母さんの前だけでは泣かせてね。


人前では笑顔でがんばるからさ♪



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仕事中に怪我をし入院


・・・災いってどうしてこんなに続くんだろう


いつになったら心身共に落ち着くコトができるんだろう・・・。


母のコトを考えボーっとしていたんだと思う。

いつか怪我をするんじゃないかと

心配していたコトが起こってしまった。


右手親指切断の可能性も・・・ある。


いまは指は付いてるけど

壊死した場合は・・・最悪切断


家の父、若い頃にも指を切断し

左手の三本がない


親指、小指しかない左手


どうするよ・・・父ちゃん・・・

右手親指が無くなったら今以上に不自由になるんだよ・・・


今日からまた病院通いの日々・・・


やっちゃったコトは仕方がない。

親指だけで済んだと思うしかないのかな・・・


母ちゃん・・・父ちゃんの親指守ってね。

お願いします・・・。