日本肝臓学会 in 熊本に参加しました | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

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今日は、熊本城ホールで行われている

『第60回 日本肝臓学会総会 in  熊本』

に参加。

今回は、1年目の看護師さんも

帯同して一緒に勉強に来ています。

 

なんと

『英語のセッションに行ってみたい』

とのことで、

 

午前中は、英語飛び交いまくりの

 

『International JAPAN Symposium 

Steatotic Liver Disease 診療の

Cutting edge』へ

私こそ会話を必死についていくが、

内容の理解というより

ヒアリングにエネルギーを注ぎます。

彼女がどこまで理解できているかは

私もわからない🤷

 

ただ、ずっとメモ✍️を取り続けてました。


 

内容は、

脂肪肝から肝硬変への変化を予測する

線維化マーカーは、

どれぐらい信憑性があるか?

 

ランチョンでは

角田圭雄先生から、

まだ日本では一つも承認されていない

脂肪肝の治療薬開発は

どこまで進んでいるのか?

 

糖尿病薬を中心に、

ちょっと面白い展開になっていることを

耳に入れてきました。

 

 

午後は、これも重要な話題

『肝疾患によるサルコペニア』について

肝臓学会が力を入れて

『肝臓リハビリの冊子』

を作りました。

もう、肝臓学会のサイトから

ダウンロードできますよ。

 

 

1年目の看護師さんは、

「日本語のセッションは

いくつか聞いているうちに

同じ話題になるので

だんだんわかるようになった」

 

学会で勉強する大事さと

面白さを経験して、

『もっと勉強します✍️』

と話してました。

この内容は、留守番してくれた

スタッフさんにも

後日教えてあげてくださいね。