石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

たま〜にTGRラリーチャレンジにエントリーするショボいラリーチーム監督のブログ

土曜日の四日市消化器病センター

恒例の肝臓がんにたいする

肝動脈化学塞栓術(TACE)が行われました

原発性肝臓がん(肝細胞癌)は通常

肝動脈から栄養されて大きくなるため

TACEではカテーテル先端を肝動脈経由で

腫瘍の手前までもってきます。

 



今回は典型的な肝動脈ではなく

横隔膜の動脈から栄養されるレアなケースであり

浦城医師は様々な画像やカテーテルを駆使して

血管選択にいたりました。



(こんな感じでやっていますという動画を中心にアップします)

 



 

術後スイーツは、あの有名な伊勢名物『赤福』さんが

月初の1日だけ限定で販売する『朔日餅(ついたちもち)』

並んで予約必須のレアな和菓子

なんと十一月の『ゑびす餅』をGETしました。

 

🧑‍⚕️『え?先生、並んだん?』

とレアであることは看護師さんもご存知

👨‍⚕️『ふふふ、きょうはあったんだぜ〜😎』

 

食するに黒糖と柚子の味わいが絶妙で

看護師さんに『スライムみたい』と言わしめた食感もこの上ない

 

さすが朔日餅の特別感!

🧑‍⚕️『まさか、来月も?😏』

👨‍⚕️『ごめん、そう簡単には朔日餅GETできんよ』

 

 

 

 

兵庫県神戸市です。

JDDW2025 日本消化器関連学会週間に参加

https://www.jddw.jp/jddw2025/

 

日本一規模が大きく最新の内容を扱う消化器病の学会ですが、

さすがにあれもこれも勉強するのは難しいですし、

頭に入りきらないのでテーマを絞りました。

 

新しい潰瘍性大腸炎の薬

肝不全の病態生理などの講演を中心に勉強しています。

午後からは、企業展示のフロアーで

新しい内視鏡関連のデバイスなどを見て回ります。

 

日帰りなので最後に神戸港の夜景や

神戸牛入り柳川鍋をいただいて帰路につきました。

 

 

 

出張巡回検診です。

 

保健師さん、放射線技師さん、臨床検査技師さんと

もちろん事務員さんや私も含め

健診会場に着いたときと終わったときに

全員協力して、数枚の衝立、血圧計、視力計、

心電図のベットや身長体重計など重量物の運搬や設置

 

重要書類や血液運搬用クーラーなど

車両と現場をシャトル便のように往復します。

 

『こちらからどうぞ』

『順番にお並びください』

こんな感じで開始から終了までずっと喋りぱなしでもあり

めっちゃ早朝出発の巡回検診では、

お昼頃、強烈な空腹に襲われることもあります。

この日は、そんな感じでもあり多数決で

会場からすぐの『まぐろレストラン』さんへ

https://www.maguro-restaurant.co.jp

 

 

『あ〜、トラブルもなく終わってこの時間はほっとする』

『あの動線、ちょっとイマイチやったかな?』

『さあ〜午後から病棟。でも早出日勤やで16時あがりやな』

反省会も含めながら美味しいまぐろをいただきました。

 

 

 

定期的に行われる

透析センターのケースカンファレンス+ミニレクチャー

 

今回の講師は新人臨床工学技士さん

内容は『これまでに学んできたことと患者対応』について

 

座学で学校で学んできたことと

実際に臨床現場で発生することの違いに

戸惑いながら、自分なりに分析し解決しようとしています。

 



マニュアルはあったほうがいいのか?

利点欠点の考察から

彼なりの答えをだしていました。

 

 



 

彼曰く『透析患者さんは思ったより優しかった』とのことですが、

これは彼の優しさの鏡になっているのではと思いました。

 

上長さんにも共有すべき興味深い内容で、

若いなりに、よく考えてお仕事に

取り組んでいるんだなと感心しました

 

 

 

昨日のブログの続きです

 

『日本NP学会(診療看護師学会)』は島根県での開催

 

学会でいっぱい学んだあと『出雲大社』⛩️に詣で🙏ました

 

 

その後島根半島の先端『日御碕』へ

 

ここには立派な灯台があり、上まで登ることができます‥

 

が、130段の階段が結構きつく感じます。

 

そして、日本海を見下ろす絶景に会えます。

 



 

 

 

最後は『足立美術館』

https://www.adachi-museum.or.jp

 

こんなところにあるのか?と疑問に思いながら

どんどこ山の中を🚗〜走ると

 

超超立派な庭自体が美術作品🖼️

遠くの山に人工的な滝を配置し、

鉄塔などが一切視野に入らないのに驚く

 

さらに横山大観氏の絵画など圧倒的な内容

 

 

出雲そばや、のどぐろ🐟、しじみ汁、ぶどうなど島根名物も頂き

 

出雲を中心に島根県の見どころ味所を満喫して帰路につきました

 

 

 

 

昨日のブログの続きです

 

 

『日本NP学会(診療看護師学会)』は島根県出雲市での開催

https://jsnp2025.jp

 

 

学会でいっぱい学んだあとは、

現地へのお礼もかねて見どころめぐり

 

 

出雲市といえば『出雲大社』⛩️

十月は神無月といわれますが、

出雲では八百万の神が集合するということで

『神在月』となります。

 

 

大迫力の神楽殿のしめ縄

 

 

 

二礼二拍手一礼ではなく、出雲大社は二礼四拍手一礼

素晴らしいご縁にめぐまれ、ここまで生きてきたことに感謝🙏

境内にたくさんのウサギ🐇がおり(あり?)

一緒に願いごとする看護師さんたち

 

 

出雲大社から1キロのところ

日の沈む聖地であり🌇

八百万の神をお迎えする『稲佐の浜』

日没にあわせていきました

 

 

なんと虹🌈もでていました

(最後に写ります)

 



あまりの神々しさに表現を失いました

 

 

つづく

 

 

 

島根県出雲市です。

 

四日市からのアクセスがあまりよくない島根県ですが

フジドリームエアラインの

小牧出雲線を使ってやってきました。

目的は『日本NP学会(診療看護師学会)』参加

https://jsnp2025.jp

 

 

お二人は早朝から出発したにもかかわらずお元気で

私が入ることができないハンズオンセミナー会場に

吸い込まれていきました。

 

診療看護師さんはデブリードマンという壊死組織の切除を

行う特定行為が可能であり、その練習として

グレープフルーツを使った模擬治療を行ったようです。

 

これが『めっちゃ勉強になり、楽しかったとのこと』

充実した学会参加になったようでした。

 

 

せっかく島根県まできましたので、

もちろん学会で勉強したあとのお楽しみもあり

それは次回のブログにて‥

 

 

 

 

今日の午前は菰野町へ出張巡回検診🩺

午後は2箇所の市内事業所様へ

出張インフルエンザワクチンでした。

 

受付担当の事務職員👩‍💼さんと

問診&ロット番号シール貼り担当の私👨‍⚕️と

接種係の看護師さん3名👩‍⚕️🧑‍⚕️👩‍🔬

接種希望者さんが滞在時間内に手際よくお越しになり

休む暇もなく3人が大活躍

🧑‍⚕️『こちらへどうぞ〜🤗、アルコール綿は大丈夫ですか?』

👩‍⚕️『ちくっとします💉、しびれませんか?』

👩‍🔬『もんだり掻いたりしないでください』

みんなが、ずっとこれを繰り返します。

 

なお、準備されたワクチンのシリンジはこんな感じ

これでも一部ですがぎっしり💉💉💉💉💉💉💉💉ですね

 

 

最後に

👩‍⚕️『今日全部で何人でしたか?』

👩‍💼『ほぼ250人』

👩‍⚕️『今年最多ですよね?』

👨‍⚕️『だと思うよ。みんなよく頑張りましたね👏』

 

やり遂げた感💦が溢れた帰路🏥〜🚗💨〜〜になりました

 

 

肝硬変の患者さん、透析の患者さん、そして

胃潰瘍や大腸がんから出血した患者さんは貧血になりやすく、

そんな患者さんの多い四日市消化器病センターでは

アルブミン、赤血球、血小板、新鮮凍結血漿といった血液製剤を

点滴する機会は非常に多くなります。

その血液製剤の適応については

厚生労働省から『血液製剤の使用指針』が発行されており

その基準で保険診療を行います。

アルブミンの投与基準は、アルブミン値がいくつ以下で

同月で上限は?とか

 

赤血球投与の基準はどんな場合ですか?

診療報酬請求の基礎であり、医事課の職員さんを中心に

勉強会を開きました。

 

 

講師は👨‍🏫、この私👨‍⚕️です。

 



 

なお、勉強したいという看護師さんも

自主的にたくさんいらっしゃいました👏

 

 

 

私が産業医を仰せつかっている

いなべ市の事業所様に出張しました。

 

今回は検診結果をもとに新人の管理栄養士さん

が保健指導行います。

脂質異常症、脂肪肝や体重過多、鉄欠乏性貧血の生活指導でしたが

普段から外来ですでにたくさん栄養指導をおこなっており

 

『次回の検診では、ぜひD判定(受診勧奨)から

C判定(経過観察)になるように応援しています』

 

一人一人の個性にあわせ、応援であったり

叱咤激励であったり、共感であったり

そんな駆け引きも上手だなと安心して任せられました。

今回このような場面に経験豊富な保健師さんも

同行してくれていましたが、スキルの指導というよりは

むしろ、この管理栄養士さんを事業症様にお披露目という感じでしたね。