羊羹研究家

羊羹研究家

羊羹を口に入れ、

目をつぶって、

思ふこと。

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かつてほど「羊羹、羊羹」と

そればかり求めているほどでもなくなっていた最近、

これを食べてまた、

羊羹を欲求するようになってしまった。


口に入れても、

「味」という「味」に

なかなか到達しないかんじ、

これが羊羹なんだよね、と

あらためて考えさせられた。


「味覚ってなんだろう?」

と考えてしまう。


おいしかった。。。


芋 ★★★★★★

水 ★★★

寒天 ★★★

砂糖 ★★★

塩 --

総合 ★★★★

---------------

全体固さ ★★★



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しょっぱい!

今まで食べた中で一番しょっぱい塩ようかん。


なぜ黄色いのかな?

原材料は小豆になっている。


あとをひく羊羹。



小豆 ★★

水 ★★★

寒天 ★★★

糖分 ★★★

塩 ★★★

総合 ★★★

---------------

固/柔 ★★★


長野県諏訪市諏訪2-15-8中央食品工業有限会社

0266-58-0781

紅葉屋本舗さんの抹茶羊羹につづき、

柚子羊羹。


抹茶羊羹同様、表面が乾燥したお砂糖で、

コーティングされている。


抹茶羊羹同様、

表面のお砂糖をちょっとカリっとかんだ後は、

すごくさっぱり。


ゆずだけに、錦玉羹かと思うほどだけれど、

寒天の触感ではない。

原料をみると、しっかり手亡が入っている。


すっぱみもほどよく効いている。



有限会社 紅葉屋本舗

和歌山県東牟婁郡串本町潮岬470

0735-62-6108

表面が乾燥したお砂糖によって

コーティングされているタイプの羊羹。


このタイプの羊羹は、私にとっては、

なごみの米屋さんの成田羊羹以来の

2度目。


前回同様、やわらかくカリっとした触感が、

なんとも楽しく、おいしくも感じる。


そして、ちょっとカリっのあとは、

とってもさっぱりしていた。


お豆の粉っぽさを全く感じさせない。

でも寒天のような固さや弾力はないから、

やはりお豆なんだよなぁ、と考えてしまう。


お抹茶の香りが、とても効いてる。


水羊羹のようなさっぱり感。



有限会社 紅葉屋本舗

和歌山県東牟婁郡串本町潮岬470

0735-62-6108


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とても濃厚な羊羹。

濃くいれたお抹茶と一緒にいただくと、

すごく高いレベルの調和が発生して、

「まいりました」という感じ。


しょっぱさが甘さをひきたて、

甘さがしょっぱさをひきたてている。


つまり、

お塩がお砂糖をひきたて、

お砂糖がお塩をひきたてている。


こんなにお塩とお砂糖が手を結んで、

力いっぱい仕事をすることはめずらしいと思う。


赤穂の塩羊羹とは、

また全く違う塩羊羹でした。



勢語庵さんには、

汐風という一口サイズの塩羊羹もあります。

こちらも今回食べることができました。


この一口羊羹のスタイルがすごい!


私はよく野点をしています。

しかし大好きな羊羹を持ち出すことが

なかなか、難しい。

一棹まるごと持っていくと、

重いし、切る手間がある。

切って持っていくというのも、

形を維持するのが難しい。


しかし、この一口羊羹は、

あやめの形をした小さな羊羹が、

一つ一つ紙につつまれていて、

野点に最適!


しかも!

包み紙をとめているクリップ(!?)が、

竹の真ん中に切れ目を入れて

はさめるようになっているものなのですが、

これが楊枝にもなる。


さらにしかも!

羊羹をきれーいに切ることができる楊枝って、

なかなかないのですが、

この楊枝はものすごくきれいに切れる。


野点に最適すぎ。


調べてみると、

今回はあやめの形でしたが、

季節によって変わるそう。


すてきだなぁ。


さすが伊勢。



三重県伊勢市二見町茶屋569-35

TEL 0596-42-1212

FAX 0569-42-1989

http://www.hp-hcs.net/~seigoan/