本を片手に街に出よう -58ページ目

丸の内

 休日の丸の内を散歩した。
 丸ビルOAZOを始め三菱村の再構築が進んでおり最近は休日でも人が多くなったが、それでも新宿渋谷池袋に比べればかなり人口密度は低く、ゆったりと休日を過ごせる。

 本を片手に喫茶店のはしご。お勧めは新丸ビル(現在は建て直し工事中)の裏にある店が、内装も洒落てるし休日客も少なくてよい。
 または、東京駅の北口?のほうにあるスターバックスも、ちょっと寒いけどソファのすわり心地がよい。

 取り敢えずオープンしてまだ新しいOAZOに行ってみた。丸善がこれまたお洒落な内装なのだが、OAZOそのものは何かバブル後遺症っぽい雰囲気で何とも…
(真ん中の吹き抜け通路は寒々しくて失敗な気がする…)

2Fに宇宙航空研究開発機構のショールームがあって宇宙食が売ってます。
ちょっとひねった東京土産にはいいかも知れない。

【ビジネス】内側から見た富士通「成果主義」の崩壊





著者: 城 繁幸

タイトル: 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊

城 繁幸(2004)。


 寒い!自分の会社も成果主義とか目標管理をおもいっきり導入していて、しかも上手く活かせてないんで(しかも自分は本の中で散々こき下ろされている評価者側)、かなり寒い内容だった。


 著者は頭いい人ですね~

 物凄く冷静かつ客観的な分析。と思ったら東大じゃないですか!しかも若い。やっぱ頭のデキかな?この方、在職中にずっと日記でもつけてたんですかね~

 語られる事実もあまりに克明すぎて、「この会社やばい!」と思わず声に出してしまいそうになった。あっということは自分の会社もやばいってことか!


 大体ソフトウェア業界に目標管理ってのがあまりなじまない。新しいビジネスモデルで、新しい技術を使うんだから、やる前から目標なんか決められない。やってみなきゃわかんないでしょ!というのが多い。

 他社の皆さんはどうなんだろうか?


 読んでいるとちょっと鬱ってくるけど、うんうんそうだよね~なんて読みながら、まあそれでもいくつかヒントは得た事は得たんだが…

 本の内容自体は、後半に至っても駄目な内情のオンパレードで救いが無い。

 次はバカな内容でもいいから元気が出る本を読もう…

【小説】天使と悪魔


著者: ダン ブラウン, 越前 敏弥
タイトル: 天使と悪魔(上)

著者: ダン ブラウン, 越前 敏弥
タイトル: 天使と悪魔(下)

ダヴィンチ・コードで有名になりすぎてしまった著者の「ラングドンシリーズ」実はこちらが第一弾。

ちょっと漫画チックな場面があり「そんなワケナイダロ!」と言いたくなるが、歴史とオカルトを上手く絡めて最後まで一気に読めるのでこれはこれで楽しめる。
イルミナティってかの国では結構有名なのか?実在したの?
これを読んで、旅行の余りのドル札を引っ張り出してしまった…
映画トゥームレイダーでも出てくるが、これも同じモデルから設定したのだろうか?
「秘密結社」というのがなんとも怪しい魅力の響きだよね…

ともかく、本書は「宗教と科学の対立」とか重たいテーマ選定である割には、「トゥームレイダー」的ご都合主義&軽いノリが散見されるため、終盤でカメルレンゴが迫真かつ悲痛な演説をしても、どこか滑稽に聞こえてしまう。
やっぱりダヴィンチ・コード同様、映画向きかな…

いっそ、著者にはこの路線で映画脚本を量産してもらい、007みたいに映画化し続けたらどうか。ラングドンガールみたいな人も毎回出てくるし。
映画版ダヴィンチ・コードが大ヒットすれば可能性は0じゃなさそうだけど、宗教団体が早速脚本書き換えを要求しているようなので、映画の出来も怪しいね…


BGM->Music from the motion picture"TOMB RAIDER"2001

両開きEV

を発見。
こんなのがあるんだ・・・

何で泣いてるの?

泣き顔発見