リンカーン弁護士。潔白の法則 上巻 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

映画 リンカーン弁護士(2012)

 

図書館に予約を入れておいたマイクル・コナリーのリンカーン弁護士シリーズ第6作『潔白の法則(2020)講談社文庫』の上巻のみが届いてさっそく読んでみたところ。一気読み。リンカーンの後部座席を執務室に、金のためなら悪党の弁護も厭わないというダーティーな弁護士ながら、彼なりの倫理と矜持を持つ。

 

『潔白の法則』では、リンカーンで移動中に警察の職質を受けたところ、トランクから(思ってもいない)かつて顧客だった詐欺師の射殺体が発見され逮捕収監される。周到に仕組まれた罠に落ちた自身を救うために、自分自身を弁護する本人訴訟に臨むのだが… 冒頭からスリリングな展開です。

 

マイクル・コナリー:潔白の法則(2020)講談社文庫

 

マイクル・コナリーのハリー・ボッシュ・シリーズの陰に隠れがちだがようやく本領を発揮しだしたか。シリーズ初巻は映画化され、それなりに面白く拝見したが、どうやらNETFLIXで第2巻あたりをベースにドラマ化されているみたいですね。ちょっとみてみたいかな。