R.タゴール。新月:The Crescent Moon | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

Rabindranath Tagore : The Crescent Moon (1924)

 

インドの詩人ラビンドラナート・タゴール(1861-1941)についてはほとんど知らないに等しい。タゴールに対する興味というのではなく、彼の英訳詩集『新月/The Crescent Moon(1924)』の装釘挿絵に偶然目が止まり手した。本作品は早くに妻を亡くし、残された子どもを不憫に思い

 

自らの童心を見つめながら、子どもたちの枕辺で読んでやるために書かれた。こうしてた詩の束が詩集『幼な子(1903)』としてまとめられ、この作品を元に自身で英訳『新月(1913)』として世界中の子どもたちに贈られた。よって、私が手にしたのは10年後の再販本ということになります。

 

 

結局、図書館から借り出した『タゴール著作集(1981)第三文明社』の訳を対照したが、この本一冊ではラゴールのアウトラインは描けない。なお、タゴールは岡倉天心と昵懇(天心のインド歴訪時に知り合った)そうで、天心の死後、わざわざ天心の拠点だった茨城県五浦を弔問している。

 

 

サッカー日本代表Uー24、対アルゼンチン代表第2戦は日本の快勝でした。ハイライトしか見ていないのでなんともですが、三苫薫に代わった田中碧の評価が高いようで、三苫ピンチ。一方、A代表のモンゴル戦は14得点のゴールラッシュ(力に差がありすぎて)評価のしようがありません。