賄い飯 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

 みをつくし料理帖の北川景子

 

高田郁「みをつくし料理帖」にはテレビ朝日が制作した北川景子版(2012,2014)があったようで、どうやら見逃したようだ。原作の容貌からはかけはなれた美人だが、まぁこれはこれで異存はない。キャスティングはというと、吉原の料理人又次役にNHK大河でブレイク中の高橋一生、主人公の澪が母と慕う

 

天満一兆庵の元女将に原田美枝子というのは、ちょっと観てみたいような。北川景子は映画「花のあと」で時代劇初挑戦、そしてこの時代劇ドラマ主演ということになる。

 

ちょうど「みをつくし料理帖」第6巻を読み終えたところで、書中「賄い飯(まかないめし)」というのがでてくる。仕事の合間に料理人が(ありものを使って)短時間で料理し食べる〝腹ごしらえ〟のことだが、冷や飯にアツアツの豆腐をのせ、鰹の削り節に刻みネギ、これに生姜をおろしを少しのせ菱油をかけまわして食べる。なんだか美味しそうなので生姜を買って帰ろう。

 

 

映画「花のあと(2009)」はもう一息の仕上りだったが、宣材のスチール写真はかっこよかった。古いイラストを載せる。