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ハードカバーで500ページ以上にのぼる。活字中毒者でないと読みにくい本。とばし読みでやっとこさ読んだ感じかなぁ。
パラマハンサ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」の中で、自らの意志で瞑想に入り、そのまま亡くなる「マハーサマーディ」という死に方があるのを知った。

著者であるパラマンサ・ヨガナンダも、1952年、アメリカのある晩餐会の終わりに「私は 今から死にます」と挨拶し、北を向かって瞑想し、そのまま肉体を離脱したとある。

そして彼の肉体は死後20日経っても硬直せず、腐らなかったと報告されている。

 



別に50才になったから死に方に興味を持った訳じゃあなく、「マハーサマーディ」という、誰にも迷惑を掛けず、自分の意志で生を全うできる生き方に興味を持った。
このことが最近読んだ「宇宙の根っこにつながる生き方」の中で出てきて、思い出した。

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これは文庫本。この中に12/21に書いた「ミュータント・メッセージ」が何度も出てくる。
著者の天外伺朗氏は本名、土井利忠氏。ソニーの研究所で先端技術の開発・研究に携わった人。
CDの開発者として有名で、近年はエンターテイメントロボット・アイボ、ヒューマノイドロボットの製作責任者としても知られている科学者。
彼はこの本の中で「精神的に満ち足りる人生を送る」ための方法を書いている。


彼の言葉を借りると 満ち足りた人生=心の底からの感動 である。そして現代人は感動からかけ離された生活を送り、どこかで満たされていない気持ちを持っていると。

それは試験のためだけに勉強する詰め込み式の教育方法であったり、競争社会の中で失われていく人を思いやる心であったり。。。


「心がささくれる」いう言葉で表現されるように 肉体だけでなく 魂にも栄養が必要なんだと。
もちろん、身体を動かして、瞑想をすることの大切さも書いてあります。

私も ヨガと瞑想をきちんとやるようになって 自分の中の感動する能力が上がった。

電線につかまって鳴いている雀を見ても「なんてきれいな鳴き声なんだ。かわいい~」と思うし、道ばたの草木を見ても その色の美しさに感動をする。

昔は今から思えば「心がささくれた状態」。
そして瞑想をすることで大きな愛に包まれている感覚がある

何をしていても不安がない

悪いことはいっさい起こらないと 心の底から思える



それもこの本の中の、このフレーズで納得できた。

宇宙は 全体として ひとつの生命体です。 その基本は 「無条件の愛」であり また「仏性」であり 宗教が神や仏と呼ぶ概念と一致します。


瞑想することで 宇宙からの無条件の愛を感じれるようになったんだ とも思う。


*「無条件の愛」とは母親が生まれた子供に対して注ぐ愛情に近いとあった。
一般に母親はこれが自分自身から発する愛情だと思っているが、実はそうではなく、宇宙の愛が母親を通して子供に注がれていると考えられる。


とても良い本だった。




今日の一枚

この子たちも私に無条件の愛を注いでくれる。

なに、くわえてんの?

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僕にもちょうだいよ

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