ヨガと決心 | 家族の統合失調症に向き合った日々

家族の統合失調症に向き合った日々

何の変哲もなかった人生が、家族の統合失調症をきっかけに変わりました。この経験を、同じ悩みを抱え苦しんでいる方に届けたい一心で書いています。

こんにちは。

しんいちろうです。

 

 

が統合失調症を発症する以前から、わたしは2人で千葉にご在住のヨガ先生のご自宅にある教室で、月に一回個人指導を受けておりました。

 

 

今、世間に広まっているヨガは、たくさんポーズをしたり、エクササイズやダイエット、美容、リラックス効果に焦点が当てられたものが多いと思います。

 

 

ヨガをすると確かにエクササイズ効果やリラックス効果はあります。しかし、それは本来のヨーガの目的ではないそうです(先生曰く)。

 

 

その先生のレッスンでは、呼吸と動作を合わせて身体を動かして緊張と弛緩の刺激を繰り返します。

ほとんどポーズはとりません。

 

その時の身体の感覚と刺激を 観察することがメインです。

 


そしてもう一つ、同じ先生から心の解剖学という講座を学んでいました。これはヨーガ・スートラをベースに心の仕組みを学ぶ講座です。

 

 

心の解剖学では、どうして心が原因で苦しむのか、その仕組みを学びます。

 

 

とはいえ、心の仕組みを学んでいたものの、妻が統合失調症を発症した際は、激しく動揺した心にわたしは完全に支配されていました。

 

 

ただ、それでもどうにかこうにか落ち着きを取り戻し、怒涛の渦の中で必要な行動をとることができたのも、ヨガのおかげだったと思います。

 

 

ゆっくりと呼吸をすることを練習していたのと、心の仕組みを学んでいたことが窮地に陥った自分の救いになりました。

 

 

しかし、学べば学ぶほどヨガに対して疑問がわくようになりました。

 

私より先に、しかも真剣にヨガに取り組んでいたはずの妻が、なぜ今回こういう結果になったのか。

 

 

何か道を間違えてしまったのなら、夫のわたし自身が何が間違いかを理解できるようになるために、哲学と身体の実践を含めたヨガ個人指導を月一回、一年の期間で先生にお願いしました。

 

 

家出した妻が広島から戻って来て、私の手料理を食べてくれた時に見せてくれたあの笑顔をもう一度取り戻して欲しい。

 

ただそれだけの願いを持っての決心でした。

 

 

妻が実家に療養のため戻って行き、ひとり取り残されたわたしは、真剣にヨガに取り組むことを決めました。

 

 

 

2人笑顔で夫婦の道を歩けるようになるために

 

 

 

今日のブログがご参考になれば幸いです

しんいちろう

コアラ