わたしの苦悩 | 家族の統合失調症に向き合った日々

家族の統合失調症に向き合った日々

何の変哲もなかった人生が、家族の統合失調症をきっかけに変わりました。この経験を、同じ悩みを抱え苦しんでいる方に届けたい一心で書いています。

こんにちは。

しんいちろうです。

 

 

妻が突然の家出から帰ってきて2週間ほどは、自宅勤務や時短で仕事をしながらわたし一人で看病をしていました。

 

 

そんなわたしの身を案じたヨガの先生から、実家のご両親にも状況をお伝えしてはどうかと連絡がありました。

 

 

これ以上、精神疾患を患った妻に、わたし一人で誰の援助もない中で向き合うことは、精神的負担が大きすぎるのではないか、というご意見を受け入れることにしました。

 

 

しかし、いざ実家のご両親に電話しようとすると、わたしの心に抵抗のような、大きな不安がのしかかりました。

 

 

ご両親は、娘が精神疾患になってしまったことをどう思われるだろう?

 

 

わたしはといえば、未だ妻の実家に帰るたび気を遣う始末です。

 

ご両親と話す時は、緊張してしまうわたしが、いきなり電話をしたら・・・

 

どう思われるだろうかと考え込んでしまい、行動に出れなくなってしまいました。

 

 

 

妻のための行動が第一だと思いなおすことで、電話をかける勇気を持てました。

 

ご両親に最近の妻の様子を話し、わたし達の家まで迎えにきてもらうようにお願いしました。

 

幸い、妻の母は仕事を退職しており、電話した翌日に迎えに来ていただくことになりました。

 

 

その時、ヨガの先生のアドバイスで以下のようにしました。

・妻の母が来ることを妻に知らせない

・妻の母から妻に連絡をしない(これは私から電話でお願いしました)

 

事前に知ると妻が身構えてしまうことを考慮してのアドバイスでした。

 

 

次の日、わたしは仕事を休みました。

 

妻には買い物に行くと言って駅まで義母を迎えにいきました。

 

駅から家までの間、義母に状況を直接お話ししました。

 

義母と家に到着すると妻は寝ていました。

 

起こすと母親がいることに妻はとても驚いていました。

 

実家で療養してほしいとわたしが伝えると、妻はいやがりました。

 

義母に説得してもらい、最低限必要な着替えと身の回りのものを持たせて駅まで送りました。

 

 

妻の実家に向かう新幹線の中から、妻が泣いていると義母から連絡があり心配しましたが、家に無事着いたと連絡があったときは安心しました。

 

妻と必死に向き合って看病していただいた義母に感謝しております。まさに母は強しです。

 

 

 

今日のブログがご参考になれば幸いです。

しんいちろう

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